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荒木宏文が演じたベストキャラは?2.5次元界を導く、道しるべとなる存在

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2020年6月14日に、37歳の誕生日を迎える荒木宏文。繊細な芝居は、いつだって「キャラクターが生きてそこにいる」と思わせてくれる。

テレビや映画、舞台と幅広く活動する彼は、昨年デビュー15周年を迎えた。1月にはセルフプロデュースのフォトブック「History」を発売しており、常に新たな喜びをファンに与えてくれている。

今回2.5ジゲン!!では、誕生日を記念してアンケートを行った。ファンから寄せられたコメントと共に、彼がこれまで生きてきた役を振り返っていきたい。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

荒木宏文(あらき ひろふみ)プロフィール
生年月日:1983年6月14日
出身地 :兵庫県
身長  :174cm
引用  :ワタナベエンターテイメント公式サイトより

にっかり青江役/ミュージカル『刀剣乱舞』

今回もっとも多くのコメントが寄せられたのは、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズのにっかり青江役だ。

寄せられた100件近くのコメントから、荒木が演じたにっかり青江がいかにファンたちに愛されているかが伝わってくる。

にっかり青江というキャラクターを演じられた荒木宏文さんが、まさに身をもってその役を体現してくれて、本当に人間ではなく顕現して擬人化した存在であるように感じられたのが素晴らしかったから。

また2.5次元作品は沢山ありますが、お芝居パートの内容の面白さ(歴史上の真実の部分と刀剣男士が加わる事での、そうだったかもしれないという想像の部分)に加えて、その後にライブパートという現実でも多くの人が体感した事のあるエンターテイメントの楽しさを刀剣男士からも貰えるという贅沢さが、観劇の面白さや可能性を深めてくれて、またその敷居を下げて間口を広げてくれた作品だと思えたからです。

荒木宏文さんに出会えた作品であること。見た目はもちろん細かい所作や話し方など、にっかり青江が3次元に現れたらこうだろうという姿を体現してくださったと思います。

直近の歌合では、約10分間一人で講談をされていたのですが、何万人もの観客を前に話に引き込む実力は、いままでの荒木宏文さんの積み重ねてきたキャリアがあったからこそだと思います。本当にたくさんの作品に出ていらっしゃるので一つに絞れないですが、思い入れがあるので選ばせていただきました。毎公演、演技に変化があるので、出来ることなら全ての公演を見たかったです…。

荒木宏文という名前は知っていて、活躍しているのも凄く知っていたのですが、知っている俳優さんから、大好きな俳優さんになった、きっかけの作品でありキャラクターです。こんなに綺麗な俳優さんだったんだと、ビックリしたと同時に、完全に恋に落ちました。

荒木宏文さんのファンになるきっかけだったから。役者さんたちのことも刀ミュのことも2.5次元文化のこともほぼ知らないまま、軽い気持ちで4DX上映会に行ってみたら、荒木さん演じるにっかり青江に釘付けになりました。一部のクールで大人びた雰囲気から、二部のキュートで力強い姿へのギャップが素敵でした。

どの作品も役に忠実ですが、絵の人が現実に出てきた衝撃を与えてくれるほど、にっかり青江の再現度は素晴らしいです!

最年長でいろいろ大変な部分があると思いますが、殺陣やダンスや歌は 誰にも負けないぐらい綺麗で見ていてかっこいい

立ち絵だけのゲームで動いてる所を見たことが無いのに、シリーズどの作品で見ても荒木さんが演じているではなく青江は生きていると思わせる存在感が凄い!

