187cmの長身に加え、鍛えられた肉体。そして人柄をそのまま表したような、チャーミングな笑顔が魅力的な郷本直也。現在舞台を中心に活動の幅を広げている彼は、2020年の4月25日に40歳の誕生日を迎える。
昨今の2.5次元舞台といえば、10代から20代のいわゆる若手俳優たちの活躍が目覚ましい。キラキラとした世界観や何が起きるかわからない爆発力を持った2.5次元舞台だが、そこに深みを持たせ、舞台としての基盤を築いてくれるのは郷本のような存在だろう。
役柄としてもキャスト自身としても座組を支えてくれる存在である郷本。今回誕生日を記念して行ったアンケートでは、なんと100件以上のコメントが寄せられた。長年、ファンの心を掴み続けてきた証拠である。
コメントのすべてに愛と熱が込められており、郷本がいかにファンに愛される役者であるかが伝わってくる。この熱い思いの数々を少しでも多くファンに共有していただきたいので、今回はいつもよりたくさんのコメントを掲載してみた。是非、思い出のシーンを振り返りながら読んでほしい。
※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。
郷本直也(ごうもと なおや)プロフィール
生年月日 :1980年4月25日
出身地 :大阪府
身長 :187cm
体重 :75kg
B.W.H :95.82.97
S :27.0cm
趣味 :バイク、料理
特技 :バスケットボール
引用 :株式会社ナノスクエア公式サイトより引用
もくじ
高崎線 役/ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』
鉄ミュ初のライブ公演 コンサート Rails Live 2019まであと14日!本日のカウントダウン担当は、高崎線(郷本直也)です!https://t.co/oSCz0wxySn pic.twitter.com/pFRZug1hWZ
— ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』 (@aoharu_musical) October 16, 2019
今回最も多くのコメントが寄せられたのが、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』の高崎線役だ。
なんと100件以上のコメントのうち、高崎線が半数近くを占めていた。数も勿論だが、そのコメントの熱量も圧倒的である。
青春鉄道の原作ファンなのですが…郷本さんの演じる、高崎線がとても原作イメージ(声のニュアンスとか、一つ一つの動きや表情)のままで素敵かっこいいなので!選ばせてもらいました。
原作2次元コミックスが3次元にそのまんま現れて、びっくりです!わたくしの郷本さんはここからです。高崎線は郷本さんしか考えられません。ストレートプレイやミュージカルにも貪欲にチャレンジしていらっしゃる郷本さんですが、高崎線をよろしくお願いいたします!
台詞まわしやダンス、アドリブも含めたお芝居の全てが原作の高崎線に限りなく近く、何度見ても素晴らしかったから。特に鉄ミュ3の「高崎の責任」の宇都宮に向けた言葉に込められた思いは圧巻でした…。
最初に郷本さんを知った舞台、役であり、元々好きだったキャラクターなのですが、郷本さんが演じてくださって本当に良かったと。今ではもう他のキャストが考えられないほどになっています。大切に演じてくださってありがとう。感謝しています。
テニミュ初代厨なので「海堂薫」と答えたかったのですが、幸薄キャラな直也さんの海堂も大好きなんですが、高崎線のハマり方が素晴らしすぎて…。今では原作の台詞も直也さんの声で聞こえてきて、「次の公演でこれ言ってくれるのかな~!」と楽しみです。
かっこよくておちゃめでかわいげのある役どころで長身なこのキャラを完璧に演じていらっしゃいます。郷本さん本来のユニークさや頭の回転の速さがいかんなく発揮された素敵なキャラクターです!
