アンケート

高野洸が演じたベストキャラは? キャラクターと共に成長を続ける無限の可能性

広告

広告

2.5次元作品にデビューを果たして以降、次々と話題作に出演している高野洸。ーーこの人が演じてくれるのなら、きっと大丈夫。高野は、そんな安心感を抱かせてくれる役者のひとりだ。

今日7月22日に、高野は23才の誕生日を迎えた。

この記事では、誕生日を祝して、高野の演じたキャラクターや出演作品にまつわるファンアンケートの結果を発表する。アンケートに寄せられた250件以上のコメント全てに、高野と、そして高野が息を吹き込んだキャラクターたちへの愛が詰め込まれていた。

※いただいたコメントについては、文章を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

高野 洸(たかの あきら)プロフィール
生年月日:1997年7月22日
出身地 :福岡県
星座  :蟹座
血液型 :B型
身長  :177cm
特技  :ダンス、ゲーム
引用  :TAKANO AKIRA OFFICIAL SITEより

虎石和泉(ティエラ) 役/ミュージカル「スタミュ」シリーズ

今回のアンケートで最も多くのコメントが寄せられたのは、ミュージカル「スタミュ」シリーズの虎石和泉役だ。約100件ほど集まったコメントからは、「高野洸が演じる虎石が好きだ!」という溢れんばかりの気持ちが伝わってくる。

高野が出演したのは2017年の初演から2019年の卒業公演までの4作品だが、ファンの心を強く掴んだ理由は何だろうか。コメントと共に紹介していきたい。

■舞台に立つ姿から見える、原作へのリスペクト

原作のある2.5次元作品は、やはりキャラクターの再現度が求められる。自分の推しキャラがどのように表現されるのか、幕が開くまで不安を抱くファンは少なくないだろう。高野は顔つきや髪型、スタイルといったビジュアルはもちろん、声まで似せた演技で、そうしたファンの不安を見事に取り払ってくれた。

演者がキャラクターと原作を大切にして演じてくれることは、ファンにとって大きな喜びだ。原作をしっかりと研究してその役を生きる芝居からは、高野の真摯な性格が垣間見えるようでもある。

見た目、歌い方や話し方の癖までホントに虎石くんを3次元につれてきたようで、すごい作り込みだなと思っていたら、初演の頃はまだ10代だったと知り衝撃的でした。

元は原作がとても好きで「2次元のキャラを人間が演じるなんて…」と2.5次元に苦手意識が強く避けていましたが、初めて高野くんが演じる虎石くんを見た時、表情、仕草など全てが私の中で思い描いていた虎石くんそのもので衝撃を受け、2.5への苦手意識を薄めてくれたきっかけだから。

この作品で初めて高野くんを生で見て、人生で初めて俳優沼に落ちました。甘いきれいなお顔にがっちりした胸板、声優さんにそっくりな声と歌い方、圧倒的なダンス…全てが最高でした!こんなに原作に寄せて、かつ魅力的に演じられる俳優さんがいるんだ…と感動しました。それに普段クールな役や爽やかな役が多い高野くんには珍しく、女の子に甘い台詞をささやいてくれるキャラクターなので、その点でも心を掴まれました。

勝手なイメージで、2.5次元の舞台を避けていましたが、高野さんの虎石を見た時に2.5次元の凄さを知りました。キャラクターが飛び出して来た様でびっくりしました。歌声も似せてて、ダンスも上手くてファンになりました!

あきらくん本人にも、他の役にも無い要素の強いティエラの、チャラチャラしてるけどみんなのいいお兄さんというポジションを想像以上に上手く演じていた。さらに、アニメの声優さん(KENNさん)の特徴を、モノマネにならないけど良さを生かしてるといういいバランスで取り入れていてその感覚が本当にすごい才能だと思います。

■普段の姿からは想像できない、キャラクターと本人のギャップ

高野といえば、まぶしい笑顔が印象的な好青年というイメージが強い。「かわいい」という印象を抱くファンも多いかもしれない。

しかし虎石は、そんな高野とはまるで真逆の性格をしている。女好きでストライクゾーンも広く、チーム一のチャラ男。女の子を「子猫ちゃん」と呼ぶ姿は普段の高野のイメージと大きくかけ離れており、そのギャップに心臓を鷲掴みにされたファンも多かったようだ。

少し天然なところのある洸くんが、精一杯イケメンで才能があって努力が出来て周りを見れて女の子が大好きな虎石くんを考えて演じきってくれたのが伝わってくるミュージカルでした。所作や言い回しの一つ一つまで完璧な洸くんの『虎石和泉』だったと思います。いつまでも大好きです!

