ステージ上にたくさんのキャストが並んでいても、そのスタイルと存在感で視線を集めることができる役者のひとり・吉岡 佑。
スラリと伸びる手足はときに2次元を凌駕し、そしてファンを魅了する。一方で、フリートークではノリのいい気さくな雰囲気で場を盛り上げるトークセンスも持ち合わせている。
今日7月25日はそんな彼の35歳の誕生日だ。
「2.5ジゲン!!」では誕生日を記念して、事前にファンアンケートを実施した。ファンが選んだ吉岡の「ベストキャラ」には、どんな役が名を連ねているのだろうか。
これまで彼が演じた役を思い浮かべながら、アンケートの結果を楽しんでもらいたい。
※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。
トリップ 役/脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」
【ビジュアル解禁】#ドラマダ #トリップ pic.twitter.com/x9POsL7wi1
— 吉岡佑 (@yoshioka_yu725) October 23, 2019
その完成度の高さから、タイトルにあるように「脳がクラッシュしてしまった」というコメントが多数届いたのが、脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」のトリップ役だ。
まずは、原作ファンの感動が伝わってくるコメントを紹介しよう。
まずビジュアルの再現度がすごすぎて、脳内クラッシュとはこのことかと思いました。あのヘアスタイルと衣装。3次元で着こなせるのは吉岡様しかいません。末永く普段着にしてほしいです。幕が上がったら声も演技もめちゃくちゃトリップだったので、公演を観にきたトリップファンの生死が心配になりました。ダンスパートでは持て余すくらい手足が長くてそんなことある?って思いました。もうクラッシュする脳みそもありません。幕間では毎日日替わりでコントをしてくださって、それがめちゃくちゃ面白かったのが印象的でした。顔もスタイルも演技も良くて、その上お笑いの才能まであるなんて、残りの人類に何が残されているのでしょうか。特にお正月の歌は一生忘れられない劇的な思い出になりました。
ドマステ(ドラマダ)がはじめて吉岡さんを拝見した舞台でした。あまり2.5を観たことがなかったのですが、ゲーム画面から抜け出してきたようなトリップに衝撃。え、生きてる? 動いてる?! とただただ驚きと喜びに溢れてしまいました…完璧なスタイルと佇まいに、本物のトリップだーーーー! 2.5ってすごい!!! と新たな沼に入り込んだ気がしました。
吉岡さんを初めてお目にかけましたが、とてもキャラそのものだったので。
トリップは外国人のキャラクターなので日本人で再現はできないと思っていましたが、ビジュアルが完璧だったでした。また、日替わりでコントをされていて、毎回全く違うネタだったので、通っていてものすごく楽しみにしていましたし、実際とても面白かったです。再演、続編の暁には、絶対に吉岡さんにまた演じていただきたいです!
立ち振る舞いが原作のイメージ通り、アドリブの箇所もまるで作品からでてきたようだったから。
初めて観劇した2.5舞台で、吉岡さんのトリップが登場するなり釘付けになりました。原作で好きなキャラクターなのですが、まず長身に衣装が似合ってる! 実際に着るのは相当難しいコーデだと思うのですが、ちゃんと「お洒落なキャラ」として成り立っていて、長い手足とそのスタイルに感動しました。ゆったりとした立ち方、歩き方、喋り方、ムード、テンポ。同じ空間に、動いて呼吸してる好きなキャラがいるってこんな感覚なのか…! と、2.5の楽しさを初めて体験できた舞台でした。こんなトリップが見たかった~!というシーンも多くあり、終始吉岡さんを追っていて、初見はろくに流れを把握できませんでした(笑)。
ビジュアル、喋り方、立ち振る舞い、全てにおいて原作ゲームのトリップそのもので、「こんなにトリップを表現できる男性がこの世に存在するのか」ととても感動しました。
声、立ち振る舞い、全てがトリップそのもので文字通り脳内クラッシュさせられたからです…あの衣装を着こなせてることが本当に素晴らしかったです!!確かにあの瞬間、あの場所には碧島があったことを感じさせられました。円盤があったら布教したいくらいです!!!!!!
