2020年2月14日に、33歳の誕生日を迎える廣瀬。涼やかな目元が印象的なクールな外見とは裏腹に、人懐こい笑みが印象的だ。「ちゃんとも」の愛称でファンや共演者たちから愛されている廣瀬は、昨年デビュー十周年を迎えた。
2009年に初舞台を踏んで以降、廣瀬は多くの作品で活躍をしている。2.5次元作品、オリジナル作品問わず出演が続くのは、確かな実力がある証拠だ。
「2.5ジゲン!!」では、誕生日を記念してTwitter上でファンアンケートを実施した。今まで廣瀬が演じた中で、もっとも愛されたキャラクターは何だろうか。ファンから寄せられた愛のあるメッセージと共に、彼の歴史を振り返っていきたい。
※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。
廣瀬智紀(ひろせ ともき)プロフィール
生年月日:1987年2月14日
血液型 :A型
出身地 :埼玉県
身長 :179cm
趣味 :映画鑑賞、料理
特技 :サッカー、家事
引用 :(スターダスト公式サイト)より
もくじ
巻島 裕介役/舞台『弱虫ペダル』シリーズ
7/7は七夕、そして巻島裕介の誕生日でした!おめでとうございました!!ショ!!次回公演も、お楽しみに!! pic.twitter.com/2ikapWikWr
— 舞台『弱虫ペダル』 (@y_pedalstage) July 7, 2015
廣瀬智紀という役者を、舞台「弱虫ペダル」で知ったという人も多いのではないだろうか。2.5次元舞台人気のさきがけとなった「ペダステ」は公演当初から注目度が高く、多くの人に愛される作品となっている。
廣瀬が舞台上で巻島役を務めたのは2015年が最後となるが、ファンからは愛のこもったコメントが数多く寄せられた。今もなお、多くのファンの心を掴み続けているのだ。廣瀬が役と真摯に向き合い、巻島というキャラクターの魅力を最大限に引き出した結果だろう。
巻島は原作でも人気のキャラクターだったが、今回コメントが集中した理由はそれだけではないことが伺える。「廣瀬の演じた巻島だから好きだ!」というファンの熱いコメントを、ぜひご覧いただきたい。
川崎コーチも降谷くんも好きだしいろいろ悩んだけれど巻島さんは玉虫色のロングヘアがとにかく似合っていたし、本物がそこにいると思わせてくれた演技力、舞台での存在感に素直にすごいなと思いました。
全部好きですが、智紀くんに出会うきっかけとなった巻ちゃんを選ばせていただきました。緑のロン毛に困り眉がこんなに素敵に似合う人は他にいないと思います。
外見も演技も、わたしのなかの理想そのものだった
巻ちゃん生きてた!!と思いました。ビジュアル完璧でした。
原作ファンも納得のビジュアルですし、演技も素晴らしかったです!!優しいお人柄も巻ちゃんの役所にピッタリですし、緑の髪がこんなに似合う人は他に居ないと思ってます。
原作から抜け出たようなビジュアル!緑のロングウィッグがあんなに似合う人はいない
大好きなキャラ、本当に似合っていて彼以外は考えられないくらいお似合いの役者さん
アニメは少し見てたので誰がやってるの?って素顔見たら「なんてカッコイイの!」って、そして巻ちゃんが綺麗すぎてファンになりました
元々巻ちゃんが好きで、魅力増し増しで演じてくれたから。イレギュラーで演じた1年生巻ちゃんは秀逸でした!