洸くんが、本人と正反対なチャラいキャラの虎石くんを演じるということが当時新鮮でした。俳優として演技をしているのを初めて見たのがスタミュだったのでとても思い出深いです。

普段の高野くんからは想像できないチャラ男で、女の子のことを「子猫ちゃん」と呼ぶのですが、通常だったら恥ずかしくて照れながら言うであろうこのセリフを違和感なく言っていて、「あっ、虎石和泉だ」と、役者さんなので役になりきっていて当たり前なのですが、普段とのギャップがありすぎてキュンキュンしてしまいました。

膝丸で高野くんのファンになり遡ってスタミュミュを見たが、イメージと全然違うチャラい役で、そのギャップが面白かった。カリグルのティエラは歌ありダンスあり剣戟ありと、最高の演目だった。もう卒業してしまったのであのチャラい演技が暫く見れないと思うと残念

洸くんの普段の雰囲気とかけ離れているキャラクターなので、常にギャップを感じられて新しい魅力を見つけられたから。普段と全く違う役を演じることで役の幅が広がり、演技力がそこで更に上がったと感じた為。洸くんの得意とするダンスが存分に活かされており、何回観劇しても見飽きないとても良い作品でした。

■2年間の集大成、成長した姿を見せた卒業公演


高野が出演した4作品の中で、特にコメントが寄せられた作品は、卒業公演のミュージカル「スタミュ」スピンオフ team柊単独公演「Caribbean Groove」だ。

本作は、虎石が所属するteam柊のメンバーが綾薙学園の生徒として演じた劇中劇。高野が10代の頃に初めて虎石として舞台に立って以来、成長を続けて迎えた卒業公演は、ファンに寂しさを越えた感動を与える作品となった。

共演者との強い絆も感じることができる同作は、今後も高野の代表作としてファンの心に刻まれ続けるだろう。

もう高野さんは卒業してしまった作品、役ではありますがご出演されてた4作品全てに高野さんの真摯さが伝わる役だったので今でも大好きな役です。最後のカリグル本公演は一年経っても未だに思い出せるとっても素敵な公演でした。

高野くんの卒業公演でした。本当に最高の公演で、高野くんの虎石くんはかっこよくて輝いていて、虎石和泉そのものでした。HoneyHoneyTrapをあんなに泣きながら聴いたのはあれが最初で最後です。

この公演で洸くんが虎石和泉役を卒業することになって、大千秋楽でキャストも客側もたくさんの人が泣いていたことがとても印象に残っているからです。同時にみんなからの洸くんへの愛や、洸くんからみんなへの愛がいっぱい伝わってきた、一生大切な思い出となりました。

洸くんの卒業公演であり、チームの皆が心をひとつにして最高の舞台を作り上げてくれていました。スタミュの初演から築き上げてきた仲の良さ、時を経て演技力も歌唱力もダンスも上手になり、キャラの解釈も深まり、チーム全員が最高でした。レビュー公演ではLIVE形式でしたが、本公演ではしっかりとしたミュージカル。スタミュを知らない友人でも楽しめる内容でした。ファンの間ではスタミュ界のレ・ミゼラブルと呼ばれています。皆の全力を見せてくれた、本当に最高な舞台でした。もう高野洸の虎石和泉が見られないと思うと、1年経った今でも苦しくなります。

スタミュミュシリーズから卒業ということもあり、あきらくんが演じる虎石がラストの作品ということもありますが、それ以上にミュージカルとして素晴らしい作品で、あきらくんのお芝居も歌もダンスも光っていた作品でした!

