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牧島 輝が演じたベストキャラは? オンリーワンな世界観で“輝る”未来をつかむニュースター

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カラッと晴れた青空を思わせる元気MAXな姿から一変、役をまとうと心の影まで繊細に芝居に乗せて届けてくれる役者のひとりが牧島 輝だ。そのギャップに心惹かれたという人も多いかもしれない。

彼は今日8月3日に25歳の誕生日を迎えた。誕生日というだけでファンにとっては特別な1日に違いないが、さらに今年は、初主演の舞台「炎炎ノ消防隊」の上演期間中でもある。座長としてこの日を迎えられることに、ファンの喜びもひとしおなのではないだろうか。

「2.5ジゲン!!」では、彼の誕生日を記念して事前にファンアンケートを実施した。この記事では、寄せられたコメントを紹介しながら、彼のこれまでの活躍を振り返っていきたい。

どんな役が「ベストキャラ」として選ばれたのか、ぜひ集まったコメントとあわせて楽しんでもらえればと思う。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

大倶利伽羅 役/ミュージカル『刀剣乱舞』

今回のアンケートでは、彼の代表作といえる3つの役にコメントが集中していた。ひとつずつ順にコメントを紹介していこう。

まず1つ目がミュージカル『刀剣乱舞』シリーズの大倶利伽羅役だ。牧島は2019年の「~三百年の子守唄~」再演から出演している。

早速コメントを見ていこう。

アニメで元々好きなキャラクターだったのですが、輝くんが伽羅ちゃんを演じてくれたおかげで自分の中で5本指に入るほど大好きなキャラクターになったからです!

キャラクターと合っています! 演技が素晴らし過ぎて泣きました。歌声も落ち着いていて、それでいて甘い感じがたまりません。上手すぎる…!

彼の演じているキャラクターがとても好きで、彼の役作りに感動したから。

牧島さんに出会ったきっかけだからです。牧島さんと役の大倶利伽羅とのギャップにもやられました!

とにかくカッコイイ! 劇中ではクールで一匹狼ならぬ一匹龍だけど人一倍熱い思い持って戦ってる姿や、二部では馴れ合ってくれないけど超カッコイイダンスと歌を魅せてくれる大倶利伽羅は最高です!!!

役の入り込み方、歌声、殺陣など、どれをとっても大倶利伽羅としての入り込み方がすごかったから。

初めて牧島くんを見たのが大倶利伽羅だったから。再演というプレッシャーの中、役と真摯に向き合い牧島くんなりの大倶利伽羅を大切に演じてくださったからです

牧島くんの演じる大倶利伽羅にいい意味で青さがあって、任務を通して成長する姿にとても感動したからです。

牧島くんの大倶利伽羅はセリフに重みと力強さがあって、男らしい印象があります。殺陣もかっこいいし、歌も上手い! そして笑いも取っていく。すごく魅力的な大倶利伽羅だと思います。

大倶利伽羅といえば、数多くの刀剣男士が登場する『刀剣乱舞』の中でも、特に無口でクールなキャラクターだ。

彼が初めて大倶利伽羅役として立った「~三百年の子守唄~」再演では、そんな大倶利伽羅が付喪神という存在ではありながらも、人の心に触れ、ゆっくりと静かに変わっていく姿が描かれている。

寡黙なキャラクターというのは、ただボソッと言葉を発しただけではどこか単調で味気ない印象になってしまいがちである。

しかし、彼の演じる大倶利伽羅の放つ言葉は、言葉の殻の内側に灯る感情の揺らめきが見え隠れしていた印象が強く残っている。その揺らめきは、彼が人の生きざまや心に触れる度に次第に大きくなり、言葉では多くを語らない彼の心を感じ取ることができた。

また大倶利伽羅役は、彼の演技で印象的な“瞳の表現”が堪能できる役のひとつだろう。一匹狼の内に秘めた熱さを感じられる眼力は、円盤で繰り返し観たいポイントではないだろうか。

碓氷真澄 役/MANKAI STAGE『A3!』

繊細な役作りを楽しめるのがMANKAI STAGE『A3!』シリーズの碓氷真澄役だ。碓氷真澄役としてはもちろん、劇中劇では“碓氷真澄が演じる別の役”を楽しむことがでいる、1公演で2度も3度もおいしい作品だ。

原作ファンからのコメントも多く、そのビジュアルも含めた高い完成度でファンの心を掴んでいることがうかがえる。

ご本人からは、想像できないとてもクールな役柄がすごくカッコよかったので。

2.5次元化した時に役者の魅力をプラスアルファしてキャラの再現度を超えてきたので

牧島くんを知ったきっかけの舞台です。いつもかわいく明るい牧島くんが、無口で監督愛に溢れたキャラクターを演じるとは思っていなかったからです。びっくりしました!

