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富田翔が演じたベストキャラは?熱量溢れるあの作品が1位に【誕生日アンケート】

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2020年1月7日に、38歳の誕生日を迎える富田翔。

コミカルな役をアドリブ込みで演じて客席を笑わせてくれたかと思えば、シリアスな舞台では胸が苦しくなるほどの切ない演技を見せてくれる。幅広いその芝居は、富田の確かな演技力に基づくものだろう。

「この人がいれば、きっと素敵な舞台になる」――富田は、そう思わせてくれる安定感、安心感がある役者だ。

2002年に俳優デビューを果たして以来、幅広い作品で活躍している富田。彼がこれまで演じてきた役で、とくにファンの心をとらえているのはどの役だろうか。

「2.5ジゲン!!」が実施したファンアンケートに寄せられたコメントと共に、彼の魅力を紹介していこう。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

富田翔(とみた しょう)プロフィール

生年月日 :1982年1月7日
出身地  :東京
サイズ  :HT/171cm B/88cm W/70cm
引用:(トキエンタテイメント公式サイトより)

加瀬 賢三・上杉 景虎 役/舞台「炎の蜃気楼昭和編」シリーズ

今回最も多くのコメントが寄せられたのは、舞台「炎の蜃気楼 昭和編」シリーズの加瀬賢三・上杉景虎役だ。

2014年から上演されてきたシリーズの最終作、「炎の蜃気楼昭和編 散華行ブルース」は2018年に上演された。原作ファンからも絶賛されたこの舞台、記憶に新しい人も多いのではないだろうか。

早速、熱量たっぷりのコメントを紹介させていただこう。

原作のファンだったのですが、ミラステを観て富田さんのファンになりました。はまり役過ぎて震えがくるくらいでした。

もともと思い入れのあった原作で舞台化は不安しかなかったのに、その空気を感じていた上でこれ以上ない景虎様を演じきってくださってから応援しています。どの舞台でも翔さんにしか残せない爪痕が残る役作りで、どの舞台も観劇してよかったと思えます。

圧倒的なハマり役。はじめからこの人をモデルとして描かれたのではないかと思うほど本人である上に、全身全霊をかけて取り組んでくれる姿勢も素晴らしかった。2.5次元という言葉を超えて本物の熱い魂を見ました。翔さんがこの役と出会ってくれて本当によかった。

28年に渡る物語を最後は原作と併走しながら、キャラクターの魂そのものを演じてくれました。いえ、生きてくれました。肉体を変えながら400年生きているという設定のキャラクターでしたが、肉体が変わっても魂が変わらなければその人である、ということをまさか現実にこの目で見ることができるとは思いませんでした。一生心に残る舞台でした。大千秋楽の演技はもはや演技を超えていました。

魂に残る名演技だったから。 舞台化不可能と思われていた中、圧倒的存在感で原作ファンを唸らせた。 魅力的で罪深い演技に涙した。 加瀬賢三を演じられる人はこの人の他にいません!!!

自分自身が発狂するほど思い入れた作品に、この上なく真摯に徹底的に対峙して下さった。そして、大好きな作品をより高次元に昇華して下さった。はまり役というよりも、役として生ききった姿に平身低頭、十分すぎるほどの幸福感を与えてもらいました。シリーズを通しての成長や苦悩、挑戦等、全部見せてもらえて本当に有り難く。生身の人間がその肉体だけで、世界をひとつ創造できてしまえる演劇という表現に、あらためて衝撃を受けた作品です。この先何があっても、あの時間を経験できたことは、この人生の財産です。

容姿も声も立ち居振る舞いも何もかもが景虎様そのものだった。翔さんの、上杉景虎という役に対する深い理解があった上で本能的に演じているように感じられるお芝居が大好きでした。

出てきた瞬間、本物がそこに存在していると思いました。ミラステ全5作、すべてを背負って立つ姿が上杉景虎そのものでした。

今回印象的だったのは、原作ファンからのコメントが多く寄せられていたということだ。

原作「炎の蜃気楼」シリーズは1990年から20年以上の年月をかけ発刊され、未だファンから根強い支持を得ている。

昨今様々な作品が2.5次元舞台化されているが、これほど長い期間ファンを魅了し続けてきた作品は限られてくるのではないだろうか。

その分、舞台化に対するファンの期待も一際強いものだったと思われる。期待が大きければ大きいほど、舞台化された時の評価が厳しくなるというのも事実だ。

しかしそんなファンの希望に応え、絶賛されたのが富田が演じる加瀬賢三・上杉景虎だった。原作を愛し、真摯に舞台に向き合う彼だからこそ、こうして多くのファンを熱狂させたに違いない。

役を演じているのではなく、加瀬賢三・上杉景虎という人間がそこに生きている。そんな感動を覚えさせてくれた富田の芝居を、ぜひその目に焼き付けていただきたい作品だ。

黄色ブドウ球菌 役/体内活劇「はたらく細胞」

 

今回のアンケートで次いでコメントが多かったのが、体内活劇「はたらく細胞」の黄色ブドウ球菌役だ。

細胞擬人化という新ジャンルのこの作品で、富田が演じた黄色ブドウ球菌はとにかく個性的であった。女性的な言動や勤勉な性格に加え、原作がそのまま再現されたビジュアルに驚いた人もいるのではないだろうか。

体当たりの芝居を見せてくれた黄色ブドウ球菌にも、愛に溢れるコメントが寄せられた。

菌なのに!菌なのに!ここまでやりきってくれたらもう拍手しかない。全体的に細菌のみなさんは特撮の怪人みたいで、怖くて強くてちょっとポンコツでかわいい、そのバランスがよかった。富田さんのブドウちゃんは女幹部っぽさがありましたね!地味に好きです。

とみしょーさんの良いとこ全部出てるからです!

アドリブにも定評がある富田の魅力は、今作でも存分に発揮されていた。共演者から、富田が繰り出すアドリブに笑いを堪えるのが大変だったと語られるほどだ。

巧みな話術で観客席とも交流をし盛り上げるシーンもあった今作は、コメントにもあったように富田の良いところが全部詰まっている舞台だったと言っても過言ではない。愛に溢れた芝居を見せてくれる富田だからこそ、多くのファンにも愛されるのだろう。

上記2作品にコメントが集中したが、他の作品にも熱いコメントが寄せられている。そちらも紹介させていただきたい。

伊達 政宗 役/舞台「刀剣乱舞 義伝 暁の独眼竜」
歴史上の人物なのに刀剣男士を凌ぐほど存在感があって引き込まれました。

氷室 玲司 役/舞台「蘇州夜曲」
男のプライドを貫き通す様が切なくも素敵だった。三味線を弾く姿、アクションシーンも最高にかっこよかったです。

田島 友朗 役/舞台「ラズベリーボーイ」シリーズ
コミカルなところもシリアスでかっこいいところも両方見られる、大好きな作品と役なので。

魅力が無限大! 富田翔の今後にも注目!

富田の魅力は、板の上だけに留まらない。書道家として、公演グッズを手掛けるなど様々な才能に溢れている。

共演者たちからの信頼も厚いという富田。どんな作品にも真摯に向き合う姿を見れば、それも納得だろう。

またひとつ年を重ねたこの一年も、彼なら素敵な舞台を見せてくれるはず!と、期待せずにはいられない。多くの魅力に溢れた彼の活躍を、今後も注目していきたい。

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WRITER

水川ひかる
								水川ひかる
							

2.5次元舞台の魅力を全力でお伝えしていきたいと思います。まだまだ駆け出しライター。推しが元気で今日もごはんが美味い!

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