2.5次元作品で、キャラを無視するでもなく、寄せすぎるわけでもなく、「その作品におけるそのキャラクターの在り方」を演技で明示してくれる緻密な表現者・山本一慶。
人気俳優として絶えず話題作に名を連ねる山本は、6月1日に誕生日を迎える。
SNSなどから垣間見えるプライベートでは、大好きなゲームやサバゲーに興じ子供のように無邪気な姿をみせる。しかし、ひとたびステージに立てば、無数の感情を操る演技で観客の心を捉えて離さない。
「2.5ジゲン!!」では、そんな彼の誕生日を記念した事前ファンアンケートを実施。愛に溢れたコメントをできるだけ掲載しながら、お誕生日のお祝いとしたい。
※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。
山本一慶(やまもと いっけい)プロフィール
生年月日 1989年6月1日
出身地 東京都
血液型 O型
身長 176cm
b/w/h 83/70/89
足のサイズ 27.5cm
座右の銘 一期一会
好きなスポーツ バスケットボール
趣味 ゲーム、映画鑑賞
引用:https://artistjapan.co.jp/talent2/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%B8%80%E6%85%B6/
もくじ
雛森千寿 役/『MESSIAH メサイア』シリーズ
「メサイア悠久乃刻」東京公演が無事に終了しましたー(*'▽'*)
たくさんの方に愛され!そして素晴らしい作品だなと実感しました!
まだ大阪があるのでひなちゃん少しお休みして!
大阪でまた爆発したいと思います(≧∀≦)
ありがとうございました!!! pic.twitter.com/r333F4uqss— 山本 一慶 (@IKKEI_YAMAMOTO) September 10, 2017
山本は出演作が多く、メインキャラクターを演じる機会も多い。そのため、今回のアンケートもたくさんの役にコメントが寄せられた。
そのなかでも、コメントの実に半数を占めたのがこの『MESSIAH メサイア』シリーズの雛森千寿役である。
同シリーズは、あてがきで役者自身を投影した役が用意されることで有名。その人だけが演じられる、その人のためだけの役や脚本が生みだされる、珍しい作品だ。
山本が演じる雛森は、2017年の舞台『MESSIAH メサイア -悠久乃刻-』で初登場。「刻」シリーズラストの作品となった舞台『MESSIAH メサイア -黎明乃刻-』(2019年)まで、映画も含めて5作品に出演した。
激しいアクションはもちろん、キャラ同士で会話している時の表情、目の動き、手の動き、息遣いが細かくほんと凄いと思いました…!!そして撃たれた時の動きと咳き込みがリアルすぎてほんとに血を吐いていないか心配になるくらいほんと凄かったです!!!
演出家の演出に応えるのが役者の仕事という持論を持っていらっしゃるという山本さんですが、メサイアの雛森に関してだけは、大好きなゲームも我慢して、雛森のキャラクター像を自分自身で考えて創りあげてくださいました。山本さんが「もう一人の自分」とまで語る雛森の、舞台上で見せる人間らしい繊細な弱さと強さから、目が離せませんでした。
大人びていて子供っぽい。クールでドライなのに繊細で情に揺れてしまう。そんな複雑な人物が一慶さんと重なって、どこまでが本人なのかどこからがキャラなのかわからないくらい素晴らしかった。
殺陣が凄いのもあるけど、雛森の表情や目の演技が凄くてとても印象に残っているからです!あと、雛森と一慶さんの雰囲気が少し似ているところも素敵だと思いました。
一慶さん演じる雛森がかっこよくて儚くて可愛くて大好きです!刻シリーズどの雛森も好きですが、特に黎明のユキと小暮の間をぐるぐると悩み続けている演技が最高でした。それから小暮役の真一くんとの絡みも大好きです。バクステではお互いの演技について真剣に話し合っているところがあり、お二人でなければ黎明はこんなに素敵な作品にならなかったと思っています。また雛森と小暮に会いたいです!