私がアニメに興味をもてたきっかけを作ってくれたからです
キャラクターを自分のものにしながら、自分らしさもアピールできていたと思う。自分らしさがキャラに近いこともあったかもしれないが、自分の良さもいかせていたと思う。
原作キャラクターにご本人のキャラクターの理解・愛情が上乗せされよりいっそう魅力的に見せてたので
緑色の長髪で独特な話し方と言う、まさに漫画やアニメでしか存在しないキャラを違和感無しに演じてくれた事です。
成長過程の智紀くんを観れて、1番役にハマってたと思う舞台作品シリーズだから
廣瀬が演じた巻島は、主人公が通う総北高校自転車競技部のエースクライマー。気を遣ったり会話を繋ぐことが苦手で、愛想笑いを浮かべた時には顔が引きつってしまうほど。
しかしチームメイトたちからは慕われており、不器用な性格の中に見える巻島の優しさを、廣瀬は演技の節々に滲ませていた。キャラクターの根っこに息づく優しさを、台詞だけではなく視線や表情で表現してみせるのだ。
ライバル東堂との、熱いレースシーンも見どころだ。最後の一滴まで振り絞り頂上を目指す姿は、多くのファンに感動を与えたことだろう。
巻島は、その容姿も特徴の一つ。左目元と左口元にホクロがあり、タレ目に長い下睫毛。タマ虫色と表現されている緑髪には、赤や黄色のメッシュが入っている。廣瀬は、この特徴的な容姿を見事舞台上に再現してくれた。
容姿だけではく、もちろん演技にも称賛が集まっている。不器用ながらも後輩を優しく支え、周囲に安心感を与える巻島の姿には、廣瀬自身の魅力もどこか重なる。
役と役者自身の魅力をうまくかみ合わせることが出来るのは、キャラクターをしっかりと理解しているからではないだろうか。
鶯丸 役/映画「刀剣乱舞」
続けてコメントが寄せられたのは、2019年に公開された映画「刀剣乱舞」の鶯丸役だ。古くから宝物として扱われることの多い古備前派の太刀・鶯丸は、佇まいからして品格が漂っている。
気品ある容姿とマイペースな性格がギャップの鶯丸を熱演。こちらも、多くのファンから絶賛の声が届いた。
初めて廣瀬さんを拝見した作品でした。2.5次元ということでキャラクターに寄せていくのが大変だと思うのですが、鶯丸というキャラクターは廣瀬さんご本人の天然っぽいところも相まってとても雰囲気が合っていたと思います。
目元がキリッと凛々しく、自然体ながらも芯の強さを持つキャラを演じ切ったので
役作りとしてのビジュアル、振る舞い、演技が完璧だと思ったから。
鶯丸さん独特の雰囲気と優雅な立ち振舞いが最高だった!
殺陣がとても綺麗で、キャラの雰囲気があっていたから
鈴木拡樹さん演じる三日月と並んで立つにふさわしい、不思議な落ち着きと古株の戦闘力とおちゃめさが共存する素敵な鶯丸でした。また出演してほしいです!!!!
舞台版では、別のキャストが演じていた鶯丸。廣瀬は、あえて撮影がオールアップしてから舞台版を拝見したのだと言う。廣瀬が「自分の演じる鶯丸」としっかりと向き合っていたことが伺える。この本丸にしか存在しない鶯丸を、見事に顕現させてくれた。
廣瀬が演じた鶯丸は、本丸の危機を察知し洞察力に優れた一面も目立っていた。マイペースでおっとりとしたキャラクターをベースにしつつ、新たな鶯丸の姿を引き出してくれたのは確かな演技力があってこそだろう。この本丸の鶯丸に心を奪われた審神者も、きっと多くいるに違いない。
無界屋蘭兵衛 役/「髑髏城の七人」Season月 下弦の月
2.5次元作品だけではなく、オリジナル作品にも数多く出演している廣瀬。その中でもっとも多くのコメントが寄せられたのは、「髑髏上の七人 Season月」の無界屋蘭兵衛。シリーズ初のダブルチーム作品となり、廣瀬は下弦の月に出演した。
