2019年12月15日に35歳の誕生日を迎える馬場良馬。30代らしい大人な雰囲気あふれるシックな役をこなす一方で、コミカルな役ではとことんはしゃいで客席だけでなくキャストも大きな愛で包んで楽しませようとする姿が印象的な役者だ。
囲み取材などでも、彼がいるだけで場が明るくなり、爆笑あふれる賑やかな会見になることも多い。分け隔てのない、全方位型サービス精神を有する馬場。彼がこれまで演じてきた役で、とくにファンの心をとらえているのはどの役だろうか。
「2.5ジゲン!!」が実施したファンアンケートの結果をもとに、ファンに人気の高いキャラクターや、役者・馬場良馬の魅力を紹介していきたい。
※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。
馬場良馬(ばば りょうま)プロフィール
生年月日:1984年12月15日
出身地 :千葉県出身
サイズ :身長180cm/B86/W67/H86
引用(http://tokientertainment.co.jp/management/ryomababa.html)■公式Twitter @ryoma_baba
もくじ
霊幻新隆 役/舞台「モブサイコ100」
舞台『モブサイコ100』続編、キャラクタービジュアル第三弾公開!!
◆神室真司 役:平田裕一郎さん
◆霊幻新隆 役:馬場良馬さん★オフィシャルチケット先行受付は、明日8/1(水)23:59まで!! お見逃しなく!!
詳細⇒https://t.co/48dI1B3TMr#モブサイコ100 pic.twitter.com/Lf7ofSVi5y— 舞台『モブサイコ100』 (@mobpsycho_stage) July 31, 2018
今回のアンケートでもっとも多くの意見が寄せられたのが、舞台「モブサイコ100」シリーズの霊幻新隆役だ。
本作は2018年1月に初演、さらに同年8月には続編が上演された。馬場が演じる霊幻新隆は、主人公・モブの師匠である霊能力ゼロの自称・霊能力者。
詐欺師まがいな振る舞いが多く普段はうさんくさいのだが、いざというときには物事の核心をついたり、立派な大人な一面を持っていて格好良かったりと、一筋縄ではいかないつかみどころのなさが魅力のキャラクターだ。
ビジュアルの再現度の高さもさる事ながら、原作やアニメから抜け出してきたのかと思うほど完璧な師匠だったこと。
テニミュの手塚や、ブリミュの藍染など2.5次元の舞台の出演は少ないながらも物語のキーになるキャラクターを完璧に演じられるのは素晴らしいと思います。
見た目もキャラクターも馬場さんしか考えられないくらいハマっていました!作品自体も好きなので、本物の霊幻師匠が存在しているようでした。
馬場さんの演じたキャラクターはどれも大好きなので迷いましたが、スーツ姿が大好きなので霊幻師匠にしました。金髪も思った以上に似合ってびっくりしました。
演技も、胡散臭くコミカルで、でも格好良いところがとても合っていると思います。
馬場さんがモ舞台に出演したことにより原作を知って、好きになりました。
続編があったらさらに師匠の格好良い所が見られる、師匠大活躍の話になると思うので、ぜひ続編つくってほしい!