登場当初の飄々としたキャラクター像から、話が進むにつれ徐々に熱い部分、弱い部分を見せるようになっていく心情の変化がとても魅力的でした。激しいアクションも身軽にこなす様や、本当に怪我を負ったのでは、と思わせる迫真の演技にも圧倒されます。
一慶くんの雛森が最高に好みです!ビジュアルもキャラの性格も良き。一慶くんやキャストさん達で作り上げたキャラクターで思い入れも強いです。
その人の為の役ということもあり、他の作品と違い役同士で比べようがありませんがとても合っていたと私は思いました。雛森の過去は明かされる事は有りませんでしたが、私が劇場で見た雛森の生き様は今でも強く頭に残っています。
山本一慶=雛森千寿といっても過言ではないです。他の作品で一慶さんを知りましたがダントツで好きです。全てが好き!
良いところが沢山ありすぎて言葉にしきれませんが、なんと言っても銃で撃たれる演技が上手すぎます。
雛森の強さと弱さを表現する顔が雄弁で素敵
板の上にいるのは雛森なのか一慶さんなのかわからないくらい人格が溶け合っているように感じられたから。俯瞰しているはずの一慶さんさえ雛森でしかなくて。あんな演劇体験は初めてでした。忘れられません。
一慶くんが、自分の中にあったもうひとつの人格が雛森、というくらい一慶くんを投影したようなキャラクターだから。何より雛森を演じていてとても楽しそうだったのが印象的。飄々としてなんでも器用にこなす反面、過去のメサイアのことになると脆くなる雛森のギャップがとても魅力的だったのは一慶くんが演じてくれたからだと思う。撃たれる、殴られる等のやられる演技がすごく上手で、本当にやられてるのでないかと心配になるくらいだった。2丁拳銃をあんなにかっこよく魅せられる俳優はいないと思う。
黎明のラストに「お人形」から「人間の雛森」へ戻っていく過程が凄かったです。台詞は何もないのに、小暮の言葉を受けて瞳から光が戻り、葛藤し・・これぞ!!としか言いようがありませんでした!!
初出演時、初登場シーンにして劇場の8割の人間の心を奪ったであろう伝説のサクラ候補生。ブロマイドが誰よりも早く完売したことからもその衝撃具合がうかがえます。
雛森千寿は、今までメサイアに居そうで居なかったキャラクターでした。飄々としてつかみどころがなく、へらへらと薄笑いで本心を隠して、けれど蓋を開けて覗き込んでみればなんと人間味あふれるキャラクターか、と驚いたのをよく覚えています。
相棒・小暮洵、そして一慶さん自身の相棒・橋本真一さんと四人で構築した雛森千寿というキャラクターは、一慶さんが「もう一人の自分」と称するほど彼に近しい存在になりました。私も、悠久乃刻からずっと雛森千寿を見てきて、雛森がどういう人間かわかると同時に山本一慶さんがどういう人間かもわかった気がしました。
一慶さんの口から語られるメサイアと雛森の話はいつも、愛を感じます。きっと、一慶さん自身にとっても雛森千寿は大切な存在になったんだと信じています。他にもたくさんのキャラクターを見てきましたが、ほぼ一慶さん自身、という意味でも、ベストオブ山本一慶は雛森千寿しかないと思っています。
雛森千寿は、私が一慶さんを知り、好きになるきっかけでもありました。
一慶さん、メサイアに出てくれて、雛森千寿を生み出してくれて、本当にありがとうございました。
私は特に、一慶さんの表情というか、目の演技が凄いと思っています。悠久で登場した時には、飄々としていながらもどこか闇を抱えていて、黎明の時には、小暮に対する目、園に、対する目のそれぞれにそれぞれの想い・感情が溢れていて、でもそれを時には押し殺したりしていて。さ迷わせたり、慈しみで溢れていたり、後悔に飲み込まれていたり。その目にいつも引き込まれます。私はその繊細な目の感情がとても魅力的で惹き込まれます!!