役の作り込みがずば抜けて深かったことと、元々にっかり青江が好きだったことでキャラクターを大切にしてくださったことにとても感謝しているからです。

初めて見た時、怪しげで、掴みどころがない感じがすごくにっかり青江とマッチしていて、驚いたからです。

また、 三百年の子守唄→真剣乱舞祭2017→真剣乱舞祭2018→三百年の子守唄2019→歌合 と、公演を重ねれば重ねるほど、元々クオリティが高かったのに、よりクオリティが上がっていて、そこににっかり青江が存在している感覚になるので、ほんとに荒木さんが演じてくれて良かったと思います。

荒木宏文さんを知るきっかけになった役。ストイックで素晴らしい表現の彼にしか表せないぴったりのハマり役。

やっぱり荒木さんのポニーテール(ロングヘア)は神だと思ったから。

初めて荒木さんのにっかり青江を見て、「本物のにっかり青江!?」って思うくらい似ていて、歌もダンスも上手くてすぐに好きになったからです。

荒木さんの今までの演劇能力が最大限に詰まった訳だと思います。本当にそこにキャラクターそのものがそこに実在していて、荒木さんがにっかり青江をやってくれて感謝しかありません。

動き、姿、すべてがにっかり青江でした。 にっかり青江の色気とヒロくんの色気がこんなにピッタリ合うなんて。

「キャラクターを生きている」という説得力が突出していた。俳優本人の存在を全く意識させなかった。

ゲームで既に好きなキャラでしたが、荒木さんの青江を見てこんなに妖艶に演じることもできるんだ!!と死ぬほど感激しました。

そしたらみほとせの再演!特に2部!!もうめちゃくちゃにかわいくてかわいくてかわいくて!!「荒木さんの青江はにっかりさんって呼んじゃう///」とか言ってましたが今では青江ちゃんです。青江ちゃんかわいいです。ありがとうございます。

荒木さんの他の作品もいくつも見ていますが、キャラの妖しさや立ち居振舞い含めて荒木さんの当たり役だと思っています

実在するキャラではないはずなのに““実在している””と錯覚してしまうほど、仕草や雰囲気、態度等の細かな部分まで全てがキャラそのもの。ここまで体現出来るものなのかと、初めて見たとき心の底から感動しました。

初めて荒木さんと出会った作品です。綺麗な立ち姿、殺陣、細やかな演技、ダンス全部に持っていかれました!再演では「解釈は突き詰めた」とまで言ってらしたのに、さらに新たなるキャラクターの解釈や魅せ方、物語のとらえかたを見せてくださったので、感謝しかありません。ありがとうございました。

ゲームのにっかり青江のファンなのですが、舞台に立つ姿がにっかり青江そのもので驚きました。声も柔らかで低めな青江の声でした。公演を重ねる度にキャラに近づいていくのでそのストイックさと危うさにハラハラしながらも魅入ってしまいます。

荒木さんのにっかり青江を見る度に泣いてしまうんです……なにもかもが理想の青江像すぎて…… 三百年の子守唄の初演、再演では、1部では人らしさに欠けたけど優しさもある青江を完璧に演じて、2部では最高に可愛くて、でも青江節も欠かさないお茶目さもあって、再演では更にパワーアップしてて!!好感しかないです。

青江をやるにあたって身体を毎回絞って下さっているという情報を初めて聞いた時どれだけこの方は私たちファンを喜ばせてくれるのか……と頭を抱えました。無理しすぎないでこれからも頑張ってほしいです

荒木さんを知るきっかけになった作品だから。 刀剣乱舞のキャラクターで大好きなにっかり青江、紅白出演で見てから興味を持ち、ミュージカル刀剣乱舞三百年の子守唄2019の千秋楽公演をライビュでしたが、観劇してすっかり虜になりました。

荒木さんの演技はいつも凄いのですが、キャラクターそのもので、あまりにも青江すぎて、全てが完璧で驚きました。妖しく優しく美しい素敵なにっかり青江を丁寧に演じてくださり感動しました。

荒木さんのにっかり青江が舞台上に登場した瞬間、雰囲気・話し方・立ち振舞い全て「ゲームで見たあのにっかり青江がそこにいる!!」と鳥肌が立ちました。

さらに時間が経ってもイメージが崩れるどころか見れば見るほどにっかり青江にしか見えず、すごい俳優さんだな本当にと驚きました。 荒木さんが演じる2次元のキャラクターはどれも内面からイメージそのままで、舞台を見に行くのがとても楽しみになります。

もともと、舞台に対する向き合い方とかが真っ直ぐな方だなぁって印象はあったけど、青江というキャラクターとの距離のとり方が絶妙で荒木さんが青江で本当に良かったです!!