KIMERUさんのイベントでゲストとして登壇されているのを拝見しました。 トークコーナーでは、ツッコミ役に回ったり、自由なゲストの方々をまとめたり。挙手するコーナーでは後方の観客方もよく見ていて拾って下さるなど、場のまとめ役をこなされている姿が、宇都宮線や上官新幹線に囲まれて胃を痛めてそうな高崎線にハマっていると感じました。
鉄ミュ3で、いわば弟分のような存在だった相手に自分の立場を奪われた葛藤とかが演技でよくわかりすごかったから。感動しました。
尾久駅ふたりぼっちの歌と演技にハンカチを濡らしました。鉄ライとの温度差も最高。とても原作の高崎線らしくて、でも郷本さんらしくもあって大好きです。
郷本さんの持つ優しさ温かさ包容力そのすべての魅力を具現化したようなキャラクターなので。 双子同然に育った東北本線と高崎線。大事な幼馴染に辛い思いをさせないように、黙って周囲の非難や責任や重圧を全て東北本線が持っていってしまったことを知った高崎線が、プレッシャーで壊れる寸前の東北本線を赦し支え包み込んで救う原作の人気エピソード『尾久駅ふたりぼっち』は郷本さんの高崎線がなければ再現できませんでした。原作ファンとして感謝しています。
宇都宮線との掛け合いが最高。ホントに原作から出てきた感じがする。 日替わりコーナーとかでふざけても、シリアスなシーンになるとめちゃくちゃかっこよくなって凄いな……と思ったから。
宇都宮線(稲垣成弥さん)との相性がよく、まさに原作そのものの高崎線だったから。また、上官たちに頭が上がらない様子や、国鉄時代の東北本線(現在の宇都宮線、国鉄一区線)との関係性もバッチリだったから。
周りとの関わり方を見ていると、とても自然で楽しそうだから。 今まで積み重ねて来た経験や出会いが成長に繋がっていることを、役とリンクするように感じるから
宇都宮線役の稲垣成弥さんとのやり取りのお芝居が、とても好きです。稲垣さんとは実際の年齢差がかなりあるのに、それを感じさせない高崎線役で、素晴らしいと思います。 (キャリアの長い方なので、あれもこれも良いものが多くて、悩みました・・・海堂薫(テニミュ)や、ベン(舞台「銀牙」)も、本当に生きてる感が強く、素晴らしかったです)
歌とダンスがふんだんに盛り込まれたミュージカル「青春-AOHARU-鉄道」は、2015年の初公演から今も続く人気シリーズである。どのコメントからも、「郷本直也が演じる高崎線が好きだ!」という気持ちが伝わってくる。
郷本が演じた高崎線は、黒髪長身の青年。目つきと言葉がきついので誤解を受けやすいが、反して面倒見がよく優しい性格だ。気苦労が多く、おどおどした姿を見せることも。宇都宮線に振り回されつつもそれを受け入れる高崎線の包容力は、郷本自身を彷彿とさせる。
今回は原作からそのまま飛び出してきたようなビジュアルもさることながら、対になる宇都宮線との掛け合いやそのほかのキャストとの繋がり、演技の幅に称賛の声が集まっていた。
2020年の7月には、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』4 ~九州遠征異常あり~の公演も決定している。次は高崎線のどのような姿を見ることができるのか、今から期待が高まるばかりだ。
海堂薫 役/ミュージカル『テニスの王子様』
郷本がミュージカル『テニスの王子様』で海堂を演じたのは、2003年の初演。なんと今から17年も前のことだ。
当時はまだ2.5次元という言葉も聞き慣れないような時代であったにも関わらず、郷本が演じた海堂は今もなおファンから愛され続けている。
その理由とは何だろう。こちらも早速コメントと共に振り返っていきたい。
初めて触れた2.5次元舞台で、当時好きだったキャラクターを演じていたこともあったのですが 役柄が似合いすぎて、海堂そのものでした。バクステでの笑顔もまた素敵で、私の初めての推しです!
歌もうまい 声も海堂のように低い ぶっきらぼうな役を自分に落として演技をしていて、何よりハーフパンツから伸びる足がとにかく美脚。海堂の綺麗で男前な情熱っぽさがびしびし伝わってくるお芝居でした
郷本直也さんを知ったきっかけの作品、キャラクターでした。 本当にぴったりで、とても感動しました。 郷本さんが演じる海堂薫を見て、私も海堂くんのことを好きになることができました! 今でも郷本さんが演じた海堂くんが大好きです!!
えっ目つきがマムシ!足長!声が海堂!歌声も綺麗!と私を2.5次元の道へと誘ってくれた役でした。郷元さんの海堂薫が大好きなんです〜!