初めて観劇した舞台という事もありますが、表情・声・殺陣の動きなどに感動しました。呼吸一つをとっても、そこには確かに雛森千寿が存在していました。舞台にかける想いや、役として生きる事に関しての山本一慶さんの話を聞いて、やはりあの時あの舞台に居たのは雛森千寿だったと確信しました。何度見ても発見がある作品なので大好きです。
・顔がいい
・飄々としてるのに頼もしい一面と、弱々しく庇護欲をかきたてられる一面どちらも完璧すぎる
・顔がいい
・初登場の「雛森千寿だ」で心臓を鷲掴まれた
・顔がいい
・敵に傷を負わされた時の演技がリアルすぎて最高
・顔がいい
・過去を背負う者としてすごく難しい心境を演じる上での精神力は半端ないと思う
・顔がいい
・「風向き、湿度、この辺か?」
・顔がいい
・「地獄に落ちろ…」
・顔がいい
物語のなかの登場人物像と一慶さん自身の持つ個性・人間性が合わさってできたキャラクターが、唯一無二の魅力を持っていると感じます。舞台上の雛森は観ていて胸が苦しくなる場面がたくさんありましたが、苦しくなるくらいに心を動かされるのがとても幸せでした。
山本一慶さんは「ハイスペックで1人で生きていけそうなのに庇護者に命を預けて忠誠を誓う」といった役がめちゃくちゃ似合うのですが、この雛森千寿という役では、親鳥から巣立つ雛鳥の繊細な感情表現を台詞や表情、アクションを交えて演じられて印象的だったからです。相棒である小暮(橋本真一さん)への向き合い方も素敵でした。
俳優自身も役作りに積極的に参加し、自ら役の輪郭をつくりあげていくのが同シリーズである。原作キャラクターというものが存在しないぶん自由度は高いが、同時に演じる者が背負うものが重くなる。
役と向き合うということが、自分自身と向き合うということと直結する作品でもあるのだ。この息苦しいほどの重さのなかで生まれた雛森だからこそ、これだけ多くのファンの心を動かしているのだろう。
ファンのコメントからも、山本の役作りへの姿勢を含め、感銘を受けたことが伝わってきた。
また印象的だったのは、アクションシーンのなかでも、攻撃を受けた際の演技の素晴らしさにふれるコメントが多かったことだ。
この作品ではそういったピンチに陥る描写も多い。一般的に難しいといわれている撃たれ役や斬られ役。それを難なくこなしたうえで、感情や痛みを観客に感じさせ、舞台からはけるその瞬間まで視線を奪ってしまう雛森の生き様は、いまも多くのファンの心を囚え続けている。
氷鷹北斗 役/『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』
あんステフェスティバル初日!
ありがとうございました✨✨✨本当にみなさんと素敵な時間を作れて僕は幸せです(*^^*)💕
まだ始まったばかり!もっと盛り上げていくよーう😁✨ pic.twitter.com/DMeGEeQXqD
— 山本 一慶 (@IKKEI_YAMAMOTO) September 22, 2018
「あんステ」こと『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』シリーズでは、Trickstarの氷鷹北斗役を担当している。
原作ファンも多い作品は、どうしても賛否両論が持ち上がりやすい。しかし彼は、舞台だから描ける氷鷹北斗、原作をなぞるのではない自分ならではの氷鷹北斗をそこに生み出した。
まずは寄せられたコメントをみてみよう。
つっこみ役かと思いきやボケにまわっちゃう一慶さんのホッケーがかわいくて大好きです!日替わりシーンのおばあちゃんネタを楽しみにしていました。
日替わりネタがとても面白かった!見ていて北斗なのか一慶くんなのか分からなくなるくらい北斗にハマってた!クールなだけではない面白い北斗が舞台上で見れるので新鮮で面白い!