刀ミュの青江を初めて見たときの衝撃が凄すぎました。本当にあの舞台に青江が存在していました。立ち居振舞いが青江。結った長髪をさらりと撫でる仕草なんて大変です。青江の色気が爆発してます。

外見、内面の役作りをしっかりメンテナンスしながら行ってくれて、原作以上とも言える殺陣を魅せてくれた。人のようで人でないアンバランスさを心の面でも言葉、表情でも表現してくれて荒木さんが演じてくれなければ私は舞台の良さに気付けなかった。

荒木さんは理想のにっかり青江さんです。成熟した魅力と初々しい人間性を同時に持っている。そんな彼に魅了された。荒木さんの青江さんが大好きです。

原作にはストーリーといえるほどの物語がなくかつ「刀」という物の役にもかかわらず、刀の歴史や背景を掘り下げ、人ではないが人の心を持った「男士」として青江を作り上げてくれたから。ただキャラを再現しただけではないことに衝撃を覚えた。

にっかり青江のような歴史の長い、かつ逸話を背負う無銘刀を論理的に表現することが難しい。それを見事に表現し、さらに深堀をして新たな魅力を引っばりだすのは荒木宏文さんです。

荒木さんの演技の迫力や底力のおかげで、新しい世界の風景が見れたので、いつも感謝しています。これからもずっと舞台の上に立ち続けることを期待しております。

立ち居振る舞いや表情だけでなく、ポニテの毛先、指先、視線なと細部に至るまで全てがにっかり青江そのものだった。 広い会場で1人で行った講談。その回ごとに語り方も違い、いろんな解釈を表現されていて素晴らしかった!!

にっかり青江だったから。昔、とてもとても思い入れのある大切なキャラクターが舞台化された時に、まず、雑なビジュアルで受け入れられず。それ以降、あえて2.5は観ないようにしていましたが、偶然観た三百年の子守唄のにっかり青江はビジュアルは勿論、身のこなし、佇まい、仕草、声等全てがにっかり青江だと感じました。

3次元の身体の役者さんが2次元のキャラを体現して下さるのにどれほど身体をコントロールされ、役を掴まれているのか、感動してしまいました。それ以来、2.5に対する嫌悪感はすっかり払拭されています。

あの時ひどく幻滅した大切なキャラですが、もし、荒木さんだったら、どんなに儚く美しく体現して下さるだろうかと思っています。叶う事は無いでしょうけれど。 また、声優さん目当てで見ていた某特撮戦隊の素敵な敵役さんがにっかりさんと同じ方だと繋がった時の驚きも忘れられません。

人が人ならざるものを演じることで生じる違和を感じさせないというか、刀が肉体を得て心というものに触れることで生まれる微妙な変化や心情の表現がとても細やか。立ち居振る舞い、髪の一本に至るまでにっかり青江という刀そのもの。

荒木さんの余分なものを削ぎ落とし、自分自身を限りなく0にして役と自分の境界線を無くしていく姿に、にっかり青江という刀が荒木さんを依り代に選んだのではないかと思ってしまうほどです。

にっかり青江は、備中青江派の大脇差。実態のない幽霊すら斬るという伝説が残る名刀で、審神者を翻弄する意味深な台詞やミステリアスな雰囲気が魅力的だ。

長い髪が揺れるところまで計算されているのではと思えるほどの再現性に、多くの称賛が寄せられた。とはいえビジュアル荒木のにっかり青江がここまでファンに愛されているのは、ビジュアルだけが理由ではないだろう。内側を深掘りした荒木の芝居からは、刀が人の心を持つ絶妙なアンバランスさも感じることができる。

自身のブログで、荒木は「僕もみんなと同じにっかり青江のファンの一人」と語っている。役と真摯に向き合う荒木だからこそのにっかり青江は、彼の魅力を知るうえでは外せないキャラクターだ。

