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鳥越裕貴が演じたベストキャラは?人が好き、芝居が好き。愛に溢れた情熱家

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2020年3月31日に、29歳の誕生日を迎えた鳥越裕貴。2009年のデビュー以降、数々の作品に出演を果たす鳥越は、2.5次元人気の立役者の1人ともいえる存在だろう。

2.5次元作品だけではなく、ストレート舞台への出演も多い鳥越。2019年の秋にはアイドルユニット「WINWIN」を結成し、活動のフィールドを更に広げている。

今回「2.5ジゲン!!」では、誕生日を記念してファンアンケートを実施した。ファンからのコメントとともに、鳥越が演じたキャラクターたちを振り返ってみたい。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

鳥越裕貴(とりごえ ゆうき)プロフィール
1991年3月31日生
身長 / 169cm
体重 / 53kg
B.77 / W73 / H.91 / Shoes26.5cm
出身地 / 大阪府
特技 / 少林寺拳法・殺陣・アクロバット
※(鳥越裕貴OFFICIAL SITE)より引用

鳴子 章吉 役/舞台「弱虫ペダル」

鳥越といえば、やはりこの役は外せないだろう。舞台「弱虫ペダル」は2.5次元舞台人気のさきがけとなった作品だが、鳥越は鳴子を通して見事に舞台を盛り上げていた。

鳥越が鳴子役を務めたのは、2012年から2015年まで。ファンからの熱いコメントを見れば、5年の時を経た今も鳥越の鳴子が愛されている理由は一目瞭然である。

キラキラしていたから

鳥越さんを初めて知った作品で、熱量が凄かったことを覚えてるから

最高に熱い鳴子でした。鳴子と鳥ちゃんがそっくりで、本当にぴったりだったと思う!

鳥ちゃんそのまんまな鳴子が忘れられない!あの熱さは鳥ちゃんだからこその熱さだと思う

キャラクターの性格と鳥越さんの性格がマッチしていて違和感なく楽しめました

原作がとても好きで最初は舞台化というのはとても受け入れられなかったのですが、試しに観たら本当にそこに本人がいるかのようで、キャラを愛してくれてるのも私の中の鳴子章吉の理想を崩さずに存在していたから。

鳴子は、『浪速のスピードマン』の異名を持つ転校生。目立ちたがり屋な性格で、ロードバイクや髪色をはじめ、身の回りのものを赤で統一しているほどの派手好きだ。一本筋の通った真っ直ぐな性格で、家族や友達思いの人情家である。

「かっかっかー!」という特徴的な笑い方の鳴子は、そこにいるだけで雰囲気を明るくしてくれる。

しかし、ただ底抜けに明るいだけではなく、困難にぶち当たって悩むこともある。それでも決して諦めない鳴子の強さを、鳥越は見事に舞台上で表現してくれた。汗だくになりながら最後までペダリングを続ける姿は、多くのファンに感動を与えた。

こうして振り返ってみると、やはり鳥越と鳴子は重なるところが多くあるように思う。キャラクターと役者自身の魅力を掛け合わせた鳥越の演技は、原作ファンからも好評を博した。

観客席まで伝わる熱量を持って走り続けた鳴子は、きっとこれから先も長くファンに愛されていくだろう。

大和守安定 役/ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ

今回もっともコメントが寄せられたのは、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの大和守安定役だ。新撰組 沖田総司が使用していたとされる打刀・大和守安定は、外見だけ見れば穏やかで可愛らしい印象を与えるかもしれない。

しかし鳥越が演じる大和守安定は、元気いっぱいかつフリーダムなキャラクターとなっている。無邪気に舞台上を動き回る姿が、多くの審神者の心を掴んだようだ。

表情、声、キャラクターが初めて見た時にそのものだと思ったから

とりちゃんが可愛すぎて癒されました❤

原作に近くて良いと思ってます。結構可愛いです(笑)

ピッタリだから、似合ってるから

かっこいい声も可愛い声も、かっこいい姿も可愛い姿も出来る鳥ちゃんが安定を演じていて鳥ちゃんにピッタリだなと思いました。

もともと好きなキャラだったし、鳥ちゃんがやる安定が可愛くて大好きだから!

初めて見た刀ミュで鳥ちゃんの安定がインパクトが凄すぎて鳥ちゃん=安定って感じです!