初演から主役ユニットリーダーとして難しい役どころをつとめてられているから。あと日替わりのツッコミやネタもおもしろい!新しい一面を見せてもらったかんじ。
2.5次元の舞台にハマったきっかけだったから
初めて一慶さんを舞台で観た作品なのですが、一慶さん本人の中に氷鷹北斗を落とし込むという斬新な役作りにビックリしたと同時に一慶さん自身に興味がわいた作品なのでこの作品にしました。
舞台ならではの間で北斗の天然さがよく出ていてすごくよかったから
一慶さんの作り出した北斗のなんでやねん(ネタ)が、本家のゲーム内でカードになるくらい公式さんを巻き添えにして影響力を与えていたから
あんステ初演の北斗くんが、本当に私の最推し北斗くんのままでした。いつもスマホの画面越しにしか会えない大好きなキャラに会えた衝撃と嬉しさが今でも忘れられないです。
元々キャラが好きで舞台を見てみたら、原作とは違う。キャラの新しい魅力を演じていてくれたから
特筆すべきは、舞台のオリジナル要素が強く出る日替わりネタに関するコメントが多いことだ。それだけ、彼が演じた2.5次元版の氷鷹北斗に説得力があったということだろう。
ルイス・ジェームズ・モリアーティ 役/ミュージカル『憂国のモリアーティ』
【ビジュアル解禁③】
ルイス・ジェームズ・モリアーティ役:山本一慶さんのキャラクタービジュアル解禁。ミュージカル『憂国のモリアーティ』5/10~5/26まで東京・大阪にて上演。
「ジャンプSQ.」誌面にて最速チケット先行(抽選)受付中(~2/11まで) https://t.co/rsR3erbWpw #モリミュ pic.twitter.com/bMVHeYUdnK— ミュージカル『憂国のモリアーティ』 (@mu_moriarty) February 6, 2019
ここから紹介する3作品は、ほぼ同数のコメントが寄せられたキャラクターたちだ。
まずは記憶にも新しいミュージカル『憂国のモリアーティ』のモリアーティ兄弟のひとり、ルイス・ジェームズ・モリアーティ役だ。
圧倒的な表現力 ミュージカルの歌がうますぎる
原作イメージ通りの高潔でウィリアムに心酔しているところ、世界の全てなところがイメージ通りでした。
吐き気がするほど(誉め言葉です。)の完璧な再現度で、歌やセリフ、立ち振舞い全てが素晴らしかった。でも、一番は口数の少ないルイスを目(表情)だけで表現してたのが最高です!!!
アニメ化やドラマCD化などより前にミュージカル化が決まり、動くルイスを見るのが初めてだったけれど、原作で好きだったシーンも、原作ではなかったシーンでも完璧にルイスが具現化されていて、感動したから。
台詞が多いわけではないんですが、ルイスの立ち振る舞いやちょっとした表情の変化にとても惹かれたからです。
所作の一つ一つや、兄であるウィリアムさんに対する想いの溢れ方の表現がとても美しく、かつ鳥肌ものだったから。ミュージカルで歌う場面も歌唱力の高さと感情の表現がすごかった。一見感情の起伏が少なそうに見えて振り幅がある場面が印象的でした。
ステージ上での存在感に、セリフ量はそう関係しない。そう感じさせてくれるほど、セリフのないシーンでの圧を感じさせてくれる役だ。同時に、兄の背後で気配を消すシーンも見事。
2作目への続投も決まっており、今後さらに人気の高まるキャラクターではないだろうか。
りんかい線・山形新幹線 役/ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』
鉄ミュ初のライブ公演 コンサート Rails Live 2019まであと2日!本日のカウントダウン担当は、りんかい線・山形新幹線 役 山本一慶さんです!https://t.co/6gJMB1Mbj8 pic.twitter.com/XI1d2qiMek
— ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』 (@aoharu_musical) October 28, 2019
ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』には2役で出演している。まずは最初に演じたりんかい線役に寄せられたコメントをみてみよう。
りんかい線で山本さんを初めて知りましたが、こんなハマり役は今後二度とないと言ってもいいくらいピッタリです。顔もキャラも高貴なのに衣装が〇ニクロなところも最高でした!本当に本当に大好きな役です!いつかまた埼京線と共演してくれることを祈っています。
青春鉄道初演でりんかい線を演じた山本さんを見た時衝撃が走りました。こんなに振り切ったりんかい線が現実に存在するのかと。
初演での埼京線や有楽町線との掛け合いがとっても好きでしたが(日替わりんかいを円盤に収録してくださり本当にありがとうございます)、3でのジュニアックホームズや鉄ライでの京浜東北線とのデュエットも最高でした!
いつまでもブロマイドが1番売れてしまうりんかい線を応援し続けます!りんかい線のブロマイドが売れてしまうのは海が波打つことと同じくらい自然なことです!