ジーン・オータス役/舞台『ACCA13区監察課』


主演を務めた舞台『ACCA13区監察課』にも多くのコメントが寄せられた。原作は、オノ・ナツメによる漫画作品。物語の舞台となるのは、13の自治区から構成されているドーワー王国。

円形舞台と劇場全体を使った演出に小さい劇場ならではのあまりにも至近距離な距離感、そして公演中ほぼずっと舞台に居続ける360度どこから見ても美しい立ち姿を鮮烈に記憶しています。

荒木さんはジーンの色気と可愛さを見事に再現し。近い距離で、二時間ほど、360度の座長が見られる、奇跡な舞台でした。

出番がないシーンでも袖に戻らず、舞台上にいるという演出で2時間弱ほぼ舞台に立ち続ける荒木さんをみたのが印象深いため。また、役者さんたちの息遣いが感じとれるほど小さな劇場で、臨場感がすごかった。

小さめの劇場でほぼ出づっぱりなのにまったく役が「きれない」ところが好きになりました。

まず作品自体の完成度が高く非常に見応えがありました。演技はどの作品でも素晴らしいのですが、ジーンは徹底的に体を絞り、原作から抜け出てきたようなビジュアルと美しい立ち姿が印象的でした。

これまでにない大人の作品でした。ベテランの役者さんたちが中心になった作品で、2.5次元の新しい形として画期的だったと思うし、その作品の主演として荒木宏文くんがクールにストイックに美しく立っていたこと、とっても誇らしかったです。いい役は他にもたくさんありましたが、主演作を推します。

「舞台上にほぼ出ずっぱり」という特殊な舞台。多弁ではなく動きも少ない主人公を雰囲気まで完璧に体現されており、ご本人もとても楽しんで演じられていたから。

暗闇の中、浮かび上がる円形の舞台で立っている姿はジーン・オータスでした。舞台上ではいつも「荒木宏文くん」はいなくて、登場人物そのものなんですけど、それをより強く感じた作品でした。

荒木が演じたジーンは、「もらいタバコのジーン」というあだ名を持つ青年だ。ACCA監察課副課長を務めるジーンは、いわゆる王道の主人公キャラクターではない。自ら積極的に動くというよりも、むしろ『巻き込まれ型』であることが多い。感情の機微がわかりやすく表に出ない分、荒木の繊細な芝居が光っていた。

今作は劇場が360度の円形をしており、2時間10分の公演中荒木はほとんど出ずっぱりだったという点にも注目したい。常にあらゆる角度から観客の視線が向けられている状況でありながら、荒木のジーンからは緊張が見えない。

原作さながらの脱力感や緩い雰囲気を纏っており、ジーン・オータスがその場で生きていると思わせてくれるような自然な演技だった。他の登場人物を見上げる表情や、タバコを吸う際の指先、視線の動きなど、ひとつひとつの所作に注目して欲しい作品だ。

ラファエロ・デリコ役/『COCOON 月の翳り・星ひとつ』


今作は、末満健一が作・演出を手掛けるTRUMPシリーズの10周年記念作だ。TRUMPシリーズの本筋は永遠の命を持つとされる吸血種たちが不死伝説に翻弄される物語で、今作はその歴史の中に刻まれた少年たちの友情と決別を描いている。

とてもシンプルな理由で、TRUMPシリーズが元々好きで、作品の世界観がとても好みだからです。そして2つの物語でラファエロを演じきる姿がとても印象に残っていて今までにない荒木さんの姿を見ることが出来てとても新鮮に感じたからです。

初めて荒木さんの演技を生で観ることが出来た舞台で荒木さんの繊細な感情表現や儚い表情などが素晴らしく圧倒されました。当時35歳だったはずなのにそこにいるのは完全に少年のラファエロで感動して円盤も何度も繰り返し観るほど大好きな舞台なので選びました!