本作は2019年12月に上演され、原作ファンを中心に熱狂的な「ドマステ」ファンを生み出した。
吉岡はゲーム原作の作品に出演する機会が多いが、ゲームのキャラクタービジュアルは、ときに現実的でないことがある。髪や目の色といったパーツや8等身スタイル、奇抜な衣装など、ゲームの中では違和感がないのに、3次元で表現しようとするとうまく馴染まない場合も多い。
しかし彼の場合、その次元の壁をふっと優しく消してしまうのだ。もちろん衣装やメイクの力もあってこそだが、とにかく役作りに強引さがない。演じるキャラクターの自然体な姿を、そっとステージの上で見せてくれる。そんな印象だ。
それはもちろんこのトリップ役に限ったことではなく、この後に紹介する役にも当てはまる。
脳内クラッシュ演劇「DRAMAtical Murder」に関しては、原作ファンの中で「あの作品をどうやって舞台化するの!?」という気持ちが強かった分、実際に目にした際のインパクトもひときわ大きかったのだろう。
ブラッド=デュプレ 役/ミュージカル『ハートの国のアリス』
そろそろハトミュの稽古が始まる。
久々のブラッド。
ハトミュ再演お楽しみに。 pic.twitter.com/l9BBU8eesn
— 吉岡佑 (@yoshioka_yu725) December 19, 2015
ミュージカル『ハートの国のアリス』は2015年に初演、ミュージカル『ハートの国のアリス〜The Best Revival〜』のタイトルで2016年に再演された作品。吉岡は、帽子屋ファミリーのボスであるブラッド=デュプレを演じた。
声、ビジュアルの再現度が高いから
元々好きなゲームで、初演で初めて吉岡さんを知った。特に、再演・カーテンコールの挨拶で吉岡さんの涙が忘れられない。初演、再演共に自分自身思い出深い、大切な舞台。
長身の吉岡が演じるのは、当然長身キャラクターとなる。長身という要素があるからか、クールだったり俺様だったりといった、我の強いキャラクターを演じることが多いように思う。
このブラッド=デュプレ役も、そんなマイワールドの強いキャラのひとりだ。
本作へ寄せられたコメントからも、原作ファンが彼の役作りに感動したことが伝わってくるのではないだろうか。
ファンの“出会い”が詰まった役がずらり コメントが寄せられた作品をまとめて紹介
アイチュウが始まってからのお手紙
今読ませて頂きました。
本当にありがとうございます。プレゼントも大切に使わさせて頂きますね🎁
明日からも応援よろしくお願いします!!
そして6月9日
10周年イベントのチケットも発売してるのでそちらも是非よろしくお願いします。https://t.co/dT8kCTByuk pic.twitter.com/VK19zrnUpO— 吉岡佑 (@yoshioka_yu725) April 24, 2019
ここからは、コメントが寄せられた作品をまとめて紹介していこう。
今回のアンケートで印象的だったのは、コメントがひとつの役に集中するのではなく、10を超える役にバラけた点だ。
舞台作品というものは、その日、その回限りのナマモノである。その一期一会の中で、「この役がすごい」と彼に目を奪われ、心も奪われる経験をした人が、それだけいたということだろう。
寄せられたコメントからは、そんな衝撃的な“出会い”の感動が感じられた。これを読んでいるファンも、自身の“出会い”を思い出しながら、各コメントを堪能してもらいたい。
轟一誠 役/「アイ☆チュウ ザ・ステージ 〜Rose Écarlate〜」
・吉岡さんを初めて知った舞台なので。ちなみに、他の方を目的に観に行き、一目惚れしました。・自分が吉岡さんを好きになったきっかけ。キャラクターが三次元に現れた、初めての感覚でした。
藤田五郎 役/歌劇「明治東亰恋伽」
・応援し始めたきっかけの作品だから・日替りシーンで笑いを堪えている姿がかわいかった
鳳暁生 役/ミュージカル「少女革命ウテナ ~深く綻ぶ黒薔薇の~」
・妹思いの兄で理想のお兄さんだから。初めて吉岡佑さんの出てる作品を劇場で生で観て、とても衝撃を受けたからです。この作品を観てなかったら今の私が居なかったと思うくらい大切な作品です。これからも吉岡佑さんのことを変わらずに応援していきたいと思っています。大好きです!!!!・原作から飛び出してきたかのようなビジュアルはもちろん、吉岡さんの心地よい歌声がとても素敵でした! 中でもリフト(女性を持ち上げる)しながらも、安定感のある歌声を披露されている姿はまさに「王子様」でした。役の二面性の演じ分けも素晴らしく、吉岡さん以外にこのキャラクターは演じられない! と思いました。
