2015年のトライアル公演以降、絶大な人気を誇るミュージカル「刀剣乱舞」シリーズ。その大きな魅力のひとつが本公演の2部で行われるライブパートだ。「なぜ刀剣男士がライブ…?」と首を傾げたはずが、一度見ればその楽しさに「刀剣男士ライブ…するよね!」と目覚めてしまった人も多いはず。
そこで、今回はライブパートの楽曲にフォーカスして刀ミュファンにアンケートを実施した。多数の回答・コメントをいただいたため、数回に分けて結果とコメントを紹介したい。
今回は気になる「好きなライブパート曲」トップ3を発表。いただいた熱いコメント共に楽しんでいただければ幸いだ。
※頂いたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、修正、誤字等の編集をしております。
第3位 Timeline(11票)
第3位は「阿津賀志山異聞2018 巴里」の「Timeline」。この曲はもともと三日月宗近(黒羽麻璃央)と小狐丸(北園涼)のデュエットとして用意されていた。しかし、「阿津賀志山異聞2018 巴里」では北園が病気による降板となり、デュエットの形では「真剣乱舞祭2018」が初披露となった。そんな待ちに待ったデュエットへの感激も伝わるコメントを紹介する。
念願だった三条太刀デュエットなので
キャラクターと歌詞の親和性
公演自体は行くことが出来ませんでしたがDVDを見た時に、小狐丸がいない中1振で歌う三日月の姿と最後の最後で小狐丸の声が聞こえた時の三日月の笑顔が忘れられませんでした。そして、真剣乱舞祭にて帰ってきてくれた小狐丸。「大きくなって戻ってきました」というセリフに審神者は涙がでました。この曲の歌詞はまさに2振りそして2人にリンクしているなと思いました。
阿津賀志山巴里公演、三日月が1振りで歌っている際に小狐丸の声が流れ黄色のスポットライトが光ったのですがそこに居ないはずの姿が見えたような気持ちになりうるっとしました。
三日月宗近と小狐丸のデュエット曲なのですが、小狐丸役の北園涼さんが病気で役を降板している間、三日月宗近役の黒羽麻璃央さんが1人で歌い続け、2018年の真剣乱舞祭でようやく2人揃って歌うことができたことを思うと胸が熱くなります。また真剣乱舞祭千秋楽で三日月宗近が「おかえり」と小狐丸に言ったときの顔が本当に嬉しそうなのが好きなところです。
第2位 mistake(26票)
トライアル公演でライブパートの1曲目として披露された「mistake」が第2位。初めて出会った刀ミュライブパート曲として印象深いという感想がコメントから伺えた。
トライアル公演から今回の歌合まで何度も歌われていた曲で、この曲を聴くとやっぱり刀ミュだなと思います。一番最初の曲である「mistake」を聞いた瞬間、想像を遥かに超えた衝撃が走りました。
阿津賀志山異聞から始まり真剣乱舞祭、歌合乱舞狂乱で毎年聞くこの曲は刀ミュ2部の始まりの曲だと言えると思ったからです。テンポから歌詞、ダンスまで全てが好きです。
トライアルでこれを見て沼に沈んだ思い出の曲です
team三条with加州清光によるプレミアムライブでのあまりに完成されたパフォーマンスに圧倒、撃ち抜かれました。その後もさまざまな混合メンバーによってカバーされていますが、冒頭の登場シーンの圧倒的”強者”感と間奏でのまるで”軍団”を連想させるようなダンスの力強さが堪らないです。まさに刀ミュの代表曲だと思います。
真剣乱舞祭などではオリジナルの「team三条 with加州清光」以外のメンバーでパフォーマンスされることもあり、それぞれの公演ごとに違った魅力が楽しめる。その公演ごとに違う部分の楽しみについて言及するコメントもいただいた。
やっぱり刀ミュの2部曲と言えばこれ。本公演以外でも乱舞祭や歌合で沢山歌われていますが、毎回新鮮な気持ちできける大好きな曲です。誰が「君となら犯したいmistake」を歌うのかもワクワクしますね。
トライアル公演での一番最初の衝撃は忘れられません。らぶフェスでの定番曲にもなっていますが、だれがどう歌ってもめちゃくちゃかっこよくて聴くと全身の血がぶわーーっとなります!大好きです!!