不安定に揺れる感情を声色や表情、動きなど全身で表現していてとても心が揺さぶられました。

TRUMPシリーズのファンです!荒木さん演じるラファエロの、高潔で気高いのに、心が揺れ動いたときの幼さと未熟さから目が離せませんでした。とても素晴らしい役者さんだと思いました。

私が荒木宏文さんという1人の役者さんに出会ったきっかけの作品であり、役どころです。ラファエロという男の子は10代の所謂思春期(劇中内の呼び方だと繭期)、多感な時期の男の子なのですが、正に男の「子」としてその場にいらっしゃいました。

当時、御本人について恥ずかしながら全く知らず、観劇後御本人について調べたところ、35歳(当時)であったことにとても衝撃だったことを覚えています。思春期(繭期)特有の気持ちの揺れ動く様や繭期に溺れていく様、自分の生きたい一生懸命な姿など、1つの公演でたくさんの演技を見ることの出来、御本人の姿は何処にもありません。

そこにいるのはラファエロという男の子のみです。 この舞台に限らず、御本人という人格は消え、キャラクターが生きている・その場に存在している、そう思える役者様だと思います。

過去のTRUMPシリーズで描かれてきたラファエロからとは違う柔らかさや弱さ、優しさを違和感なく演じられていたから。

高貴な家柄に生まれ、様々なものを背負った繭期の少年の複雑な葛藤や揺らぎの繊細で印象深いお芝居が言葉では言い表せない程魅力的で釘付けになりました。オペラグラスでみた表情や瞳が未だに忘れられません。

今作は月の翳り編と星ひとつ編が交互に公演されるダブル上演で、荒木は少年ラファエロを演じた。当時35歳の荒木が“少年”を演じるにあたって、年齢的な違和感はまったくないのだから驚きである。

ラファエロは一見冷静で完璧な優等生に見えるが、脆い一面も持ち合わせている。思春期特有の脆さ、繊細さを表現する荒木の芝居は、確かに舞台の上に少年がいると思わせてくれる説得力があった。

森鴎外役/歌劇『明治東亰恋伽~月虹の婚約者~』


「人を好きになること」を観客に投げかけるストーリーは、乙女ゲーム『明治東京恋伽』が原作。明治時代にタイムスリップしてしまった女子高生の芽衣と、スーパーエリート森鴎外の恋物語が描かれている。

初めて荒木さんを目当てに、初めて2.5次元作品を生で観た記念の舞台だからです。2階席だったんですが、劇場全体から明治の世界感に包まれてとても感動したのを深く覚えています。

荒木さん演じる森鴎外が和装も洋装も美しく、本当キャラ再限度が素晴らしかったので。

衣装のシルエットがすごく綺麗で、歌もすごく上手かった。面白がっているけど、本当は優しいく、王子様を体現したようなキャラクターを見事に演じていたから。

初めて荒木さんを見た作品。森鴎外として生きる荒木さんの姿に心を突き動かされて自分の人生変えるチャンスを貰えたから。あの時この作品の荒木さんに出会えたからこそ今の自分があります!

美の化身。「完璧」を体現してる。

荒木さんが「人を好きになること」を演じた、夢のように美しい舞台。いつも通勤の車の中でライブCDを流しています。

荒木さんの沼にハマる事になった大好きな作品です。優しく強く美しく品がありでもお茶目な一面もありのキャラを完璧に演じてくださっています。再演を心待ちにしています。

主人公を思う気持ちが凄く伝わってきた作品で歌もダンスとても良かったです!

荒木が演じる森鴎外は年齢不詳で、登場するキャラクターたちの中では大人側のポジションにいる。史実通り留学先のドイツでエリスという女性との恋愛を経験している森鴎外は、2度と恋をしないと決めていた。恋をすることに対して臆病だった彼が再び恋をして一歩踏み出すまでの心情の動きは、荒木の丁寧な表現で一際眩しく描かれていた。

現実ではありえない恋物語は、夢の中にいるような感覚を与えてくれる。劇中では荒木の歌唱シーンも多く、ライブパートも楽しめる作品である。

坂口安吾役/舞台『文豪ストレイドッグス 黒の時代』

舞台『文豪ストレイドッグス』は、実在した文豪の名を冠した者たちが戦うアクション漫画が原作だ。2017年に舞台化された黒の時代はアニメで放送されたスピンオフドラマで、ファンの間でも人気の高いエピソードだった。

