昨今、SNSで自作の料理を披露してくれる“料理男子”の俳優が増えている。推しと料理の組み合わせに、心をときめかせているファンも多いのではないだろうか。
「2.5ジゲン!!」では、料理男子の魅力に迫る連載企画「推しの推しレシピ」をスタート。第一弾は「#影飯」として自身のSNSに手作り料理やレシピを公開している影山達也にインタビューを行った。
時短料理が得意ということで、おうちで簡単にできる「夏バテ防止レシピ」をテーマに、トマトとアボカドの冷製パスタを紹介してもらった。
調理のポイントやこだわり、料理を始めたきっかけに加えて、自粛期間中の心境や7月上演の出演舞台『12人の怒れる男』の見どころなども聞いた。
「時短でおいしく」がこだわり!「#影飯」の魅力に迫る
――料理を始めたきっかけを教えてください。
料理は小学生の頃からしています。当時はサッカー部で部活ばかりしていたんですけど、土日などに、母から「自分のご飯は自分で作れ」と言われたのがきっかけですね(笑)。おかげで料理をする意識がつきました。
母は栄養士の資格を持っているので、栄養や食材の合わせ方について、いろいろと教わりました。小学生の時にはもう、炒飯とかも作っていました。和えたりするような簡単なものでしたけど、夜ご飯の手伝いもしていましたね。
――料理へのこだわりはありますか?
大前提は、「自分が食べておいしいこと」ですね。あとは「時短」です! 簡単にできる料理しか作らないです。
料理に30分以上、時間を掛けるのが無理なんですよ。洗いものも増えちゃうし。面倒くさがり屋なので(笑)。「時短でおいしい」がモットーですね。
上京した頃は、イタリアンレストランでアルバイトをしていました。ホール担当だったんですけど、キッチンの方にパスタのレシピを教わりました。「パスタは高さを出して盛り付ければいいよ」っていうアドバイスを聞いて、今でも実践しています。
――30分以内ですか。すごく早いですね。
ほとんどは、10分くらいで終わります。今回の冷製パスタも、お湯を沸かして、パスタを茹でる時間の方が長かったかもしれないです。切って混ぜるだけなので。
10分でできる「トマトとアボカドの冷製パスタ」レシピ
■彩り鮮やかなトマトとアボカドの冷製パスタ
――早速ですが、レシピを教えてください!
料理をするときに、分量をはかったことがなくて……伝わりにくいかもしれないんですけど(笑)。
――すごくおいしそうです! ちなみに、影山さんが「彼女に作ってあげたい料理」はありますか?
1回は絶対パスタを食べてほしいですね! パスタばっかり作っているので、自信があります。毎日僕が食べているものを共有したいですね。
――得意なパスタ料理は?
余りものの材料で作っちゃうペペロンチーノです。トマトソースは酸味を飛ばすためにちょっと煮込んだりするので時間がかかるんですけど、ペペロンチーノはすぐに作れます。具だくさんで彩りがいいペペロンチーノをよく作っています。
――では逆に、「彼女に作ってもらいたい料理」はありますか?
和食を作ってほしいです。時間がかかるので、僕はあまり和食を作らないんですよね。煮込んだり、出汁を取ったり……それが面倒であまり挑戦してないので、そういうのを作ってもらえたら嬉しいなって思います。
夕食時とかに、他のご家庭から香ってくるお味噌汁のにおいが好きなんです。『出汁香る料理』っていう感じのを作ってもらえたら、僕の中ですごくポイントが高いですね!
もちろん顆粒のダシでもおいしいんですけど……。「出汁からとったよ」って言われたら、すごくキュンとくると思います(笑)。
――具体的に、どのような和食料理を作ってもらいたいですか?
やっぱりお味噌汁ですね。あとは、みりんを使った煮物とか煮つけとか、肉じゃがとか、ザ・和食!っていう感じのが食べたいです。
自粛期間中の新たな挑戦、仕事に対する意識の変化
――外出自粛期間中に、新たにチャレンジしたことはありますか?
いろいろあるんですけど、筋トレを始めました! 実は筋トレが好きではないんですけど……。あまりにも家にいてやることがなかったので、体がちょっとたるんじゃったんですよね。
僕は動かないと、全然ご飯を食べないんです。だから無理やりにでも動いて、ちゃんとご飯を食べて、健康でいようと心掛けていました。今はいい感じに筋肉もついてきましたよ!
