コラム

2.5次元ファン歴10年の筆者が常備する「観劇お役立ちアイテム」

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身体とチケットと交通費。それさえあれば観劇は可能だ。

しかし、カバンに余裕があるなら入れておきたい「これはあると便利!」というアイテムもある。

筆者が観劇経験のなかで感じた、観劇お役立ちアイテムを紹介したい。

アイテムその1:チケットケース


観劇をしているとどんどん溜まっていくチケットとその半券。発券時に入れてくれるコンビニの封筒もジャストサイズでいいのだが、複数のチケットが手元にあるならチケットケースでの管理がおすすめ。

チケットケースを物販で出してくれる2.5次元舞台もあるので、お気に入り作品のものを購入するのもいいだろう。文具店などでクリアファイルなどのコーナーに置いていることも多い。

おすすめは素材が硬いもので、いくつかポケットがついているもの。さらに、手紙やブロマイドを一時的に挟んでもOKなように、ある程度幅があるものが筆者のおすすめだ。

発券後にチケットが行方不明になると、筆者も経験があるがかなり焦る。チケットケースを導入することで、チケットの管理が格段にやりやすくなるのでぜひ持っておこう。

アイテムその2:吸音クッション


観劇時、突然やってくる恐ろしいモノ。それは咳やくしゃみだ。生理現象とはいえ、大きな音は舞台にとっては大敵。

そんなときに役立つのが「吸音クッション」や「咳布団」といった名前で販売されている商品だ。

折りたたんだハンカチくらいの大きさのもので、咳やくしゃみの音をボリュームダウンしてくれる。

体調を崩しやすい冬場や花粉症の時期なんかには、とくに役立つアイテムだろう。筆者は元気なときも、お守りがわりにカバンに忍ばせておくことが多い。

アイテムその3:のど飴


上記の吸音クッションにも関係するが、咳に効くのど飴は持っていると安心なアイテムのひとつ。

飲食禁止な劇場がほとんどなので、劇場に向かう道中や休憩時間に口に入れておくのがおすすめ。

咳をかなり抑えてくれる商品も発売されているので、お気に入りの商品を見つけておくといいだろう。

アイテムその4:サプリメント


SNSで話題となっているブルーベリー系のサプリメントは筆者も愛用している。観劇30分前くらいに飲んでおくと、心なしか舞台上が鮮明に観えるので、一度試してみる価値はあると思う。

効き目は人それぞれだが、筆者の場合は照明の色鮮やかさが違って感じられる。役者の表情にも、シャープにピントが合うような感覚があった。

これ以外にも、疲れているときの観劇ではカフェイン系の錠剤を飲んだり、眼精疲労に効く目薬を使ったりしている。

観劇の予定が続くときは、自身の体調と相談しながら、より快適に観劇するための準備をしておくといいだろう。

一度きりのその瞬間を、可能な限り鮮明に記憶しておくために入念に準備をしよう。

アイテムその5:携帯ハサミ


これはブラインド商品のある2.5次元舞台ならではのアイテムだ。ペンタイプになる携帯ハサミや、ソーイングセットの小さいハサミでも十分だろう。

ブラインド商品は、当日劇場に行ってみないとどんな包装がされているのか分からない。

ハサミが必要ないくらいサクサク開封できるグッズの場合もあるが、たまになかなか開かない「ハサミがないと無理そうなグッズ」に出くわすことがある。

中に入っているものがブロマイドのような曲がりやすいものの場合、無理に包装を破ろうとすると危うく中の商品まで傷つけてしまう。それだけは絶対に避けなければならない。

もうひとつ、包装しているOPP袋が異様に脆いパターンというのも遭遇することがある。

接着部分を剥がそうとすると、袋がどんどん裂けていってまともに開かない……という経験はないだろうか?

一刻も早くどのキャラクターを引いたのか確認したいのにうまく開かない、というストレスは地味につらい。

そんな経験を経て、筆者は携帯ハサミを観劇時の荷物に追加するようになった。

2.5次元舞台にとって近頃は避けて通れないブラインド商品。

サクッと中身を確認したい人にはハサミをおすすめするが、うっかり商品を切ってしまわないように注意しつつ活用してほしい。

アイテムその6:双眼鏡


座席によっては必須アイテムとなる双眼鏡。

双眼鏡とひと言で括ってしまったが、かなり奥深い世界である。

2.5次元作品を上演する劇場の規模を考えると5倍から8倍くらいの倍率があれば十分だが、真ん中あたりの席で使うのと最後列で使うのとではまた条件が違ってくる。

商品によって、大きさや重さ、レンズを覗いたときの明るさなど、売りは様々だ。口コミを調べたり、家電量販店で用途を伝えてプロにおすすめしてもらうのもいいだろう。

ちなみに筆者は低めの倍率からスタートするズーム双眼鏡を使っている。

役者の表情をしたたる汗や涙とともにくっきり観たいときはグッとズームをするし、全景よりはもうちょっと寄って気になるキャラクターを観たいときは全身が収まるくらいの倍率に合わせている。

自分がどんなシチュエーションで、どんな推しの姿を観たいか、によって選んでみてほしい。

便利グッズで観劇の時間をより有意義に

筆者のおすすめする観劇アイテムを紹介してきた。

参考になるものがひとつでもあれば嬉しい。観劇を続けるうちに、自分にとってベストな持ち物が決まっていくだろう。

それも観劇の楽しみのひとつとして楽しんでみてはどうだろうか。

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WRITER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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