推し作品に大好きな荒木さんがでたのと、ご本人も出たいと仰ってた愛を感じます。 アニメと小説原作ですが、舞台は小説に沿っていて坂口安吾のミステリアスながらに自分の立場と抗う余韻の演技が最高にかっこよかったです。

原作最新まで読んでから見返すと安吾の感情が汲み取れるようなここまで予測してたかと思うと鳥肌ものです。舞台期間中台詞量多くなくとも、目でみせる演技はみものでした、そしてなによりビジュアルがそのままでした。頭からつま先まで坂口安吾。私の中では感謝しかありません

アニメや小説、漫画で気づけなかったキャラクターの魅力に釘付けになりました。 荒木さんのお芝居は、このキャラクターが何故こう動いたのか、何を考えているのか、言葉に出さない見え難い部分も細かい仕草からちゃんと伝わってきて、心揺さぶられます。

どの作品も好きですが、舞台文豪ストレイドックスの坂口安吾役は特にキャラクターの魅力を再発見したキャラクターです。

アニメの中で一番好きなキャラクターは坂口安吾さんです。好きなので2.5次元の安吾さんも見たかった。私は劇団を手伝ったことがあるので、役者と助演とスタッフさんたちの辛いこと厳しいことがよく分かります。文スト黒の時代は初めて見た舞台でした。深い印象が残り、震撼させられた。その後、舞台と荒木さんも好きになりました。海外のファンなので、文法に誤りがあったら許してくださいm(._.)m。

黒の時代は、ストーリーの中でも大人の雰囲気が漂うエピソードだ。荒木の坂口は、そうした雰囲気も見事に再現されていた。その中でも文ステの魅力であるバトルアクションも見どころのひとつであり、荒木の身体能力の高さも再確認することが出来る作品だ。

赤目役/舞台『銀牙-流れ星銀-絆編』

原作は、熊と戦う犬たちの愛や勇気を描いた「銀牙 -流れ星 銀-」。30年以上前に連載されていた高橋よしひろ原作の人気少年漫画だ。登場キャラクターたちが犬ということもあり、舞台化が発表された当初は「どうやって舞台にするんだろう」と原作ファンの間でも話題を集めた。

真っ白い紀州犬、あんなに歌って踊るとは思っていなくて、いい意味で期待を裏切られたので!荒木さんはどんな役でも(それこそ犬でも!)魅力的に演じてくださるのでいつも楽しみです。

荒木くん以外に、こんなにも色気ある犬を演じることがいるのか、いやいない(反語)

犬ですがお狐様みたいな雰囲気で舞台上にいるだけで空間がピリッとして目が離せなかった。あの繊細で鋭い神っぽさは荒木さんにしか出せなそう。

まさに白を着こなす漢!純粋だったり無知だったりなににも染まってないといった綺麗な印象の白を、力強く勇ましく気品も溢れて着こなし、銀牙の泥くささに馴染む、あの忍犬は荒木さんの魅力がたっぷり詰まったキャラクターでした!

荒木さん演じる赤目のビジュアルが神懸かりに美しいです。本編での登場は後半ですが、オープニングと後半以降の出番だけで鮮やかな存在感を放って目を奪われました。「犬の物語を人間が演じる」舞台ですが、演出が素晴らしく引き込まれます。

凛々しいお顔と佇まいに伊賀の忍犬の総帥としての威厳を感じました。息を飲むほどの美しさで畏怖の念すら抱きます。 声音も台詞回しも表情も衣裳のさばき方も姿勢も全て荒木さんだからこそ成せるものだと思います。

荒木が演じた赤目は、原作でも屈指の人気キャラクターだ。主人公銀を抑え、人気投票で1位に輝いたこともある。伊賀に生まれ心身ともに鍛えられた忍犬で、伊賀忍犬の総帥として活躍した。

紀州兼らしい真っ白な毛並みを模した忍装束のような衣装と真っ直ぐな背筋は、そこに立つだけでも周囲の空気が引き締まるような存在感があった。

土方歳三役/舞台『もののふ』シリーズ

2.5次元作品ではなく、オリジナル作品にも数多く出演している荒木。中でも武士たちの壮絶な生き様を描いた舞台『もののふ』シリーズは、多くのファンから熱いコメントが寄せられた。

とにかく、殺陣がかっこ良くて、立ち方もかっこ良くて、最高でした!つむ鴨で、かっこ良さ全開だったのが、続編のかけ隼では、モロイ部分も包み隠さず出してくれて、魅せてくれて、もう最高でした!可能であれば、また観たいです!