あとマイクとか、パソコンでゲームキャプチャできる機材を買いました。ファンクラブ向けのラジオも始めたので、自分で配信できるように。
今は第2弾に向けて準備中なんですが、ラジオで流す曲も、自分でギターを弾いて歌ったものを使っています。
――編集もご自分でされるんですか?
教えてもらいながらですけど、編集も自分で頑張っています。「ここはノイズが入るから音量を下げよう」とか、いろいろと調整していますね。
―――いろいろなことに挑戦されていたんですね。その中で気付いたことはありますか?
スタッフさんたちのおかげで、僕たち役者はいろいろなことができていることに改めて気付かされました。舞台は、いろんな方が協力し合ってひとつの作品が完成するんだと身に染みて感じています。
自粛期間で舞台に立てないので……。その分、いろいろなことを発信すると、いつも応援してくれる方々が喜んでくれますよね。ギブアンドテイクじゃないですけど、喜んでくれるからには、僕も頑張ろうという気持ちがより強くなりました。
――7月には舞台『12人の怒れる男』にご出演されます。
ナイスコンプレックスさんの舞台には、今回で3回目の出演です。
この舞台は、再々演になる人気作で、裁判員裁判のお話です。父親殺しの罪に問われた少年が有罪か無罪かを議論していくというのが物語の大筋なんですけど、1つのテーブルを囲んで、役者同士がぶつかり合えるのが魅力です。
僕が演じる陪審員7号はやんちゃ系で、場をかき乱すような役割です。今までにあまり挑戦したことのないキャラクターになっていますし、久しぶりの舞台なので楽しみです。わくわくしています! お客さんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。
――今回はAチームとBチームによるダブルキャストです。共演するのが楽しみな方は?
同じBチームの萩原悠さんや足立英昭さん、赤眞秀輝さんは「ナイコン」でご一緒したことがあります。山本誠大さんや村田充さんも別の舞台で、神田聖司くんも演劇「ハイキュー!!」で共演していて、ほとんど知り合いなんですよ。同じチームですごく心強いです。
個人的に気になっているのは、Aチームの陪審員7号、古谷大和くん。大和は20歳の頃から知っているんですが、今回初めて同じ役を演じるんです。
「どういう役を作ってくるんだろう」って想像しますし、「こっちの方が面白いって言われるように頑張ろう!」っていう役者バトルも個人的に楽しみですね(笑)。
――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
自粛期間中は舞台、映画、アニメ、漫画、小説など、多くの芸術作品に救われました。
役者はそれを形づくる職業なんだと僕は再確認できましたし、とても気持ちが引き締まり、そして誇らしくなりました。
久しぶりの舞台出演に緊張していますが、自粛期間を経て成長した姿を劇場で皆さんにお見せしたいと思っているので、7月の舞台も観に来ていただけたら嬉しいです。今回の舞台はどういう雰囲気になるのかも想像ができないので、また新しい作品が生まれるんじゃないかなと思っています。
引き続き、お互い健康管理に気を付けましょう。そして、笑顔でお会いできることを楽しみにしています!
〜〜編集後記〜〜
管理栄養士としても働く、執筆を担当したライターによると、今回の「冷製パスタ」に使用されているミョウガには、消化を促進する働きがあり、食欲が減退しがちな夏にピッタリ。さらに、トマトには体を疲れにくくさせる抗酸化作用があり、夏バテ防止にオススメだという「手軽さ」と「おいしさ」、さらに「栄養」まで兼ね備えた今回のレシピ、ぜひ試してみてほしい。
影山達也 出演情報
■舞台『12人の怒れる男』 2020年7月23日(祝・木)~8月2日(日)
東京・新宿シアターモリエール
公式サイト:http://naikon.jp/next.html■イケメン役者育成ゲーム『A3!』【第三部】
CV:荒川志太役で出演中
公式Twitter:https://twitter.com/mankai_company
公式HP:https://www.a3-liber.jp【Twitter】
@Kagechanman0712【オフィシャルファンクラブ:village/ganba-ro (ヴィレッジガンバーロ)】
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