もともと原作&アニメのファンで、舞台化の際にはじめて馬場さんの姿を拝見したのですが、自分の中でハードルが上がっている状態なのに馬場さんの霊幻はビジュアルから仕草、表情の作り方、声のトーンに至るまで完全に霊幻そのものだったので心から感激しそこから馬場さんのファンです。
自分の好きなキャラクターを、「本物だ、そこにいる」と感じられる程の再現度で演じてくださったからです。 もともと、原作とそのキャラクター霊幻新隆が大好きでした。根っからの2次元オタクなもので、舞台化により推しを実際の人間が演じることに「イメージと違ったらどうしよう。好きなキャラクターを受け入れられなかったらどうしよう」と、ものすごく不安だったのですが、公式がアップしてくださった紹介動画を見て、一瞬でその不安が吹き飛ぶくらい、「霊幻新隆そのもの」でした。衣装を身に着けた段階で、まだ演技をしていない動画だったのにも関わらず、です。そして人生で初めて自分から、舞台を鑑賞しに劇場に足を運び、最終的には続編で東京、神戸の全公演に通っておりました。そこから俳優さんご本人のお人柄や演技に惚れ込み、2.5次元舞台でなくとも、その俳優さんを目当てに舞台へ足を運ぶようになりました。お陰様で、本来ならば見られなかった素敵な景色を日々見させていただいています。しかしやはり、原点でそのきっかけとなった、霊幻新隆役は実際の演技の素晴らしさは勿論ですが、私の中で特別な一役となっています。
コメントにもあるように、原作ファンからその再現性が驚きの声とともに高く評価されている。
この作品は主人公のモブ役を、アニメで同じくモブを演じている伊藤節生が演じ話題となった。モブからはアニメと同じモブの声が聞こえ、まさにモブそのものである。そしてその横に並ぶ師匠もまた、まさに原作から飛び出してきたかのような存在感を放っていた。
とにかく馬場はスタイルがいい。舞台では彼のシルエットの美しさを際立たせるために、スーツはアルマーニのものを衣装さんが用意してくれた、と続編の前に出演した番組で馬場は語っていた。
初舞台にして初座長となった伊藤節生を、役だけでなく稽古中から師匠として導いていた姿も印象的だ。それでいて、彼は全然そんなことをしていないと謙遜してみせる。実際は高い実力を持ちながら、表向きは飄々とした態度をとるようなところもまた、彼が霊幻新隆役にハマった理由のひとつかもしれない。
このシリーズではアクが強すぎるキャラクターたちのアドリブも見どころである。そこに乗っかっていってコミカルなアクセントを即座に加える馬場の手腕は見事。もう1人の主人公という立場を体現している馬場の演技をぜひ楽しんで欲しい作品だ。
西武西武園線 役/ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道 ~すべての路は所沢へ通ず~』
鉄ミュ初のライブ公演 コンサート Rails Live 2019まであと20日!本日のカウントダウン担当は、西武西武園線(馬場良馬)です! pic.twitter.com/MJRSln4Ve3
— ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』 (@aoharu_musical) October 10, 2019
今回のアンケートで“2強”の一角を担ったもうひとつの役が、「鉄ミュ」の西武西武園線役だ。西武鉄道がずらりと登場したミュージカル『青春-AOHARU-鉄道 ~すべての路は所沢へ通ず~』で初めて登場したキャラクターだが、ファンからは熱烈なコメントが寄せられた。
これで落馬した。可愛いし、格好いい。
過去に見た他作品でお兄ちゃん役をやってらして、ずっとお兄さんイメージだったのが、良い意味で覆されました。こういう、騒がしい子供っぽい役もやられるんだなーというのと、それが原作の西武園に抱いていたイメージにぴったりだったのとで、嬉しくなってしまいました。
大きなお子様な役がめちゃめちゃ当てはまってました!!!普段は大人気ないのに、弟分のような西武有楽町線にしっかりお兄ちゃんしているところのギャップすごく良かったです。西武多摩湖線との競輪場での日替わりネタもとても面白かったです。あと西武線のコート、めちゃくちゃ似合ってました。
役の設定として特撮好きという特徴があり、スーパー戦隊として活躍していた経歴を持つ馬場さんならではのポージング・動きなどがかっこよかったから。作中では共演している子役たちとの絡みも多く、同じようなテンションで一緒に盛り上がりつつも面倒みの良さが伺えたのも好感が持てた。
短髪金髪に青く長いプリンセスラインコートが似合い、スタイルの良さが抜群です。激しい動きにひらめくコートが格好良さと優美さ醸し出し、後ろ姿のスタイリッシュさも素晴らしい、かと思えば35歳前とは思えない可愛らしさ!叱られた時のお目々キュルルさせ、大声で主張し「もん」と語尾につけても似合う可愛らしさ。馬場良馬の格好良さ、スタイルの良さに漂う色気、更に可愛らしさも発揮された西武西武園線くんに1票!