テニミュ初演当時、直也さんが誰よりも早く役に入り込んだのを見て、他のキャストさんたちが「やばい!あいつだけ本物になってる!」と焦って火が付いた・・・という話を、演出の上島先生が仰っていましたし、いまだに直也さんの海堂は永遠のあこがれなので!
郷本が演じた海堂は、通称マムシと呼ばれ鋭い目つきが印象的。実際は礼儀正しく努力家で、そのひたむきさが光るキャラクターだ。
演劇に関わりはじめた当初、郷本の活動の拠点は大阪だった。東京で活動をすることになったきっかけがテニミュへの出演だったと、インタビューなどで振り返っていた郷本。
今もなお2.5次元舞台の第一線で活躍を続けている郷本のはじまりとなるキャラクターは、やはりファンにとっても思い出深いようだ。
金城 真護役/舞台『弱虫ペダル』シリーズ
本日の「舞台『弱虫ペダル』インターハイ篇 The Second Order DVD購入者限定イベント」無事終了致しました。ご来場誠にありがとうございました。是非またDVDを観返して何度でも楽しんで頂けますと幸いです。 pic.twitter.com/L6dmwXTHdJ
— 舞台『弱虫ペダル』 (@y_pedalstage) August 31, 2014
歴史のある2.5次元舞台シリーズといえば、こちらの作品も外せない。2012年の初演以降、今も愛され続けている舞台「弱虫ペダル」シリーズだ。
郷本は、総北高校を率いる主将の金城を熱演。2012年の「The First Result」、2013年の「The Second Order」、そして2015年の「The WINNER」という3作品に渡って出演を果たした。
直也さんを知ったのが舞台弱ペダシリーズでそこから好きになりました!弱ペダでの総北3年トリオの女装で撃ち抜かれました!とにかく美脚です!スカートが似合う!
郷本さんを知るきっかけになった作品で本当にかっこよく男気のある金城さんそのまままなのに別シーンなどでガラッとキャラクターが変わり面白いのが本当に大好きでした!
凄くキャラに入り込んでいた。これこそ頼れる総北の主将と思った。郷本さん自身も面白く、常に総北キャストを笑わせたりひっぱったりしていたから。
統率力があってカッコ良い。インパクトが強かったので
初めて見た郷本さん出演作品であり、アニメから入った私でも金城真護そのまんまだ…と思ったので
郷本が演じた金城は、寡黙で頼れるリーダーだ。あえて過酷な試練を部員たちに与えることもあるが、仲間の成長を信じているからこそであり、後輩たちからの信頼も厚い。
ペダステの郷本は、金城をかっこよく、そして時にお茶目に演じていた。それだけではなく東堂親衛隊の女子高生や泉田自慢の筋肉役を演じたりと、コミカルなサブキャラクターたちも印象的だったのではないだろうか。
郷本といえば、どの舞台でも観客席を沸かせるアドリブ力も魅力のひとつ。そのアドリブ力が磨かれたのはペダステだったかもしれないと以前インタビューで振り返っていたが、はじめてのアドリブでここまで力を発揮できるのはさすが郷本、の一言に尽きる。
とはいえそうしたコミカルな演技も、すべては土台に確かな演技力があってこそだ。原作さながらの熱量で、インターハイの3日間を最初から最後まで駆け抜けてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいである。
檜佐木 修兵役/ROCK MUSICAL BLEACH
7/29(金)の公演に初代檜佐木修兵役の郷本直也さんが来てくれました!終演後、興奮気味に懐かしいスタッフや今回のキャストと話していました。
写真は九番隊の2人と共にお馴染みの「我等、ノースリーブ推進隊!」ショットでした。 pic.twitter.com/mV8ZeLgMKF— ROCK MUSICAL BLEACH (@RM_BLEACH2016) July 30, 2016
人気漫画『BLEACH』を原作としたロックミュージカルにも、コメントが多く集まった。
頼れる先輩感と漢気と、そのギャップであるヘタレ気質の表現がとても上手く、アドリブまで含め「檜佐木が実在したらこんな雰囲気だよな」という、演技だけではない“その人物の空気”があって、ビジュアルも理想通りだった。
出てきた瞬間の佇まいからまず完璧でした。漫画から出てきたようなスタイルに、刀の振舞い方、キャラとしてのアドリブと立ち位置…黙っていれば頼れる副隊長なのにどこか情けないところもちらりと見える、愛すべきキャラクターがそのまま舞台にいました。郷本さんの檜佐木を見て、キャラが一層好きになりました。
幸薄なのにカッコいい。袴なのにスタイル抜群。ギャップが凄い!