3シリーズの心情の違いから魅せる土方歳三像がその時によってすべて違うのがとても心に響いたから

荒木さんのお芝居の迫力と緊張感を感じるから。 場面によっては可愛い一面を見ることもできる。荒木さんのお芝居の好きなところがいっぱい詰まってます。

バラガキと呼ばれたやんちゃな表情、背中で語らせても色気たっぷりのオーラ、武士の時代が終わろうとしてももののふ魂を貫いた生き様を見事に演じていて、いつまでも心に残る演じ手だったから

客席通路後方から、静かに歩いてステージに向かうその姿は、土方歳三そのものだった。纏うオーラが鬼気迫り、「土方歳三がいる」と思わず息をのんだ。

劇場で複数回観劇をした初めての作品でした。荒木さん演じる土方さんの泣き顔と華やかな笑顔が印象的です。

荒木くん演じる土方歳三は背中で物語るものがあって、その背中だけでとってもかっこいいんです。 一作目、二作目を経て、三作目で土方さんの笑顔を見れた時は涙がとまりませんでした。 私が歴史に興味を持ったのもこの作品です。

研ぎ澄まされた刃のように凛として真っ直ぐな在り方が格好良く美しいから。

荒木さんの土方さんの描写がカッコいいで品があるので、白虎隊の子供たちのように先輩たちの背中を追い続けたくて仕方がない。

荒木さんの土方さんは殺陣も演技も表情も舞台上から伝わるすべてに迫力があって、とても感動したから。

この3作品を通して土方歳三のいろいろな面を表現し魅せてくれので私の中でとても大きく残っていてまた荒木くんの土方さんに会いたくなります。

白虎隊の少年たちの物語を描いた『もののふ白き虎』、西南戦争を戦う武士の生き様を描いた『瞑るおおかみ黒木鴨』、そして平隊士の目線から新選組を描いた『駆けはやぶさ ひと大和』というシリーズ3部作すべてで、荒木は土方歳三としてその人生を生き抜いた。

荒木が演じた土方は、鬼の副長と呼ばれるにふさわしい迫力と、凛とした美しさも兼ね備えていた。踊っているようにも見える、鮮やかな殺陣も必見だ。思わず追いかけたくなるような土方歳三の背中は、劇中歌にもある“憧れの背中”と称するのが相応しい。

コエンマ役/舞台『幽☆遊☆白書』

2019年に上演された舞台「幽☆遊☆白書」にも多くのコメントが寄せられた。舞台化が発表された当初、キャスト陣の豪華さなども相まって、幅広いファンの間で話題となった本作。荒木が演じたコエンマは、中でも特に注目度が高いキャラクターだったのではないだろうか。

なんせコエンマ、おしゃぶりをくわえた赤ん坊というビジュアルなのだ。大人の色気が漂う荒木が赤ん坊を!?と驚いたファンも多かったはず。

なんと首から下は人形ボディ、おしゃぶりをしたまま喋るという驚きの再現性で舞台に立ってくれたのだ。

人間界には見目麗しい青年バージョンで登場する、というのも原作通り。一度の観劇で二度荒木を楽しめる作品である。

自分にとって初めて荒木さんの演技を生で見た作品であり、原作大ファンとしても再現率や作品に対する熱意が伝わってきて想い出に強く残っています。

個人的な…本当に個人的な意見で申し訳ありませんが。平田裕香さんとの再共演した作品の為。また、あの、おしゃぶりをどう表現するのか気になっていましたが、期待以上の、アニメのままに大変驚きました。

