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荒牧慶彦が演じたベストキャラは? 舞台という大海で放つオンリーワンの存在感

2月5日に誕生日を迎え30歳を迎える荒牧慶彦。2012年のテニミュへの出演以降、人気タイトルに続々と出演。いまでは2.5次元作品を語るうえで欠かせない存在として、高い知名度と揺るがぬ人気を築き上げた俳優だ。

繊細な役作りと細い腕から繰り広げられる迫力のある殺陣、そして儚さをはらんだ美しい顔立ちは、多くの観客の視線をひきつけてやまない。

今回は彼の誕生日を記念して事前に実施したファンアンケートの結果を、コメントとともに紹介していく。ひとつずつ、彼の演じる姿を思い出しながら読んでもらえたらと思う。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

山姥切国広 役/舞台『刀剣乱舞』

今回8割近いコメントが、舞台『刀剣乱舞』シリーズの山姥切国広役に集まった。

旬のタイトルであること、原作ファンの母数が大きいこと、というのも理由に挙げられるが、おそらくそれだけではないのだろう。荒牧が演じる山姥切国広だからこそ、ここまで多くのコメントが寄せられたのだ。

まずはコメントを見てみよう。

荒牧くんが演じる山姥切国広のコンプレックスを背負いつつも、前に進もうとする姿に惹かれました。

外見は元の顔が綺麗なのでメイク次第でどうにでもなると思っていた。なので似ていてもあまりびっくりしなかったが、声を聞いた瞬間、「居る」と思った。殺陣も綺麗で、演技では初期刀故の強さを感じた。

荒牧さんの山姥切国広に対する想いがまず大好きです。とても大切に演じてきて下さってますし、山姥切国広が大好きな人にとっても、山姥切国広自身もきっと幸せだと思います。何より殺陣がめちゃくちゃにカッコイイです!!荒牧さんの得意な殺陣がよく活きてる作品だなと感じるし、もう舞台刀剣乱舞で荒牧さん以外が山姥切国広を演じるのは想像出来ないです。(笑)それくらい、荒牧さんが演じるキャラでは1番山姥切国広が大好きです。

役と荒牧さんが一体になってるしお互いが調和しているというかもう舞台上に山姥切国広がいるんですよ。殺陣はもちろんのこと話し方目線全てが山姥切国広という刀がもつオーラを醸し出してるんです。まんばちゃんをできるのは彼しかいません。

荒牧さんを初めて知った作品でもあるのですが、山姥切国広は荒牧さんでなければいけない、と思わせてくるほどにキャラクターそのものでした。卑屈だけれどもプライドがあって、仲間思いで、『刀ステ本丸の山姥切国広』を見せてくれたので。

山姥切国広がそのまま出てきたかのようなビジュアルと役に対する想いが凄く強くてビジュアルに負けない演技力があるから。

ファンから見てターニングポイントになったキャラやと思う。彼あってのキャラクター、キャラクターあっての彼やと思う。

コメントから感じるのは、舞台『刀剣乱舞』の本丸に立つのは荒牧慶彦の演じる山姥切国広でなければ、という思いだ。多くの審神者が、刀ステの山姥切国広役が彼である意味を感じ取っているというのは、2.5次元作品においてすごいことだといえる。

美しい顔立ちをしていて殺陣もうまい、というスペックの俳優は昨今の2.5次元作品界隈ではたくさんいる。そのなかで、彼にしか演じられない山姥切国広を確立してきたというのは、紛れもなく絶え間なく行ってきたキャラクター研究や観客には決して見せぬ努力の賜物なのだろう。

主役もしくはメインキャラクターとして多数の役を演じてきた荒牧。そのなかでもこの山姥切国広は、これまでずっと応援してきたファンにとっても、またこの作品で彼を知った人にとってもかけがえのない役といえそうだ。

荒牧くんの殺陣に一目惚れしたから

荒牧さんのマント捌きがとても綺麗で、まるで画面から出てきたような綺麗な容姿で、繊細な少し難しい性格の演じ方が本物の山姥切国広だと感じたから。それまでにも多くの作品にご出演されていましたが、これを機に荒牧さんを知るファンが増え、ご本人様も仰っていたように、荒牧さんの役者人生の中でも大きなキャラクターというのも選ばせていただいた要因でもあります。

殺陣がまずものすごく上手い。まんばちゃんの葛藤を上手く演じてくれてたからです。

綺麗な布さばきに殺陣、思ってた山姥切国広のまんまで、とても感動した

扱い方によっては邪魔にしかならないはずのほぼ全身を隠してしまう布を、キャラクターのイメージをより確たるものにした華麗な布捌きが印象的だったから。あと、顔がものすごく綺麗。

本作では、存分に彼の特技である殺陣を楽しめるというのも、推しポイントになっている。コメントでも、殺陣の素晴らしさに触れているものがほとんどだ。

劇場で生で観られるのがもちろん一番であるが、DVDでじっくり観るというのもまたおすすめだ。スロー再生などを駆使して鑑賞すると、いかにあの一瞬で高度なことをしているのかを知ることができる。

またスローでもぶれない荒牧の太刀筋の美しさや、山姥切国広のトレードマークのあの布のまるでアニメのような翻り方に感動できるはずだ。

朔間凛月 役/『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』

2016年から刀ステへの出演がはじまり、翌年2017年からはあんステシリーズへの出演も加わった。この作品ではKnightsのメンバー朔間凛月役を演じている。

まっきーと言えばまんばちゃん(山姥切国広)ではありますし、もちろんまっきーのまんばちゃんが大好きですが、judge of knightsの凛月君は本当に推しが現実世界に降臨したのかと思いました。緩いシーンと真剣なダンスバトルシーンのギャップが最高でした!