あの日、青山劇場の初日は忘れられません… 出演する事はシークレット、修兵役であることも告知なしサプライズでした。登場した瞬間!みんなが修兵だ!?…えええ本物だ…??と、あまりのイメージぴったりの修兵にどよめき、ざわめき、今は亡き青山劇場全体が揺れました!!(誇張じゃないです…)当の直也さんは客席の騒然とした様子に戸惑っていて、騒ぎが落ち着くまで舞台が進行しなかったのを 覚えています……
元々原作でも好きなキャラクターだったのですが、卍解showでサプライズで登場した院生檜佐木修兵に一目惚れしました。2.5次元という言葉がまだなかった頃、舞台沼にハマった瞬間です。同じ作品に何回も通うようになったきっかけでもあります。
郷本が演じた檜佐木は、護廷十三隊の九番隊副隊長。クールな見た目とは裏腹に、原作では「卍解するするサギ」とからかわれたりといわゆる残念なイケメンとして描かれることが多い。
やはり郷本、皆に愛されるイケメンがよく似合う。その魅力はブリミュでもいかんなく発揮されており、ビジュアルはもちろん格好いいと可愛いの絶妙な塩梅の芝居を披露し、ファンの心をしっかりと掴んでいた。
桑原 和真役/舞台『幽☆遊☆白書』
【キャラクタービジュアル公開②】
桑原和真役:郷本直也
コメント動画はこちらから https://t.co/EkWUiqg2Ev#舞台幽白 pic.twitter.com/Il0zpv8dQD— 舞台「幽☆遊☆白書」 (@yuhaku_stage) July 22, 2019
2019年に上演された舞台「幽☆遊☆白書」も記憶に新しい。完結から25年経っての舞台化は、原作ファンの間だけではなくさまざまな界隈で話題を呼んだ。
郷本が演じた桑原は中学生のキャラクターだが、違和感は皆無。むしろ郷本にしか出来なかったと思わせてくれるようなビジュアルに、「本物だ!」と感動したファンも多いのではないだろうか。
作やアニメが好きすぎて、舞台や実写化してほしくない作品No.1だったけど、キャストさんが発表されると自然と納得できたし、ライビュで観ても素晴らしかった。桑原は全然推しじゃなかったのに、郷本さんが演じるというだけでイケメンに思えたし、舞台を観ても原作やアニメの桑原そのままだったのに誰よりもカッコ良く思えて一番印象に残った。自分が桑原グッズを集めるようになるとは思わなかった。
見た目から完璧で適役。中学生には見えないけど、桑原そのものでした。また観たいです!
演技がまさに桑原和真そのものとしか思えなかった。素晴らしい。千葉繁さんの演じていた桑原和真を実写にしたら郷本さんだった
長ランが似合いすぎてて、桑原そのまんまだった!