おしゃぶりをしたまま登場した時の衝撃たるや…推しがおしゃぶり!?と変な声が出ました。コエンマを楽しそうに演じている姿は、こちらも笑顔になるくらいです。

荒木さんを初めて知ったのは刀ミュから。それから2.5作品含め色々な作品を観てきましたが、どちらかと云えばクールなかっこいい役が多かったのに、幽白でまさかのコエンマ! しかも人間界バージョンだけではなく、人形を使い霊界バージョンまで再現してしまうなんて! 舞台上の姿を見てめちゃくちゃ笑いました。

でも帽子の位置を調整したり、卵を運んだりと手の表情が豊かでだんだん愛らしくなってきてしまい、観終わる頃には霊界バージョンコエンマ様イチオシになりました。おしゃぶりを咥えたよどみない長台詞も感動しました。ぜひコエンマ様のリモコンが復活して、キャス変なしの続編をやって欲しいです。

他にもたくさん! 愛され続けるキャラクターたち

乾貞治役/ミュージカル『テニスの王子様』
人生で初めて触れた2.5次元作品だからです。乾の初めてのソロ曲「データは嘘をつかないよ」を見ることがなければ今の私はいません。いつまで経っても私の思い出の作品、キャラクターです。

桐山純哉役/『御茶ノ水ロックTHE LIVE STAGE』
役者であり、アーティストである荒木宏文、あらやんのお芝居も歌声も好きで、その芝居も、生で聴ける歌声、桐山純哉のビジュアルも好きで観れた舞台、ライブハウスに来たような生ライブも劇場で体感できました。まだ観れていない方々にも是非、観てほしい作品です。

桐山純哉役のボーカルは美しかった。舞台は素晴らしくて楽しかったです。

木藤華鬼役/舞台『華鬼』
荒木さんの存在を知ったのはテニスの王子様だったので声のお仕事をしている印象しかなく、舞台や映画に出演していると知り、是非観てみたい、と思い観始めた中での作品でした。それまでに観たいくつかの作品も素敵だったけどやっぱり華鬼を見た時の感動は忘れられないと思います。

華鬼を演じている時だけではありませんが、演じている時の荒木さんの目や雰囲気から、荒木さんが「荒木宏文」としてではなく、「まさにそのキャラクター」として存在している、と思わせられた。変な話ですが観ている間彼を「荒木宏文」としてではなく最初から最後まで「木藤華鬼」としてしかみえなかった。

その凄さに感動して、初めて華鬼を観た夜は興奮で眠れませんでした。人生の中で大好きな作品の一つです。あの時出会えたから(といっても数週間前、とかのごくごく最近の話ですが…)より荒木さんの魅力にハマることができた、私にとっての宝物のような作品です。

劉役/ミュージカル『黒執事 血に燃えるリコリス』
1個の舞台でいくつもの顔が見れるところがいい。

ビジュアルは勿論のこと、飄々とした劉の雰囲気までもが見事に表現されており、ジャックザリッパー等の歌も大変素晴らしいからです。

明るい中にも闇を感じるなんとも怪しいキャラクターを見事に演じていて、ソロ曲もかっこよかったから。

舞台上に劉がまんまいるかと思うくらい劉だった。

2.5次元舞台の「これから」を導いてくれる、道しるべのような存在


荒木の姿を見ていると、2.5次元作品は彼にとっていい意味で“通過点”なのだと感じる。決して現状に満足することがなくストイックに自身を磨き続ける荒木は、きっとこれから先も多くの世界で活躍するだろう。

30代の後半を迎える年齢だからこそできる、深みのある芝居に期待せずにはいられない。そんなファンの期待を裏切らず、遥か上を見せてくれるのが荒木宏文という役者だ。2.5次元界の未来を照らす荒木のこれからが、どうか眩しいものであるように。多くのファンが祈っている。

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WRITER

水川ひかる
								水川ひかる
							

2.5次元舞台の魅力を全力でお伝えしていきたいと思います。まだまだ駆け出しライター。推しが元気で今日もごはんが美味い!

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