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小波津亜廉が演じたベストキャラは? 次元の壁を突き破る、圧倒的なオーラを放つ沖縄美男子

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舞台上ではひときわ目を引く華やかさを持つ役者・小波津亜廉。トークになれば、周りをしっかり見ながら軽快に回していく上手さに、思わず目を奪われてしまう。

彼のまとう空気からは「芝居や人間が大好き」というオーラが溢れ、彼の芝居に触れていると、なんだか心が浄化されるような気持ちにさえなる。

沖縄出身で常夏の景色が似合う小波津亜廉は、今日8月23日に29歳の誕生日を迎えた。

2016年以降、メインキャストでの舞台出演が増え、これまでにも様々な役を演じてきたが、その中でも、どのキャラがファンにとって印象に残っているのだろうか。

事前に実施した「小波津亜廉が演じたベストキャラは?」というファンアンケートに寄せられたコメントと共に、彼の活躍の軌跡をたどってみたい。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

RAN 役/舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『JOKER TRAP』」

早速コメントの寄せられた作品を紹介していくのだが、今回のアンケートでは、4つの役に同数のコメントが寄せられていた。そのうちの2役が、劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪シリーズのRAN 役とマルロー 役である。

まずは2018年に上演された舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『JOKER TRAP』」のRAN 役に寄せられたコメントから見ていこう。

かっこいい、再現度が高い、大好きな作品だったから

ダンスがかっこいい!

派手な銃アクションがすごかった

真っすぐだけど馬鹿ではないという絶妙な雰囲気を演じられていて、最高にかっこよくて大好きです! 公演を重ねるごとに上手くなっていたベースの演奏も印象に残っています!

RANって存在したんだ…! と、とても感動したし、小波津亜廉さんを初めて知った作品でもあるからです。

他キャスト推しで観劇に行って、一番キャラクターそのものだったから。RANはこの世に実在した。

RANは、「うたの☆プリンスさまっ♪」のアイドル・黒崎蘭丸が舞台『JOKER TRAP』に出演した際に演じた役。小波津亜廉はその2代目キャストとして再びRAN 役を演じた。

本作はスパイものならではのガンアクションが映える作品で、手足の長い高身長なキャスト陣が軽やかに武器を扱う姿は必見。

初代キャストが演じたロックな雰囲気を踏襲しつつ、スパイとして動くRANらしさも熱く丁寧に表現していたのが印象的だ。

マルロー 役/舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『Pirates of the Frontier』」


劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪シリーズから、『Pirates of the Frontier』のマルロー 役にも同数のコメントが寄せられた。

マルローの回想シーンで心打たれたから

初めて小波津さんの舞台を観て、演技にとても衝撃を受けたので。

自分が初めて行った舞台で、キラキラとした演技をされている亜廉くんの姿を見て惹かれるきっかけとなった作品です。元々原作からマルローが好きだったので、舞台が始まる前まではどのような感じになっているんだろうと思っていたのですが、大好きなマルローそのもので、気が付いたら観劇する前まで抱いていた気持ちを忘れて夢中になっている自分がいました。

亜廉くんがマルローを演じてくれていなかったら今の自分はいないと思うので、亜廉くんに出会わせてくれたマルロー、マルローを演じてくれた亜廉くんに心から感謝しています。

カッコよくて仲間想い強いけど、実は弱い心も持っていて、人間らしいところに共感できました。他にも素敵な作品は沢山ありましたが、今までで、1番泣いた舞台です!

とにかくかっこいい! ビジュアルはもちろん、男らしさや仲間を想う姿が素敵でした。

亜廉くんが演じたマルローの生き様がめちゃめちゃに格好良かったです! ビジュアル、お芝居、殺陣、歌にダンス、どれを取っても亜廉くんの魅力がこれでもか! というくらい詰め込まれている作品なので、舞台をあまり知らない人でも是非見てほしいです。大千秋楽のカーテンコールで見せてくれた晴れやかな笑顔は忘れられません。(円盤にも入ってますよ!)

マルローは、イッキ(演:小澤 廉)が船長を務める海賊船の仲間でコックという役どころ。本作では、イッキとの仲間としての絆も描かれており、その絆を通してマルローの強さや弱さが客席へと伝わってきた。

初代の演じた『Pirates of the Frontier』はドラマCDという形で聴くことができる。それももちろん、本作を語る上で欠かすことのできない大切な要素ではあるが、舞台ならではの情報量と脚本によって、マルローという人間がより鮮明に描き出されていた。

初代の手掛けた作品があってこその劇団シャイニングシリーズではあるが、完成度の高いRANやマルローを観ていると、また新しい作品で小波津の演じる「黒崎蘭丸とどこか通じるところがあるROCKな役」を観てみたくなってしまう。

岩泉 一 役/ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズ

2016年に出演したハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“頂の景色”の岩泉 一 役も、彼を代表する役のひとつだろう。

「ハイステ」への出演以降、彼は活躍の場を広げ、2017年には舞台初主演の座もつかんでいる。

まずはコメントを見てみよう。

キャラクターの再現率もさることながら、小波津亜廉くん自身の人となりも滲み出ているような印象を受けたから。

亜廉くんを初めて知ったきっかけの舞台です。亜廉くんが演じる岩泉一は完全に岩泉一で、本当に嬉しいです。亜廉くんの岩泉一が好きです。

本当に岩ちゃんが画面越しから出てきたかと思うぐらいそっくりで!! そして、及川さん(遊馬くん)との阿吽の呼吸も最高でした!