子役が演じる西武有楽町線と同じテンションではしゃぐことが出来る。それも心底楽しそうに。馬場自身が子供のようなピュアなテンションを内包しているからこそ、ごく自然に子供っぽさをまとうことができるのではないだろうか。
また、西武有楽町線役を語るうえで欠かせないキーワードが“特撮ヒーロー”である。実際にニチアサで特撮ヒーローを経験している彼にとって、これ以上ないほどぴったりのキャラクターだろう。
実際劇場で観たファンは、ステージから距離が近い劇場だったこともあり、彼の細かな一挙手一投足まで観ることができたはず。近くで観てみると、大胆でコミカルな演技のなかにも、原作愛に溢れた繊細な演技を見て取ることができた。
根っこにある情熱が、まっすぐ芝居に向かっている。その姿勢が、キャラクターを通じてこちら側に伝わってくるからこそ、コメントにもあるように原作ファンに幅広く受け入れられるのだろう。
巻島裕介 役/舞台・ドラマ「弱虫ペダル」
ドラマ
弱虫ペダルSeason2
馬場良馬(巻島)玉城裕規(東堂)
絶賛撮影中。。。#ドラペダ pic.twitter.com/J8KHj1oRN4— 馬場良馬 公式 (@ryoma_baba) June 2, 2017
舞台「弱虫ペダル」1作目、そしてテレビドラマ版で馬場はメインキャラクターのひとり“巻ちゃん”こと巻島裕介を熱演。舞台の初演は2012年、アニメ化は2013年。アニメ化されていまの巻島裕介のイメージが出来上がる前に、漫画から原作ファンも納得する巻島裕介をステージに生み出したのが馬場である。
この巻島裕介役にも2桁を超えるコメントが寄せられた。
まだアニメの無かった頃に原作コミックのイメージそのままの巻島裕介像を作り上げたから。
あの特徴的な緑でロン毛の髪型があんなに似合うのも驚きでしたが、さらに身体的にもすごくハマってました。
舞台はアニメ化より先だったので、後から見た人には分からない魅力かもしれませんが、ドラマ版はアニメっぽさも加わってさらにハマっていたと思います。
巻島というキャラクターが好きだが、体型や内面の男らしさが良く合っていたから
初演の各キャラクターの完成度の高さがあったからこそ、その後「ペダステ」はロングランシリーズの仲間入りを果たしたともいえる。
巻島裕介というビジュアル的にも動き的にも再現が難しいキャラクターを、彼は見事に舞台の上に表現した。
舞台版に限っていえば1作しか出演していないが、ファンからのコメントからもうかがえるように、その1作で大きな衝撃を与えたのだ。
ファンから熱いコメントも! まだまだある馬場良馬の人気キャラクター
11月24日(日)の #タクミくんシリーズ 公開10周年記念イベントまで1ヶ月切りました👏#美貌のディテイル は、三洲と真行寺が初めて登場した記念の作品でもありました😁
馬場さんの髪もこの時は、少し長めでした✨🤩#タクミくんシリーズ10th pic.twitter.com/aBEWF6o1EW— タクミくんシリーズ公開10周年(公式) (@takumikun_10) October 26, 2019
上記3作品に多くのコメントが集まったが、たくさんの役を演じてきた馬場なので、もちろんそれ以外の作品にも熱い声が寄せられている。
複数コメントが寄せられた作品を、コメントともに紹介していこう。
岩崎リュウジ 役/「特命戦隊ゴーバスターズ」
お兄さんな所、保護者な立ち位置、いじられキャラ、優しさ、熱暴走の時の荒々しさ、アクションのかっこよさ、ゴリサキとの掛け合いのかわいさ、キャラソンなどなど…馬場さんの魅力が全て詰まっているから。苦労性のお兄さんという役にぴったりな演技だったため。また、二面性のあるキャラクターを綺麗に演じ分けられていたため。
三洲 新 役/映画「タクミくんシリーズ」
クールさと色気がたまりません。役の色気だだ漏れな感じと、小学生男子のような普段のギャップに落馬しました。
手塚国光 役/ミュージカル「テニスの王子様」
彼を知ったのがテニミュ。本当に漫画からポンと出てきたかのようなスタイル、佇まい、表情。全てが大好き。
真剣に演じ、真剣にはしゃぐ。お茶目な素顔から目が離せない馬場良馬
2019年の誕生日で35歳を迎える馬場良馬だが、格好良さに磨きがかかると同時に、可愛さも年々増している。
彼の少年のようなキラキラとした瞳に、「次はどんな芝居で楽しませてくれるのだろう」と、こちらも思わず子供のようにワクワクしてしまうのだ。
演技の幅の広さもさることながら、役と役の合間にふと顔を出す馬場良馬自身の魅力で、これからもより多くのファンを魅了していくのだろう。
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