りんかい線を演じていただいて本当にありがとうございます!大好きです!
元々とある声優さん目当てで全然俳優さんを知らずにこのミュージカルを見たのですが、りんかい線があまりにも魅力的で気がついたらりんかい線の事が気になっていました。
2018年上演のミュージカル『青春-AOHARU-鉄道3~延伸するは我にあり~』では、りんかい線に加え山形新幹線役も熱演。山形新幹線役に寄せられたコメントはこちら。
青春鉄道ではりんかい線役もやっているのてすが、私が山形県民というのもあって、山形新幹線は一慶くんの山形弁が聴けるので嬉しいし方言好きにはたまらないとおもいます!あとトコトンイケメンだと思います。
りんかい線とのギャップがすごいし方言が可愛い!
ビジュアルも歌声も全部良かったです
どちらのキャラも違った方向にインパクトのあるキャラクター。そのギャップも含めて、ファンには人気のようだ。
とにかく勢いのある笑い・演技・歌が魅力の同シリーズ。クールな2枚目キャラや一歩引いた大人びたキャラを演じる機会の多い山本の、振り切ったコミカルで格好いい一面が存分に楽しめる作品といえるだろう。
前田利家 役/舞台『戦刻ナイトブラッド』
舞台!戦刻ナイトブラッド!
無事に初日終えました!
沢山の方にご観劇いただき本当に嬉しいです✨全員で駆け抜けます✨
豊臣軍が大好き!
明日からもよろしくーう😁✨ pic.twitter.com/xG8TasY0ZW
— 山本 一慶 (@IKKEI_YAMAMOTO) August 16, 2018
アプリ初声優を務めた『戦刻ナイトブラッド』。2018年にはその舞台版が上演され、キャラクターボイスを担当する前田利家役を山本が演じた。
一慶さんが毎日とても楽しそうに演じられていたので凄く印象に残っています。中の人なので声ももちろん同じでとても良かったと思います!
推しが演じる推しキャラだったから
声だけじゃなくビジュアルも前田利家そのもの。動き一つ一つが前田利家でした
一慶さんの日替わりパートに毎公演笑い疲れてました。
アプリやアニメのデビュー作も飾った作品とあって、同作に特別な思い入れがあるファンも多いのではないだろうか。
テニミュから熱演ひかる主演作まで。コメントのあった作品を一挙紹介
冒頭でも触れたが、2.5次元作品を中心に次々と出演している山本とあって、いろいろな役にコメントが寄せられた。
ここではその全作品を紹介したいと思う。
大石秀一郎 役/ミュージカル『テニスの王子様』
出会いがこの作品であり、この作品で演技も歌もイベントでのトークも素敵だと知ったので大石くんは面倒見がいいように見えてたまに謎のノリで周りをひっかきまわすのですが、一慶さんも人がいいと思いきや誰も止めることができないおちゃめな部分がある人なのでキャラクターと一慶さん自身が絶妙にマッチしてました。また、一慶さんは役作りの際、役に寄せることはしないと仰っており、役と俳優が融合するというのはこういうことなのかもしれない、と大石くんを演じる一慶さんをみてハッとさせられました。
山本一慶という役者の魅力を世に広げてくれたから。
雑所先生 役/ArtistJapanNEXT Vol.3『朱日記』
今までに観た舞台の中で一番好きでした。置かれている状況に錯乱していく様子はまさに熱演で、圧倒されます。この作品のラストシーンの、それまでの熱を冷まさぬまま美しく消え入りそうな姿がとても印象的でした。
杉元照文 役/舞台『弱虫ペダル〜総北新世代、始動〜』
本気で走る姿が輝いていたから。本人もとても楽しく生き生きと演じていたところ私が初めて一慶さんのお芝居を観たのが、杉元くんでした。お調子者な一面から、努力家な一面、弟との熱い絆、汗だくでペダルを漕ぐ姿など、様々な面を見せてくれてからの、レースのラストシーン。今泉くん(太田基裕さん)との、言葉の無い視線だけの会話。そしてその後もしばらく無言が続きますが、杉元くんの動きや表情だけで、彼の心情の移り変わりが痛いくらいに伝わってきて。一慶さんのファンになった瞬間でした。