本日2/14は、髑髏城いち、無界の里いちのマイペース、一緒にいればいるほど誰も彼をほっておけない…そんな廣瀬智紀さんのお誕生日でした。宮野捨之介曰く、「愛に包まれたハッピーな日にわざわざ生まれた」廣瀬さんを、愛情たっぷりにご来場の皆様と一緒にお祝いしました!おめでとうございます! pic.twitter.com/l2fckibl47
— 新感線公式ツイッターです。 (@SHINKANSENinfo) February 14, 2018
劇団☆新感線の人気作品をこの座組みで作り上げた面白みとスケール感。観た後の疲労感充実感と言ったらこれ以上の物は今のところありません。中でも無界屋蘭兵衛は酷い男ですが美しく時折朗らかな優しさも感じさせ人々に愛されたのも事実。またこの役を演じてほしいものです。
美人で儚くて目が離せなかったから
とても美しく、善と悪の2面性が良かった
今までにいそうでいなかった蘭兵衛をとてもしっくりくる形で作ってきてくれました。おかげで観る前と後で廣瀬智紀の印象が180度変わりました。
髑髏の蘭で、智紀さんにおちました。それ以降一筋で応援してます。憑依型。鳥肌。
廣瀬智紀さんを初めて知った作品。無界屋蘭兵衛に出逢わなかったら廣瀬智紀を知ることはなかった。智紀くんに出逢わせてくれた大切な作品です。
髑髏城の七人自体が大好きな作品だったのですが、智紀さんの存在と2.5次元という舞台で頑張ってるってことを知りました。2.5次元というのに馴染みがなかったので、どうなんだろうなって思っていたのですが、ここまで強くかつ繊細な蘭兵衛を演じてくれたことがとても衝撃で、蘭兵衛さんってこうだよなって改めて感じさせて頂きました。素敵な蘭兵衛さんを観させていただけて凄く嬉しかったので、とても印象に残っています。
廣瀬が演じたのは、行く当てのない者たちを受け入れる「無界の里」の主人、無界屋蘭兵衛。アクション、殺陣の美しさが求められる役どころを見事に演じきった。眉間に白いラインのワンポイントが入ったビジュアルは、凛と引き締まった雰囲気を漂わせていた。
いい意味でキラキラしておらず、廣瀬にとっても新たな挑戦となった本作。ブログなどでも、「不安やプレッシャーもあった」と廣瀬は語る。過去には、早乙女太一や山本耕史、向井理など名だたる俳優たちが演じてきた無界屋蘭兵衛を演じるにあたって、彼が感じたプレッシャーは計り知れない。
しかし2.5次元ファンだけではなく多くの観客の心に響いたことが、寄せられたコメントの内容からも伺える。役者として大きく成長した今作は、廣瀬智紀の魅力を感じるうえでは外せないだろう。
幅広いキャラクターが人気! ファンに愛され続ける魅力
鳳条 夕妃 役/舞台『私のホストちゃん』シリーズ
廣瀬さんの熱い部分や普段からは想像できない大胆さが出ていて、ナンバー1という言葉がすごく似合っていた役でしたとにかくかっこよくて、私が智紀くんのファンになったきっかけの役だから。
降谷 暁役/舞台「ダイヤのA」シリーズ
投球フォームが完璧!役が天然ということもあり廣瀬さんにピッタリなキャラクターだった
上記3作品にコメントが集中したが、これまで数多くの作品で活躍してきた廣瀬だ。もちろん、それ以外の作品にも熱いコメントが寄せられた。
No.1キラーのホスト役にクールに見えてかなりの天然ピッチャーなど、幅広いキャラクターがファンに愛されている。
天然で癒し系、ファンにも共演者にも愛される廣瀬智紀
廣瀬智紀を愛するファンならば、一度は「天然」というワードを耳にしたことがあるのではないだろうか。周囲の予想の斜め上をいくコメントは、いつも笑いを誘い空気を和らげてくれる。
無意識に人を笑顔にすることが出来る人柄も、廣瀬が演じるキャラクターに深みを持たせてくれている一つの要素だろう。
舞台、映像と活躍の場を着々と広げている廣瀬。2020年は、どんな世界を見せてくれるのだろうか。今後も、彼の活躍から目を放すことが出来ない。
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