リアル真澄くん! ちょっと照れたりツンツンしてる表情がかわいい

真澄くんを演じているときの歌が一番好きです。他のキャストとの声の相性やキャラの声の高さが合っているのだと思います。

表情や声や仕草が原作を守りつつ、しっかり膨らませていたから。

真澄くんの監督大好きで他の劇団員にツンデレな感じがとてもよかった。普段の牧島さんとのギャップがすごくて、最初見た時に牧島さんだと気が付かなかったから。

普段クールなキャラクターですが、カントクへ対しては感情を表に出すギャップや、劇中劇でキャラクターがさらに役を演じるという難しい場面でのメリハリのつけ方がとても素敵だったからです。また、歌もとても生き生きと歌っていてとても心地が良かったからです。

ファンになったきっかけの作品だからです。ゲームから飛び出してきたのかと思いました。

牧島さんご本人の性格とは全く逆なクールなキャラを演じていらっしゃって、歌、ダンス、全てにおいて真澄がその場にいると感じられるから。

「エーステ」は舞台本番以外にも、キャストによる配信や企画などで楽しめる要素が多い作品だ。演技で惹かれるというのはもちろんひとつのきっかけだが、役を離れた牧島輝そのものの人柄に触れることができるのも、このシリーズの醍醐味だろう。

海堂 薫 役/ミュージカル『テニスの王子様』

牧島輝の名が2.5次元界に広がるきっかけとなったのは、やはり2.5次元デビュー作の「テニミュ」こと、ミュージカル『テニスの王子様』ではないだろうか。彼は3rdシーズンの9代目海堂 薫役を演じた。

この役もまた太陽のような陽のオーラを放つ彼とは逆の、ストイックで無口な眼光鋭いキャラクターとなっている。

コメントも多く寄せられており、彼の海堂 薫役がいかに衝撃的だったのか、その興奮が伝わってきた。

今まで何人も海堂薫くんがいて、それぞれ納得の海堂薫くんだったけれど、牧島海堂は第一声を発した瞬間から全てが海堂薫で衝撃を受けた。牧島海堂の声が劇場と私の脳をビリビリと揺らしたあの感覚が忘れられません。

力強く、粘り強く、真っ直ぐな芯の通った海堂薫というキャラクターそのものだったから。

牧島さんを初めて見た作品で、とても躍動感があり感動したから。

生まれながらにして骨の髄まで海堂だと思ったから。

牧島さんを知ったきっかけの作品です。努力家で負けず嫌いな海堂としての生き様が、牧島さんの演技や歌唱力から痛いほどに伝わってきました。会場で牧島さんのソロパートを聴くと、その歌の上手さと勝ち気な姿勢に胸が熱くなります。今でも牧島さんが演じる海堂薫が大大大好きです!

牧島くんの原点とも言えるキャラなので。

牧島くんのお芝居を初めて観て、歌が上手いな、この役者さん気になるな、これからも観続けたいなと感じ、その後の作品も追うきっかけになったのが「テニミュ」だったからです。

今まで見てきた海堂薫役の中で1番本物と感じました。役に対する熱意や、目線も全てがすさまじく、牧島くんを応援するきっかけになりました。

元々、海堂くんが大好きで、牧島くん演じる海堂くんが私の理想ピッタリの海堂くんだったからです。

「テニミュ」には2016年から2018年まで出演した。そして、2018年からは「エーステ」「刀ミュ」と立て続けに出演し、2.5次元作品のビッグタイトルを次々と名を連ねていった。

この目覚ましい活躍を目の前にして、今後に期待するなという方が難しいかもしれない。次はどんな作品のどんな役で楽しませてくれるのか、つい想像を膨らませてしまうファンも多いだろう。