ミュージカルスタミュは初演からずっと観ていましたが、彼の卒業公演ともなったこのカリグルは、特別な背景抜きにしても非常に感動的なミュージカルで、2.5次元ミュージカルという枠を越えたと感じたからです。

膝丸 役/ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ


続けてコメントが寄せられたのは、ミュージカル『刀剣乱舞』の膝丸役。

まず注目したいのは、その“エンターテイナーぶり”である。高野の持つ歌唱力、ダンスなどの武器が惜しみなく使われている。刀を持っての片手バク転や、殺陣をしながらもぶれない歌唱力など、限界知らずの高野の魅力に、さらに深く沼へと沈んでいったファンも多いのではないだろうか。

原作ファンだったのですが、特に膝丸は推しというわけではなくて今回は推しキャラ出ないので軽い気持ちで見れるなと思っていたのですが、膝丸が歌って踊る姿に目を奪われ、あっという間に膝丸最推しになっていました。本物がいました……!歌とダンスとアクロバットも一級品なのが最高です。

身のこなしの良さ、ご本人の真面目なイメージから膝丸は本当にぴったりで、原作ファンとしても文句の付け所がなかったです。また、他の役にも言えることですが、膝丸を「演じる」ということにこだわりを持ち、インタビューなどを受けてもあくまでも「膝丸」であることを貫いてくださったので、そこに本当に膝丸がいると感じることができたからです。

役の作り込みも勿論ですが、洸くんの持ち味であるダンスや歌も2部のライブで存分に活かされていて、全てにおいて完成度の高さに圧倒されたからです。2.5次元にハマるきっかけとなった1人でもあります。

男らしい大胆な演技と殺陣が、普段の膝丸とのギャップも相まって素晴らしく、圧倒されました。ライブパートの二部ではダンスセンスと歌唱力に磨きがかかっており、アクロバットは何度でも見惚れてしまいます。

本当にゲームから出てきたと思わせるキャラクター再現度の高さ。膝丸の凛とした刀の気高さが滲み出ている。そして激しいダンスをしなからでもブレない歌唱力の高さ。歌っている時の表情が何とも言えず素晴らしいです。

キャラクターの元の設定などが少なく難しい役柄にも関わらず、役に対する愛情深さや理解の深さが見ていて伝わってきたのが衝撃的でした。もう洸くん以外にこの役を演じてほしくないと思うくらい、出来がよすぎます。1部の真面目な顔も殺陣も2部の無重力で変幻自在なキレキレダンスも全部が好きで、もはや生きる上でなくてはならないものです。

歌って踊ってアクロもしてくれるので高野さんの強みである身体能力やリズム感などの持ち味が存分に活かされている作品だと思います。しかも双騎では幅広く演じられる演技力も見応えがあります!

思わず目を奪われるアクロバティックな演出をはじめ、繊細な芝居にも絶賛のコメントが寄せられた。

膝丸と兄・髭切の二振りにフォーカスされた「髭切膝丸 双騎出陣」。1部では曽我兄弟の仇討を描く「曽我物語」、2部はペンライトやコール&レスポンスもOKのライブという構成になっている。

1部で高野が演じたのは、弟の筥王。無邪気な少年が精悍な若者へと成長し、父の仇を討つまで、ひとりの人間の生き様を見事に演じきった芝居は、圧巻の一言に尽きる。成長に合わせて声色や指先の所作まで変わる芝居に、驚きを覚えたファンも多かったようだ。

双騎出陣のライビュを観劇した時、役の再現力、表現力に惹き付けられました。幼い子供を演じてる時は本当に体まで小さく見えて、そして成長と共に体格の見せ方から声トーンまで…感動しました。

幼少の筥王から青年期の勇敢で逞しい五郎までの役の振れ幅が大きいのに、目の前には小さな子供がいたし、立派な青年がいた。声も仕草も全く違う1人の人生を舞台で見たときは感動しました。2部のライブパートもダンスはもちろんパワフルなだけじゃなく洗練されて動きがとても綺麗だし、髭切膝丸の声やハモリのバランスが素晴らしくて、2人の底無しのアーティスト力を垣間見れました。成人男性が幼児役を演じるのに驚きがあったけれど、公演を観て違和感がないくらいに子供でもっと驚いたから。