フリーダムな大和守安定の魅力は、数え出すとキリがない。はしゃぎすぎて袴がしょっちゅうめくれ上がるし、酔うと赤ちゃん言葉になり、相棒的な存在の加州清光から冷ややかなツッコミが入ることもしばしば。

「可愛い」というコメントが多く寄せられた鳥越の大和守安定は、表情や仕草すべてに愛らしさがふんだんに散りばめられていた。トレードマークでもあるポニーテールが元気に跳ねる姿は、舞台ならではの魅力だろう。

しかし、ただ愛らしいだけで終わらないのが鳥越の大和守安定だった。無邪気な姿と、仲間を想う切ない姿のギャップを熱演。アニメ版ともまた違う、さまざまな面を持ち合わせた大和守安定の顕現に主たちから絶賛の声が集まった。

鳥越が演じる大和守安定は、ライブパートのフリーダムさやMCも必見である。ボケもツッコミもこなし笑いを誘う姿は、さすがの一言に尽きる。「安定デンジャラス」などの名言(迷言?)もうまれた刀ミュは、鳥越ファンにはぜひ見ていただきたい作品である。

格好よさと可愛さ、そして面白さを兼ね備えた無敵の大和守安定が、多くの審神者に愛されたのも納得だ。

中島 敦役/舞台「文豪ストレイドッグス」シリーズ

舞台「文豪ストレイドッグス」の中島 敦も、多くのコメントが寄せられた。文ステは、実在した文豪の名を冠した者たちがそれぞれの作品名にちなんだ異能力をもって戦うアクション漫画が原作だ。

鳥越が演じたのは、主人公の中島敦。気弱でヘタレだが、困っている人を放っておけないお人好しな性格である。探偵社では珍しいツッコミ役というところは、鳥越自身と重なるところがあるかもしれない。

身体能力が高いので戦いのシーンの時の動きがカッコイイ!ツッコミにまわることが多いけどそのツッコミも面白い!

裕貴くんを初めて知った作品でもあり、敦の高い身体能力やヘタレ(?)加減が すごくアニメのまんまで、敦の可愛さと かっこよさを より出してくれるのが、すごいなと思いました!

キャラクターに対する愛情がひしひしと伝わってくる演技で…!!アクションシーンもとってもカッコよくて大好きです!

筆者が以前観劇した際には、鳥越の身体能力に改めて驚かされた。主人公中島の視点で物語が展開していくため、鳥越はほとんどずっと舞台上に出ずっぱりなのだ。

アクションをして、ツッコミ役をして、アクロバットをして、ダンスもして……と、休む間もなく役を演じ続けた鳥越には相当な体力が求められただろう。しかしそんな疲れを感じさせず、最後まで舞台に立ち続けた鳥越の中島は、多くのファンに愛されている。

2020年には「映画 文豪ストレイドッグス BEAST」の公開も決まっている。原作となる外伝小説では、「もし芥川が武装探偵社に入社していたら?」「もし中島がポートマフィアに所属していたら?」という“if”ストーリーが展開されている。

組織が逆転するというシチュエーションは、今までとはまた違い、まったくの未知の世界だ。しかし原作とキャラクターを愛してくれている鳥越ならば、新たな中島の姿を見せてくれるに違いない。これは予想ではなく確信である。

ヤイバ 役/Live Musical「SHOW BY ROCK!!」シリーズ

「SHOW BY ROCK!!」は、株式会社サンリオによるバンドをテーマにしたキャラクタープロジェクト。2016年より舞台ミュージカル版が制作されており、鳥越はヤンチャ系ボーイズヴィジュアルロックバンド「シンガンクリムゾンズ」のヤイバを演じた。

鍛えられた腹筋が最高!!!

SHOW BY ROCK!!の鳥越は、コメントにも寄せられたように肉体美も魅力のひとつ。黙っていたら可愛い系の代表格鳥越だが、その可愛い顔と腹筋のギャップに、思わずときめいてしまったファンも多いのではないだろうか。

サンリオという世界観の中で生まれた作品ではあるが、SHOW BY ROCK!!はとにかく熱い。ヤイバをはじめとしたキャラクターたちが全力で燃え続けている。鳥越は、どのシリーズでも手に汗握るような熱量を観客席まで届けてくれていた。ライブパートの迫力とリアリティは必見。ライブシーンが格好いいからこそ、本編でのわちゃわちゃとした姿も光る。

人と芝居を愛する鳥越を、愛さずにはいられない

鳥越の魅力は、その演技はもちろん、人柄にもあるだろう。西の血が理由か、ツッコミ役として場を盛り上げることも多い鳥越。

ファンはもちろん、共演者からも愛される太陽のような存在である。人見知りが心を開いてくれた瞬間がうれしいとインタビュー時によく語っていたりと、優しさに溢れたエピソードが数多く存在している。

人が好き。芝居が好き。鳥越が伝えてくれる言葉は、いつだってシンプルだ。シンプルだからこそ、ファンの胸に真っ直ぐと届く。

惜しみなく愛を伝えてくれる鳥越の姿に、元気をもらったということは一度や二度ではないだろう。鳥越は、生きる活力を与えてくれる素晴らしい役者である。20代最後の節目となるこの1年も、鳥越が愛に溢れた世界で輝いてくれることを願うばかりだ。

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WRITER

水川ひかる
								水川ひかる
							

2.5次元舞台の魅力を全力でお伝えしていきたいと思います。まだまだ駆け出しライター。推しが元気で今日もごはんが美味い!

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