私にとって原作が大切な作品で、亜廉くんに出会えた作品。

私が初めて亜廉くんの存在に出会った作品で、たまたま私の原作の推しが岩泉一で初めて亜廉くんの演じる岩泉一に衝撃を喰らいました。亜廉くんの演じる岩泉一は見た目はもちろんのこと、細かな仕草や熱量、どこをどう取っても本物で何度見ても震えます。

そこから亜廉くんについて少しづつ調べるにつれ、役をしていない時のお茶目でかわいい部分のギャップに気づいたり、役によって本当に色々な雰囲気を持っている亜廉くんを知れました。この岩泉一に出会うことがなければ、ここまで2.5次元ミュージカルにハマることはなかったと思います。そんな大きなきっかけを与えてくれたキャラクターがこの岩泉一だったからです。

彼が演じた岩泉 一 役は青葉城西高校バレー部副主将。主将である及川徹(演:遊馬晃祐)との絶妙なコンビプレーを得意とする役どころで、男前な性格が気持ちのいいキャラクターだ。

“勝者と敗者”ではファン待望の試合シーンが登場。試合中だからこそ発揮される岩泉の勝負強さや、チームメイトへの気配り、静かに燃える闘争心といったものが、「ハイステ」らしい演出の中で描かれていった。

小波津はその端正な顔立ちもあり、華やかなイメージが先立つ役者だが、彼の持つ芝居への情熱や愛情といったものが、バレーボールに青春を懸ける岩泉という姿とシンクロし、小波津自身の魅力もより一層引き出してくれたように思う。

南條 聖 役/ミュージカル『スタミュ』-3rdシーズン-

2019年に上演されたミュージカル『スタミュ』-3rdシーズン-には、シリーズ初登場となった南條 聖 役で出演。彼の持つ高い歌唱力とダンススキルが存分に楽しめる役となった。

アニメの南條がで出てきた! と感じるほどの気だるげな雰囲気がぴったりでした! 普段のパートの時と、公演のパートの時とのダンスのキレの違いも素晴らしかったです。

小波津さんを初めて見た作品で、とても印象深いから

今まで熱い男らしい印象のキャラクターを演じることが多かった亜廉くんですが、一見クールに見えながら本当は熱い感情を秘めているという新しい役柄を演じる姿を拝見できたのがとても印象的でした。そして、やはりビジュアルが最高です。

アニメからそのまま出てきてます(真顔)。カテコでもさっさとハケるなど崩さぬ南條っぷりと、アフトでの回しの上手さにマルチプレイヤーなんだなぁと思いました。

2次元の最推しの南條くんを2.5次元の最推しの亜廉くんが演じたから。

コメントも彼のダンスの上手さに言及するものが多く、ミュージカルを題材とした本作で彼がひときわ目を引く存在感を放っていたことを物語っている。

南條は原作アニメで2期から登場したキャラクターということで、「スタミュミュ」へも3rdシーズンからの登場となった。アニメ3期でも活躍しているキャラクターなので、今後「スタミュミュ」の最新作でまたその姿を観られる日を楽しみにしている。

前述したように、今回のアンケートではここまでの4役にコメントが集中していた。もちろんそれ以外の役にもコメントが寄せられていたので、ここからはコメントのあった作品をすべて見ていこう。

御剣 晃 役/舞台『アイ★チュウ ザ・ステージ』シリーズ
小波津さんを初めて知ったのがこの作品のこのキャラだったから

紅雀 役/脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」
あれんくんの男らしさ!

根津甚八 役/舞台「BRAVE10」シリーズ
ハイキュー!!再演の頂の景色で岩泉を演じた小波津さんがとても気になり、BRAVE10の甚八がカッコよすぎて恋しました!! それ以来、小波津さんのほぼ全ての舞台、イベント(海外含む)を追いかけています。まさに私の人生を変えてくれた役でした。

いくつもの武器で切り拓く小波津亜廉の“これから”に期待高まる

2次元をそのまま現実世界に召喚してしまう圧倒的な容姿をはじめ、芝居や歌、ダンス、アクション、さらには高いトーク力といくつもの武器を持つ小波津亜廉は、今後どんな活躍を見せてくれるのか。29歳となった彼のこれからが楽しみで仕方がない。

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WRITER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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