「DIVE!!」で魅せた肉体美から“クズ男”役まで。コメントがあった全作品を紹介

今回のアンケートは前述の3作品にコメントが集中したが、「テニミュ」以降に出演した全舞台作品にコメントが寄せられていた。

ここからはコメントのあった作品をまとめて紹介していこう。

富士谷要一 役/『DIVE!!』The STAGE!!
・青春も何もかも飛び込み競技に捧げ、チームのエースとしての期待とプレッシャーを受け止めながらも、自分の心に正直に懸命に競技に挑む姿が実に素晴らしかった。表情のコントロールが実に秀逸。あと、めちゃくちゃ美白で綺麗でした。

・クライマックスの要一が飛び込むシーンが印象に残っているからです。ずっとコーチだったところからお父さんとして叫んだ後に飛び込む時、音が消えて数秒しかなかったのが、もっと長い時間に感じるくらいに引き込まれました。あの時に感じた感覚は今でも鮮明に覚えています。リリイベで印象に残ったシーンに牧島さんが挙げてくださったのが、嬉しかったです!

・金髪が似合っていたし、海パン姿での演技が印象的だったから。

・飛込技術がトップクラスのキャラならではの余裕さと、でも実は血の滲むような努力をし続けてきた泥臭い人間らしさの両方が演技や表情から表現できていてとても印象的でした。要一は一見、ハイスペックイケメンキャラですが、牧島さんが演じることで、要一の心の弱さや人間性がものすごく丁寧に描かれていたと思います。また、それまでは黒髪キャラのイメージが強かったですが、金髪のウィッグがとても似合っていてかっこよかったです!

瀧 役/八王子ゾンビーズ
・ニコニコ、ヘラヘラしてる感じがとにかく最高に可愛かったです!笑 私が牧島さんのファンになるきっかけになる作品で、もともとは主演を観にチケットを取って通っていましたが、1回目から目を奪われました。あまり笑わないキャラが多い牧島さんが演じる瀧は、本当に同じ人がやってるの??って思えるくらい別人で、改めてDVDを観ても不思議な気持ちになります!笑

・作中、あまりメインで出てくるわけではないけれど、お話が進んでいく中で後ろでのちょっとした動きやリアクションに牧島輝くんぽさが出ていてとても好きだからです!

・ちょっと不思議ちゃんでまれにやばいボケかますところがほんとに愛らしくて、すごく役にハマっていて素敵でした。ずっと笑わせてもらってます 笑

山下広之 役/劇団た組。第17回目公演『貴方なら生き残れるわ』
・友達とふざけ合う姿、部活での人間関係の危うさ、等身大の高校生のみずみずしさがまぶしくて大好きです。

・学生だからこそ抱える感情が、牧島さんの芝居から痛いほど伝わってきて、昔、部活をしていた頃を懐かしく思った舞台でした。最後試合で交代した後、悔しさからしばらく顔があげられなくなるシーンは本当に心にきました。バスケシーンはとってもかっこよかったです!! 男子高校生ならではの会話もとても面白かったです!

水嶋風斗 役/舞台『Dear my パパ』
・父親になったら色々制限されるのではないかと父親としての自覚がなかった、本当に責任感のない水嶋くんのお芝居がリアルで芝居を観てるというより、誰かの人生そのものを見ている感覚になりました。最後ドッキリだったって分かった後、感情が溢れ出す前、どうぶつけていいか抱えるようなお芝居が最高に好きでした! あと牧島くんの笑いのセンスが光ってました!

・2.5次元作品ではクールな一匹狼キャラを演じることが多い中、今作では彼女を妊娠させたけどその責任を取らない自称YouTuberというクズ男役でとても印象に残ってます。現代人らしい無責任さや適当さは、見ていていい意味でとてもイラッとしました(笑)。しかし物語の最後、娘のために見せる父親としての覚悟ある行動と、それにより顔面蒼白になるシーンの演技力は本当に素晴らしく、思わず見入ってしまいました。またいつか再演・続編などをぜひ見たい作品です。

“輝る”センスで人気俳優の階段駆け上がる、25歳の牧島輝に期待膨らむ

いつもパワー“MAXIMUM”な言動でファンの心を照らしてくれる牧島は、芝居だけでなくアートのジャンルでも、そのセンスを発揮している。イラストを見ていても伝わってくる“牧島ならではの世界”は、今後も広がり発展し続けていくことだろう。

座長として25歳を迎え、より一層パワーアップするであろう彼の未来が楽しみでならない。

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WRITER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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