マンガ、アニメ共に幽遊白書リアルタイム世代なんですが本当にあんなに桑原な人そんなに居ないですよね!?というくらいにはハマってたと思います。
先述したように、原作が完結したのは25年も前だ。長年愛されている作品は、ファンの愛の深さゆえに求められるハードルが高くなるというのも事実である。
しかし郷本は、そんなファンからの期待に応えるどころか、それ以上の演技を見せてくれた。コメントからも、原作ファンの喜びが伝わってくる。
霊剣を使っての派手なバトルはもちろん、不良らしい喧嘩シーンも大きな見どころだった。本作のラストは続編を期待せずにはいられない内容となっているため、今後の展開にも期待が高まる。
まだまだたくさん! 愛され続けているキャラクターたち
上記作品にコメントが集中していたが、郷本が演じた魅力的なキャラクターはまだ多く存在している。ここからは、コメントをいくつか抜粋させていただきたい。
ベン役/舞台『銀牙 -流れ星 銀-』
どっしり構えてる感じがベンだったし、お茶目さも出てるし素敵
偉大な犬、漢の中の漢と評されたベン本人(本犬?)が舞台の上にいるようでした。存在感のある演技とメンバーを支える安定感を併せ持つ郷本さんは、男気溢れる強く逞しい小隊長でありながら、お茶目で優しく人情味のあるベンのキャラクター性を余すことなく感じさせてくれました。また、日替わりパートではツッコミ役かな?と思っていたらメンバー以上のボケを披露して周りが慌ててフォローする…という流れが本当に楽しく、漫画では語られなかった日常にこんなシーンもあったのかな…と感動しました。
かっこいい漢(犬)の具現化の様な小隊長に一目惚れでした!
近藤 勇役/ミュージカル『刀剣乱舞-幕末天狼傳-』
これぞ男気これぞ新選組
神北 竜二役/舞台『メサイア』
厳しくも生徒想いな役がとても似合っていたから。 本編はあんなにキマっているのにメイキングでの噛み北さんの姿が可愛い
放浪の海賊 役/劇団シャイニング 『Pirates of the Frontier』
金城キャプテンや海堂薫など彼の代名詞と言えるキャラはたくさんいるし全部好きなのですが、放浪の海賊は本当に特別です。彼のシンプルで胸に響く素敵な台詞には何度も助けられました。「てめぇはどうしてぇのか、シンプルにな」「迷ったらまずは前に進めだ」ってこんなに分かりやすく胸に響く言葉は他にないと思いませんか!? 好きすぎて「迷ったら前に進めだし京都に行く!!」京都公演の2日前に遠征することを決めました笑。ブロマイドもかきあつめました……笑。 また御本人にも伝えましたが、この作品とキャラをきっかけに今のパートナーと付き合うことになったので、1番大切な思い出をくれた放浪の海賊が1番好きなキャラです。
保安官 役/ミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~けがれ泣き瞳~』
初の東宝ミュージカル作品で、アンサンブルながらソロパートや出番も多く、町を守る保安官を堂々と演じられていて郷本さんのファンになってよかったなと改めて思えました。コロナで1公演しか観られなかったですが一生忘れないと思います。
沙悟浄役/Blue Shuttle Produce Axle「最遊記」
ストレートプレイ版の「最遊記」の沙悟浄役を挙げることにしました。初めて郷本さんを見たときの役で,立ち姿がとても悟浄らしくて驚いたのを覚えています。たしか郷本さんは腕を骨折していて思うような殺陣ができなかったようで,感想(当時の手帳に書いたメモ)が郷本さんの容姿のことばかりなのが申し訳ないところです。 「最遊記」をきっかけに郷本さんの出演作品を見るようになりました。カッコいい役はもちろんのこと,ヘタレやおちゃめな役も似合うし上手いから,今後どんな役を演じるのかとても楽しみです。
人間力と演技力が溢れる、人を惹きつけてやまない芝居の数々
テニミュやペダステなど、2.5次元人気の礎を築き上げた立役者の一人である郷本。
舞台裏やゲネプロでは、共演者を笑わせ見ている側まで和ませてくれることが多い。先輩後輩の隔てなくすべての人を繋ぎ、笑い溢れる空気を作ってくれる役者が、果たしてどれだけいるだろう。その人間力は、共演者やファン問わず全ての人の心を明るく照らしてくれている。
観客全員を笑わせるアドリブを見せたかと思いきや、シリアスなシーンでは迫真の演技で観客の涙腺を刺激する。確かな演技力を持ちながら、そこで満足することなく努力を重ねる姿はいつも眩しく輝いている。年齢を重ねても、決して失われない少年のような煌めきも郷本の魅力のひとつだろう。
ブログで、郷本は今年の目標を「ゼロスタート」にしたと語っている。常に新しいことに挑戦を続けていく姿は、いつだってファンに新鮮な驚きと喜びをもたらしてくれる。これから先も、ずっとずっと彼の活躍を応援していきたい。
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