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笹森裕貴が演じたベストキャラは? ファンの心を動かす“ひたむきな努力”

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本日2020年6月21日に、23歳の誕生日を迎えた笹森裕貴。

笹森は、2018年に初舞台に立ち、それ以降も「あんステ」や「刀ミュ」など、多くの人気作品に出演している。すさまじい勢いで成長を続けている彼は、今後の2.5次元作品を担う存在になるのではないだろうか。

デビュー以降、笹森がファンの心をつかみ続けている理由とは? 2.5ジゲン!!では、笹森の誕生日を記念して、Twitter上でファンアンケートを実施。出演作品をファンのコメントと共に振り返りながら、人気の秘密に迫ってみたい。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

笹森 裕貴(ささもり ひろき)プロフィール
1997年6月21日生まれ
出身:東京都
身長:178cm
趣味:ダーツ、1人映画鑑賞
特技・特技:野球(球技全般)、数字の位を全て言う
引用:所属事務所(株式会社オムニアのHPより)

水野祐役/ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』


最も多くのコメントが寄せられたのは、笹森の初舞台となる『サンリオ男子』だ。

『サンリオ男子』は、サンリオキャラクターを愛する男子高校生たちの出会いと友情を描いた青春物語。笹森が演じたのは、マイメロディが大好きな高校2年生・水野祐だ。

笹森くんの初演がサンリオ男子ということもあり、とても印象に残っています。

いちばん最初の舞台でピッタリな役だったから。

現実に水野祐がいたらこんな感じなんだろうなと思ったから。

笹森くんの記念すべき初舞台。ビジュアルは祐くんのノリ、性格を完全に理解していて、作品の中から本当に飛び出してきたみたいだった! 初舞台なのに神ファンサ、いつでも素敵な輝く笑顔。人生であんなに楽しかった日々は初めてでした。彼のオーラを見て必ず売れる! と確信して推し続け、今や刀ミュ俳優に。信じてついてきてよかった! ありがとう。

キラキラ輝く舞台に初めて立つ笹森くんを拝見できた作品だから

舞台冒頭でスマホの画面の中からサンリオ男子たちが話すシーンがあるのですが、まさにスマホから飛び出してきたような、原作の祐くんそのままの姿に感動しました! 初舞台とは思えない素敵なお芝居でした!

とにかく似合ってました! 原作そのまま!

笹森くんの2.5舞台の初出演作品だから。舞台本編だけでなく、事前のイベントからしっかり水野祐くんを演じていて、一気に虜になりました。

笹森くんの初舞台で、千秋楽のカテコでの涙が今でも忘れられないから。

デビュー役の続投なので! デビュー作の千秋楽で号泣していた彼が、約1年後の今作では、たくさん経験を積んで堂々とした姿を見せてくれました。康太君が立ち直るシーンでは、セリフもまなざしもすべて優しくて心が浄化されるようでした。制服もタキシードも似合ってました。ファンサもいっぱいでとても楽しかったです。

笹森にとって、今作は初めての舞台であると同時に、初めての2.5次元作品への挑戦だった。

『サンリオ男子』は、歌もダンスもあるという華やかなパフォーマンスも魅力のひとつ。笹森が

ダンスも初挑戦だったというのだから驚きである。公演を重ねるたびに成長する彼の姿からは、日々の努力がうかがえた。

初めて尽くしの舞台に相当な緊張があったと推察されるが、笹森はそうした苦悩を感じさせず、まぶしい笑顔と軽やかなパフォーマンスでファンを魅了した。無限の可能性を感じさせてくれた『サンリオ男子』、未見の方にはおすすめの作品だ。

天祥院英智役/舞台『あんさんぶるスターズ!』シリーズ


次にコメントが多く寄せられたのは、舞台『あんさんぶるスターズ!』の天祥院英智。学園の最高権力者である生徒会長で、いつもほほ笑みを絶やさない穏やかな雰囲気をまとっており、学院や生徒たちを愛する博愛精神の持ち主だ。

その半面、部外者には容赦がないという冷たい一面も持ち合わせている。病弱で長期にわたって入院をしていたりと、体は丈夫ではないが、そのパフォーマンスは多くの人を惹きつける魅力がある。

あんステではじめて笹森さんの演技を拝見したのですが、七夕祭での表情を見て、これぞ天祥院英智だと思いました。嫉妬、羨望、歓喜、様々な感情が混ざり合って、見ているこっちが目を背けたくなるような気持ちになりました。あの衝撃が忘れられません。笹森さんの英智にぜひまた会いたいです。

猫背をなおすために背中にハンガーを入れていたお話をされていて、キャラクターのことをすごく考えてくれているのが伝わってきました。演技、所作はもちろんファンサービスまで英智くんそのものだったのを今でも鮮明に覚えています。

本当に舞台2作目か!? ってなるくらいの打ち込みっぷりでした。目的のためなら手段を選ばず冷酷にさえ見えてしまいそうなキャラクターを、アイドルが好きで渇望し、同時に儚さも併せ持った「人間らしさ」を強く感じる人物として見事に演じていました。夜中まで自主的に稽古したり、ハンガーを背中に入れて猫背の矯正をしたり、聞こえてくるエピソードも含めて、本人の努力をとても感じる作品でした。

儚くも美しく、時に冷酷で、だけど根っこの部分にはアイドルが好きだという気持ちを持つ天祥院。「皇帝」というイメージを持たれながらも、一番人間らしいという複雑なキャラクターを熱演。舞台2作目とは思えない圧巻の演技に、絶賛の声が寄せられた。

コメントの中にもあるように、天祥院の凛とした佇まいを表現するために、背中にハンガーを入れたり、経営の本を読んだり、“努力の塊”ともいえるようなエピソードは有名だ。2000人の観客の前に堂々と立つために、キャラクターに対して全力で向き合ったことがうかがえる。舞台裏のエピソードも含めて、笹森演じる天祥院が多くのファンに愛されることは納得である。