甘利 役/舞台『ジョーカー・ゲーム』
ビジュアルがピッタリだったイメージ通りで理想だった。印象的だった。
碓氷愁生 役/舞台『裏切りは僕の名前を知っている』
いっけいくを知り、好きになったキッカケだからです。どの役も素敵で一つを選ぶのは難しいですが、私が初めて一慶さんを知った作品ということで思い出深いです。元々原作が好きで中でも愁生推しだったので、当時はどんな感じになるんだろうと正直不安もありました。しかし、ツヴァイルトである焰椎真にだけ心を許している、その表現が声音や纏う雰囲気から伝わってきて、“焰椎真のことが物凄く大事な愁生”がいるなと感じました。また、作中「綺麗な死顔」と言われるシーンで、「確かに…!!」と心の中で思わず同意してしまったのも印象に残っていて、今でも大好きな役の一つです。
ハムレット 役/『ハムレット』
一慶さんの全力の表現が詰まっていた。一慶さんを応援し続けて本当によかったと思った作品。迫力があり、とてもかっこよくて涙が自然と出てしまったから。興味をもったのは他の舞台だけど、応援していきたい、演技をこれからも見たいと思うきっかけになったのはハムレットかなと思います。見た人全員が虜にされる演じ方だったと思います。
ポール 役/ArtistJapanNEXT Vol.4『音楽劇 恐るべき子どもたち』
ポールは頑なに大人になることを拒み、精神的にも子ども部屋に閉じこもっている純粋こそ狂気といった子どもです。物語の中でも一貫してずっと子どもでありつづけました。そんなポールを演じる一慶さんも、ロマンチックで少年の心を忘れない大人と子どもの中間のような人です。ポールという役はモラトリアムを擬人化したような一慶さんにとてもぴったりで、奇跡の配役だと思ってます。めでたく31歳になられるということですが、ずっと18歳の心を忘れない一慶さんでいてください笑大人になれなかった感じの世界観がすごく好みだったから
勝呂竜士 役/舞台『青の祓魔師』
他作品ではクールなビジュアルの役が多いですが、この作品では強面で髭の関西弁の役もできるという幅を見せてくれました。アクションシーンも迫力があるし、早口の呪文のセリフを千秋楽まで1度も噛まなかったのが素晴らしかったです!
珠臣樹里 役/舞台「桃源郷ラビリンス」
原作をみたときにあまりにも好みのビジュアルと性格、設定だったので
犬山道節 役/ミュージカル『八犬伝―東方八犬異聞― 二章』
一慶さんの歌声の美しさ、眼差しの丁寧さ、透き通るようなイメージがピッタリでした。2.5次元作品では珍しく、テンポが早すぎないので一慶さんの丁寧で繊細な演技がよく見られる上に、ソロパートも「声」を聴かせてくれる素敵な演出でした。
氷村玲司 役/水木英昭プロデュース15周年記念公演『蘇州夜曲』
今まで演じられていたあんステの北斗や、メサイアの雛森や、モリミュのルイスと等とは全く違う役で、驚いたのですが、一慶さんの新たな一面(演技)が見れたので印象に残りました。
“喜怒哀楽”燈す瞳がステージのうえにうみだす次元を超越した風景
今日の22時から
「ホッとひといっKi」初回だよーん✨忙しい日々だけど少しだけ一緒に一息つきましょ😊💓
見てねー✨
contact61.nico@gmail.com pic.twitter.com/LBqw6oBIMl— 山本 一慶 (@IKKEI_YAMAMOTO) March 14, 2019
演じるキャラクターと役者とが溶け合い、次元を超えた可能性を魅せてくれる山本一慶の演技。舞台でやる意味、というものを、自身の役作りでもって見せてくれる。そんな役者のひとりではないだろうか。
2020年6月1日で31歳を迎える山本。すでに幅広い役を演じている彼だが、これからもきっとファンがいまだ想像もしていない演技で観客を魅了してくれるだろう。その日を心待ちにしている。
広告
広告