見た目もさながら、キャラクターの仕草をそういうことしそう!いや絶対する!を見事に演じきってくださるところ。それぞれ演じられているキャラクターについて、どんな研究をしているのか詳しく聞いてみたい。

もともとキャラクター自体が好きで舞台を見に行ったのですが立ち振る舞いや表情を見て「いる……」と思ったから。

個人的思い入れが強いキャラと作品である事と、キャラビジュで見た時と舞台上で観た時の印象が全然違かったため。生で観劇した際、衝撃と感激が想像を遥かに超えてきて、実際に動いて喋るとこんなにも予想と違うものなのかと本当に驚きました。本当に目の前に朔間凛月がいる、という体感は痺れました。これを機に2.5次元にハマったので、今でもあの感動は忘れられません。

このキャラクターへ寄せられた声の多くが、その再現性について触れているのが印象的だ。

キャラクタービジュアルという動きのない平面から、目の前で動き歌って踊るという立体への変化。いくら見た目がキャラクターそっくりでも、実際に動きが加わった際に違和感が生じてしまうという可能性もゼロではない。

しかし、荒牧が演じるキャラクターは朔間凛月に限らずいずれも見た目の完成度から、さらに高い次元へと演技で昇華する凄さがある。この朔間凛月に寄せられたコメントから感じられる熱量も、そういった“凄さ”への称賛の声といえるだろう。

立花仙蔵 役/ミュージカル「忍たま乱太郎」

ここからは同数のコメントが寄せられた3作品を紹介しよう。

まずは忍ミュの立花仙蔵役だ。荒牧は第5弾、第5弾再演、第6弾の3作品に出演している。テニミュ出演後の大きなタイトルとして、当時注目を集めていた。

テニミュでは元気いっぱいの少年感あふれる役どころだっただけに、クールで優秀かつストレートヘアを美しくなびかせる立花仙蔵役は、いい意味でイメージを覆す役どころとなった。

再現度がすごかった!

立花千仙蔵の正解を得た

沖田総司 役/ミュージカル『薄桜鬼』

2015年から2017年まで4作に出演した薄ミュでは、荒牧は沖田総司役を演じた。心から慕っている近藤への思いがにじみ出る演技、そして殺陣に心動かされたファンも多いだろう。

上記のツイートもそうだが、一度携わった作品への深い愛を持ち続け、それをきちんと言葉で表現してくれるというのも、彼自身の大きな魅力のひとつだ。

そのキャラクターをいつまでも大切にしているよ、そうキャストに思ってもらえることは、原作ファンにとっても嬉しいことだ。

薄桜鬼の沖田総司がそこにいた。山姥切よりも沖田総司のがハマってた。

近藤さん思いの荒牧さんの総司が大好きだから。特に黎明録の総司は他の薄ミュの総司より少し幼く演じておられてて、とてもぴったりでした。

月岡 紬 役/MANKAI STAGE『A3!』

2019年から出演しているエーステでは冬組のリーダーで謙虚な性格の月岡 紬を好演。これまで秋冬公演・春単独公演と出演し、2020年にはついに冬組単独公演が上演される。

稽古中のどこか気弱で一歩引いたところから、劇中劇の幕が上がると一気に存在感を増す月岡紬。キャラクターが持つ演劇へ対する天性の感覚を、見事に表現している。エーステはコミカルな劇中歌がつくられることが多い。冬単独公演でも、他の役では観られないチャーミングな姿に期待したい。

雰囲気がリアル紬くんかと思いました。

見た目も声も紬だった。紬が本当にいるかと思った。

最後に、コメントが寄せられた全作品をまとめて紹介しよう。

甲斐裕次郎 役/ミュージカル『テニスの王子様』
元気さがとても可愛らしかった

上杉景勝 役/舞台『戦刻ナイトブラッド』
この作品を観て一気に荒牧さんのファンになりました。

直江信綱 役/舞台『炎の蜃気楼』昭和編
富田翔さん演じる上杉景虎とのシーンは作品を重ねるごとに凄みを増していった。心情と行動がちぐはぐな直江を見事に演じていた。

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 役/舞台「憂国のモリアーティ」
彼のやりたい「悪者の役」に触れていて、演じていてとても楽しそうで初めて見る表情もあったから

真っ直ぐに、丁寧に。舞台という大海でオンリーワンの存在感貫く荒牧慶彦

演じた役への深い思いからは、役ができあがるまでに彼が観客には想像できないほどの苦悩や研究を重ねてきたことがうかがえる。

そうして出来上がった役が、多くのファンに受け入れられ愛されるのは当然の結果かもしれない。そしてこれからも、ひとつずつ彼にしか演じられない役がこの世に生まれていくのだろう。

誕生日を迎えひとつの節目を迎える荒牧慶彦は、これからどんな30代を過ごしていくことになるのか。彼が紡ぎ出す役の生き様から見えてくる彼自身の人生の軌跡を、楽しみにしている。

WRITTER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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