演じる役とその年齢の幅広さ、演技とライブパートと大変ハードそうな公演内容を、ご自身の努力とポテンシャルで見事に完成させていたから

役者としての高野さんの素晴らしさやポテンシャルを改めて強く感じた公演でした。曽我兄弟の成長過程の表現が素晴らしく、無邪気でかわいらしい幼少期の筥王から、箱根権現ではやんちゃな少年となり、仇討ちに行く曽我五郎は立派な若武者と、とてもあざやかでした。表情や居住まいはもちろん、筥王から五郎まで変化していく声にもとても驚かされました。(初見の筥王は高野さんの声と分からない程でした)

幼児を演じていましたが、本当に幼児に見えたし、成長していく過程もそのキャラクターの人生がそのままに映し出されていて喜怒哀楽の気持ちが自分にもスッと入ってきて気付けば感情移入しまくってました。私はあまり泣く人間ではありませんが、号泣しました。そして、優しくでも力強い歌声と踊り。

ここに掲載ができなかったコメントの中にも、「膝丸をきっかけに2.5次元作品が好きになった」「初めて推しができた」などのコメントが寄せられていた。

2020年8月29日からは、ミュージカル『刀剣乱舞』 髭切膝丸 双騎出陣 2020 〜SOGA〜の公演が予定されている。再び舞台に立つ膝丸がどのような成長を遂げているのか、多くのファンが心待ちにしているだろう。

山田一郎 役/舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.1-

初座長を務めた「ヒプステ」にも多くのコメントが寄せられた。高野が演じたのはBuster Bros!!!のリーダーであり、山田家の長男である山田一郎。喧嘩ばかりする弟たちをまとめたり、ライブパートではチームを引っ張る頼もしい姿を見せてくれたりと、かっこいい高野の姿がぎゅっと詰まったキャラクターである。

ヒプノシスマイクは、各ディビジョンがラップバトルを繰り広げて戦うというのがおおまかなストーリー。高野は今作でラップに初挑戦することになったが、初々しさを微塵も感じさせないライブパートは圧巻だった。

様々な舞台で演技を拝見させていただきましたが強く印象に残っています。舞台であまり“主役”を意識したことがなかったのですが、ヒプステを観て始まってすぐ「ひぇ〜…これは主役だ」と心を揺さぶられました。引きつける自然体な魅力があって、主役でまっすぐ舞台に立つ洸くんが、めちゃめちゃかっこ良かったです!!

座長としてのプレッシャーもあった中でヒプステを大成功に導いてくださったこと。あと山田一郎をあきらくん自身の解釈であまりにもかっこよく演じて下さったこと。歌はどんどん上手くなっていくしラップはかっこいいし、動きもキャラを崩さずに徹底しているので素晴らしいと思います。

初挑戦のラップに真摯に取り組む姿、舞台初出演の共演者を引っ張る姿、そして、カーテンコールの最後の1秒まで“山田一郎”を貫き通す姿に感動しました。賛否両論あったヒプノシスマイクの舞台化ですが、大成功を収めたのは、高野くんの功績だと思っています。2次元でも、3次元でも、2.5次元でも、山田一郎は山田一郎!

元々高野さんを応援していました。ヒプステが発表された当初は様々な意見が飛び交い、どうなるのかと心配していましたが、幕が開くと多くの逆境、プレッシャーを見事に吹き飛ばし、カーテンコールまでの全てが最高でした。感動し、改めて高野さんを応援していて良かったと思いました。

普段よく噛む洸くんが、ラップをあそこまでできるなんて思ってなかったので初日に度肝抜かれました…!今までいろんな役柄の洸くんを見てきましたが、まだまだ見てない洸くんの役柄があったんだなって思い知らされました!もっといろんな役を見てみたいです!