刀ミュトライアル、本公演の2部の1発目はこの曲。らぶフェスや歌合でも必ず歌われる曲。原点であるteam三条with加州清光が歌うmistakeが1番好きです。また6人でのパフォーマンスが見たいなぁ。
真剣乱舞祭や歌合乱舞狂乱等のライブでも毎年選曲されているまさに「刀ミュライブパートの顔」とも言える1曲だ。
第1位 獣(38票)
第1位は「歌合 乱舞狂乱2019」でも披露された「獣」。
初お披露目は「真剣乱舞祭2017」で、その後に上演された「結びの響、始まりの音」でもライブパート終盤を盛り上げた。また、「とにかくテンションが上がってアドレナリンがドバドバ出る。いよっ!待ってました!!感」というコメントをいただいた通り、真剣乱舞祭でも一番観客のボルテージが上がる鉄板曲だ。
最高に盛り上がる最高に良い曲!カッコいい刀剣男士が更に更にカッコよくなります
ここ数年最後の曲に選ばれることの多い「獣」。ダンスパフォーマンス、衣装、演出効果…全てにおいてミュージカル本丸の魅力を最大限に引き出すことが出来ている曲だと思います。
観客も声を出すパートがあり、とにかくエネルギーの消費量が高いところ。
真剣乱舞祭の時に加州清光の「お前の声が明日を照らす」っていう歌詞に心を撃ち抜かれました
この曲最大の見せ場は「己に牙を向け」というフレーズ。「真剣乱舞祭2017」では大倶利伽羅(財木琢磨)がこのパートを担当し、あまりの力強さとかっこよさに胸を撃ち抜かれた審神者も多い。このシーンに言及したコメントも数多くいただいた。
真剣乱舞祭2017の時の大倶利伽羅の「己に牙を向け」でカメラがドアップになった瞬間、生で観劇した際に表情と言い、歌声が大倶利伽羅そのもので一瞬にして落ちた曲です。
結びの響始まりの音や真剣乱舞祭(2018)での和泉守兼定の己に牙を向けがとても雄らしくてカッコイイから
今後も披露される機会があるとすれば誰がこのパートを担当するのか楽しみでしょうがない。
さらに、光る棒ことビジュアルポイを使用した演出への言及も見られた。
ミュージカル刀剣乱舞歌合乱舞狂乱2019、千秋楽が無事終了!「獣」でのビジュアルポイ演出をポイラボが担当いたしました。カッコよくポイを回してくれた刀剣男士に感謝!https://t.co/CAzNhs0FNB#ビジュアルポイ #グラフィックポイ #POILAB #刀剣乱舞 #刀ミュ #歌合乱舞狂乱 pic.twitter.com/rnheQ8aBQ1
— yuta poi (@yutapoi) January 23, 2020
光る棒を振り回すパフォーマンスがカッコいいです。
ライブで盛り上がった曲が上位に
最多得票の「獣」は「歌合乱舞狂乱2019」でも特に盛り上がった1曲。ライブでは数少ない出演キャラクター全員が登場する楽曲というのも大きかったのかもしれない。
2,3位となった「mistake」と「Timeline」はそれぞれ刀ミュの歩んできた軌跡の記念碑的な楽曲だ。コメントからもファンの思い入れの強さを感じた。
曲という観点から見てもファンを引きつけるエネルギーを感じさせる刀ミュ。気になる曲は是非CDや楽曲ダウンロードサイトでチェックしてみてほしい。
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