イヴ 役/Live Musical「SHOW BY ROCK!!」―深淵のCrossAmbivalence―
吉岡さんの大好きな役は沢山あるのですが、イヴが1番びっくりしたと言う事で選ばせていただきました。あのビジュアルが似合うのは吉岡佑しかいないくらいかっこよかった!! しかもイヴは中身が滅茶苦茶かわいい!! 登場時からイヴのギャップにやられてしまいました!! 幕末ROCKから続いたKIMERUさんとの相棒感も最高だったし2人の空気感が大好きでした!!どんな舞台でも舞台上吉岡佑さんがいるとどうしても目を奪われてしまいます。顔もスタイルもカッコいいし、中身も真面目でかわいい所もあって、とても素敵でこれからも応援していきたい役者さんです。
フロスト 役/舞台「夢王国と眠れる100人の王子様 ~On Stage~」
まんまゲームの世界から出てきたようだった。王子様ってこの人のこと言うんだなって感じでした。
井伊直弼 役/超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』
見た目がとても似合っててよかったからです
今和泉あゆむ 役/舞台「ラズベリーボーイ」(再演)
長身を活かしたカッコいい役も多い吉岡さんですが、この時の大きい身体を縮こませてのおどおどとした演技はとてもかわいかったです。湊との友情もいいし、作品内でのあゆむくんの成長に感動するしで、とても好きな役であり作品です。
南那城メィジ 役/ ミュージカル「Dance with Devils」
デビミュ~フェルマータの千秋楽でラストバトル前にメィジのお団子が偶然ほどけてポニテになっちゃった神展開がめちゃくちゃかっこよかったため
心宿 役/『ふしぎ遊戯』
初めて観た2.5次元舞台で、初めて吉岡さんを知りました。あまりにも素晴らしくてオーラが眩かったです!! 以来、吉岡さんの大ファンです!
白波高正 役/舞台「クレスト☆シザーズ」
美容師という舞台では珍しい役どころでしたが、吉岡さんのハサミさばきが美しすぎて見惚れてしまいました! 常に大人の色気が漂っていて、なにより普段見ることのできない髭を生やした吉岡さんを見ることができてうれしかったです! お客さんを舞台にあげる演出も斬新で、とても印象に残っています。
本条政虎 役/舞台「遙かなる時空の中で6 幻燈ロンド」
一匹狼なのに仲間思いで優しい虎を演じてる姿がすごくかっこいいからです。
夢丸 役/ 舞台「刻め、我ガ肌二君ノ息吹ヲ」(再演)
再演ですが、初演の同役とは全く違った魅力を見せているからです。
また、上演が叶わなかった舞台「RE:CLAIM」にもコメントが寄せられていた。ビジュアルの「格好いい」が“カンスト”しているだけに、実際に動く姿をぜひ観てみたい役である。いつか上演されることを願わずにはいられない。
紗灘 役/ 舞台「RE:CLAIM」
新型コロナウイルス感染症の影響で中止になってしまった舞台ですが、発表されていたビジュアルが眼鏡に刀で暗殺者と、かっこいいの詰め合わせだったので紗灘を選びました。公演は中止になってしまいましたが、グッズのキャラクター機密情報で知った紗灘のキャラクターにもとても惹かれました。いつか、RE:CLAIMの幕が上がって、タイトルのように舞台を楽しめる日常を「取り戻す」日が来ると信じています。何より、RE:CLAIMの世界の中で活躍する紗灘が観たいです!!紗灘、本当にかっこいいです!
キャラクターの日常を感じさせてくれる優しくも緻密な演技力
吉岡佑
2nd写真集
佑休〜HOME〜
特典生電話が全て終わりました!!昨日から始まりましたが
初めてファンの方と電話で話すのが新鮮で楽しかった!
緊張はしましたが😅笑
本当に幸せな時間をありがとうございました✨次は久々にカレンダー作りたいと思ってます😆✌️
海外行きたい🤩
本当にありがと! pic.twitter.com/gWLOYXiHGC— 吉岡佑 (@yoshioka_yu725) July 5, 2020
35歳になった吉岡 佑。メンズヘラクレスでの活動やトーク番組では、屈託のない少年のような笑顔でファンに安らぎを与えてくれる。
一方で、舞台では「このキャラクターが存在していたら……」というファンの想像に、ひとつの解を提示してくれる演技が魅力的だ。
これからも、多くの作品で彼は役の人生を歩んでみせてくれるだろう。その姿を楽しみにしている。
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