テレゾンビ党 党首 役/舞台「天才てれびくんthe STAGE~てれび戦士REBORN~」

続けてコメントが寄せられたのは、舞台天てれの党首役。高野はこれまで、主人公サイドのキャラクターを演じることが多かった。今作では悪役。しかも、敵サイドのリーダーという重要なポジションで主人公たちの前に立ちはだかる。

高野のデビューは小学生の頃。天才テレビくんMAXで1500人を越えるオーディションに合格して、Dream5のメンバーになったのが芸能活動の始まりだ。当時はまだあどけない子どもだった高野が、成長して再び天才テレビくんの世界に帰ってきたことに、喜びと感動を覚えたファンも多いだろう。

高野さんの初めてと言ってもいい悪役!ビジュアルが最高によかったのはもちろんですが高野さんの演じる役柄の幅広さに圧倒されました。てれび戦士を目指していた少年時代、てれび戦士になれずに絶望しテレゾンビ党党首になるシーン、迷いながらも友達を救うシーン、どれも色鮮やかに心に残っています。アクションや殺陣も凄かったし、テレゾンビ党の仲間と戯れるところは優しい党首の一面が出ていたし、それを観客が見てわかりやすくストレートに伝えられてます。とても大好きな役柄です。

Dream5時代から洸君を応援していたので、天てれに帰ってきてくれて嬉しかったです!いつも明るい笑顔の洸君が笑顔を封印して悪役をしているのが意外で、その降り幅に驚きました。殺陣も速くてかっこよかった!本人だけど本人じゃない難しい役の中で、怒りや葛藤が表情から伝わってきました。てれび戦士として認められる場面で、この役は天てれ発のDream5メンバーだった洸君にしか務まらない役なんだと思いました。

高野洸という素晴らしい俳優の歌、ダンス、殺陣、演技全てを1回で味わえる高野洸スターターキットだからです!特に演技では怖い演技、子どもの演技、ニコニコでかわいい普段通りの演技など3種楽しめるのがポイントです!普段は2.5や好青年役が多いのですが天才てれびくん舞台では悪役、そして髪もあげていてファン界隈がざわつきました。これを観れば一通り俳優 高野洸の良さが分かると言っても過言ではないので選択しました!

アキト&ハルヒ 役/朗読劇「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」

2.5次元作品以外にも、たくさんのコメントが寄せられた。その中でも、昨年再演が上演された朗読劇『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』は、今でも多くのファンに愛され続けている。

高野が演じたのは、日本のとある森の奥にある小さな村で育ったアキト(※回によってはハルトを演じている)。少年たちは、「この村で生まれた男の子は、20歳になるまでの間、人生で一度だけ魔法が使うことができる」と伝えられて育った。

表情と声で少年たちの心の動きを繊細に描いた芝居には、派手な動きも演出もない。だからこそ高野の持つ素の魅力が伝わってくる。

高野洸さんの持ち味である透明感のある演技とアキトの真っ直ぐさが見事にリンクしていて初めての朗読劇でしたが目の前に情景が浮かぶような朗読と、細やかな表情の変化が本当に素晴らしく、アキトという主人公がより魅力的に感じられました。彼の役者としての魅力を目の当たりにした思い出深い、とても大好きな作品であり役柄です。

朗読劇ということで声だけで演じるのですが、思わず情景が浮かんでくるような話し方でとても惹かれました。また、まっすぐで優しくて人を思いやることができるキャラクターが洸くんによくあっていて余計にハマることができました。

再演ということで、より役に魂がこもっていて、最後のお母さんからの手紙を読むシーンでは高野くんの泣く演技に毎回もらい泣きしていました。また、二役演じるということで、病弱だけど心優しいハルヒとの演じ分けも、朗読劇で声と表情だけで役を変えられるのは本当にさすがだなと、どの公演も物語の中に入り込んでいけるかのように観ていました。

役と共に成長を続ける姿から見える、無限の可能性

高野の成長には限界がない。「今回の舞台も最高だった!」と思った次の作品では、軽々と前作を越えた芝居を見せてくれるのだ。

公演を重ねるたびに、高野自身、そしてキャラクターの成長を感じさせてくれる。芝居を見ていると、キャラクターとして本当に生きているように錯覚してしまう。高野はキャラクターに命を吹き込むことのできる素晴らしい役者だ。

誕生日を迎え、ひとつ歳を重ねた高野洸。次に命を吹き込むのはどんなキャラクターなのか、期待が募るばかりである。

広告

広告

WRITER

水川ひかる
								水川ひかる
							

2.5次元舞台の魅力を全力でお伝えしていきたいと思います。まだまだ駆け出しライター。推しが元気で今日もごはんが美味い!

このライターが書いた他の記事も読む