西島マオ役/『ガラスの仮面・愛のメソッド』


「愛のメソッド」とは、「ガラスの仮面」に登場する名作舞台「紅天女」の主演の座を争うマヤと亜弓に対し、月影先生が出した課題だ。

これを題材に、新人女優対決が行われた同企画は、2018年まで再演を繰り返していた。2019年に初の男性キャスト版としてリメイクが決定し、笹森は舞台3作目にして初主演を務めることになった。

初座長の作品ながら堂々とお芝居をされていた姿が印象に残っています。何度か観劇させていただきましたが、ヘレンとサリバン先生のやり取りは毎回号泣でした。

初主演・座長作品なので。ガラスの仮面のスピンオフで、同年代の役者とお芝居を競い合う物語でした。ラーメン屋の明るいバイト役から劇中劇の役への切り替えが見事で、さながら原作「ガラスの仮面」の北島マヤのようでした。課題のヘレン・ケラー役は照明も相まって神々しかったです。過密スケジュールの中、千秋楽では気迫でそこに立って演じ抜いてました。かっこよかった。

笹森が演じたのは、ラーメン屋万福亭でアルバイトをする元気な少年、西島マオ。笑顔のまぶしさは笹森の魅力のひとつだが、今作で注目すべき点は、演技の幅の広さだろう。劇中劇で見せた「ヘレン」の視線、手の泳ぎ方、そのどれもが自然で、笹森の演技の繊細さが光っていた。

はつらつとした少年からヘレンに切り替わる瞬間、役だけでなく周囲の空気も変えてしまうような笹森の演技は、まさに“千の仮面”を持っていると思わせるほど。「笹森裕貴、おそろしい子――…!」。そんな感想を抱いたファンも多いのではないだろうか。

松井江役/ミュージカル『刀剣乱舞』


着実にキャリアを重ねる笹森は、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズにも出演。2019年に上演された歌合では、サプライズ登場するという予想だにしなかった“顕現”。彼の活躍に大きな期待が寄せられた。

歌合の大阪公演で松井江を演じる笹森さんが最後の演出で出て来たのですが、お面を外した時の顔が美しすぎた衝撃が忘れられません。

見た目はもちろんのこと、仕草や表情まで息をのんでしまうくらい美しくて、目が離せませんでした。松井江ができるのは笹森さんだけだと思います。本人が望んで望んで手にした刀剣男士役なので。ビジュアルも所作も完璧。歌合でのサプライズ顕現は本当に美しかったです。何万人もの人たちの前で、望まれて祝福されてそこにいる姿には感涙しました。

松井江は、戦も実務も得意な万能さを持ち合わせた刀剣男士。一見すると穏やかな印象を抱くが、血に執着するような発言も原作内では多く、謎の多いキャラクターでもある。

笹森が見せる余裕ある物腰と、戦いの最中に見せる表情のギャップからは、松井江が多くのものを乗り越えてきたのだろうという過去を感じることができる。

残念ながら~静かの海のパライソ~は7公演が中止となったが、来年に再演が予定されている。笹森ならば、きっと新たな力をつけた松井江として、ステージに顕現してくれるだろう。

他にもたくさん! 笹森が演じたキャラクターたち

水野茅役/MANKI STAGE『A3!』SPRING2019
・見た目はもちろん、演技の端々に至るまで、綴くんを思う気持ちをひしひしと感じました。綴くんとのやり取りは水野さんにつられて毎回泣いてしまいました。笑

・綴に対する気持ちとかがとてもこもっていたから

・あんステに続いてのお金持ち役! 春組の劇団員皆木綴くんの親友 兼 圧のあるTOでした! 「りょおおおおの(寮の)!??」と声が裏返るシーンがよかったです。劇中の春組の公演は客席で観客と一緒に観劇し、その後の綴くんとの再会シーンで毎公演本気で号泣している姿にとても胸を打たれました。抜群のスタイルにスーツがよく似合っていて、ダンスもキレッキレでした。

綾瀬桜良役/舞台『二子玉川の恋』
今までで唯一、原作のない舞台で「別れさせ屋」という難しい役どころに挑んでいました。余裕があって達観したふりをしつつも、全然そんなことなくて、いびつになっていく姿を全力で演じていました。最後の方の諦めたような、それでいてどこか嬉しそうにも見える表情は、22歳のそれとは思えないほどでした。

栃沢弘役役/SCHOOL STAGE『ここはグリーン・ウッド』
黒髪メガネのビジュアルが新鮮でかっこよかった…! なのにキャラが少し変な感じで笹森くんが演じてきた役とのギャップが良かった

人を惹きつける、ひたむきな努力の数々

今回のアンケートでは、2018年の初舞台以降、出演した全ての舞台作品にコメントが集まったことが印象的。笹森がどの作品に対しても、真摯に向き合いファンに感動を与えた証拠だ。

デビュー以降、数多くの人気作品に出演を果たしている笹森。瞬く間に成長していく過程に、どれだけの努力が隠されているのだろう。

「この人が頑張っているから、私も頑張ろう」――笹森は、そんな前向きな気持ちを与えてくれる俳優のひとりだと思う。前へ前へと進む背中に、勇気づけられたファンも多いのではないだろうか。

着実に成長を続ける笹森の未来には、無限の可能性が秘められている。23歳になった今年も、さらなる飛躍の年になることを願うばかりだ。

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WRITER

水川ひかる
								水川ひかる
							

2.5次元舞台の魅力を全力でお伝えしていきたいと思います。まだまだ駆け出しライター。推しが元気で今日もごはんが美味い!

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