コラム

深澤大河が演じたベストキャラは? 赤ん坊からアイドルまで七変化、静かに燃えるオンリーワン俳優

12月8日に誕生日を迎える深澤大河。くりっとした大きな瞳からは、太陽のような熱さを感じるとともに、時折とてもクレバーで冷静な視線がのぞく。

そんな瞳と同じように、内になにかを秘めている役どころがひときわ似合う彼の誕生日を記念して、「2.5ジゲン!!」では事前にファンアンケートを実施した。

「深澤大河が演じたなかで1番好きなキャラクター」として、果たしてどんなキャラクターに声が集まっているのか。ファンからの熱心なコメントとともにこれまでの彼の軌跡をたどってみたい。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

深澤大河(ふかさわ たいが)プロフィール
生年月日:1994年12月8日
出身地 :静岡県
血液型 :B型
サイズ :HT/162cm B/78cm W/64cm H/82cm
趣味  :ガンダムグッズ収集、映画鑑賞、ダーツ
特技  :ダンス
引用(トリプルエー公式サイトより)

 

仙石 忍 役/『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』

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2017年上演『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ〜Take your marks!〜』から、2019年上演『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ ~Destruction × Road~』まで3作に出演。

深澤大河の代表作のひとつに数えられる「あんステ」仙石 忍役に、今回のアンケートでは多くの意見が寄せられた。

まずはファンからのコメントを見てみよう。

深澤くんの演じる忍くんが、舞台上でキラキラの笑顔でいっぱい客席に手を振ってくれました。とても元気をもらえて笑顔になったことがきっかけで、そこからすっかり深澤くんが大好きになってしまいました。あの時の笑顔は、目に焼き付いて忘れられません。

優しくて控えめだけれども時には大胆なところが忍くんも大河くんも似てて、元々アイドル時代の大河くんが大好きだったので

元々深澤大河くんがアイドルやってた時も担当カラーが黄色で、仙石忍くんもカラーが黄色なので運命だ!と思ったからです。あとは顔や動きがとにかくかわいい!

背丈や声、歌声や仕草など全部が忍くん!とにかく可愛いです!個人的には歌って踊る深澤大河くんのファンなので、アイドルとして歌って踊ってくれる忍くんがだいすきです。

『あんさんぶるスターズ!』は原作ファンが多い作品だ。それだけに、この「あんステ」で初めて2.5次元作品に触れた人、初めて劇場まで足を運んだ人というのもかなりの数にのぼるだろう。

深澤の仙石 忍役に寄せられた声も、半数はこの作品で彼を知って、彼の演じる仙石 忍に心を撃ち抜かれたというものだった。

たくさんのきらめくキャラクターたちが並び立つこの作品で、彼が演じたからこそ目が離せなくなった。そんなファンの想いが伝わってくるコメントが印象的だ。

深澤は2017年6月までアイドルZEN THE HOLLYWOODのメンバーとしても活動していた。その当時から彼を応援しているファンにとっても、グループと同じ黄色の担当カラーを背負って、大きなステージで俳優としてのキャリアを積み上げていく姿は感慨深いものだっただろう。

忍の身体能力の高さは、彼自身が持つ身体能力の高さと器用さで見事に表現。片目が隠れているビジュアルだが、全身から感情が溢れ出てくる熱演で多くのファンの記憶に焼き付いている。

小湊春市 役/「ダイヤのA」TheLIVE

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「あんステ」仙石 忍役と同数の意見が集まったのが、彼の2.5次元舞台デビュー作となる「ダイヤのA」TheLIVEの小湊春市役だ。

2015年の初演から、主人公・沢村栄純らとともに新入生として青道学園野球部に入部する小湊春市役を演じた。

フレッシュな1年生たちが、どんどん実力をつけてやがて先輩を食うほどの選手に成長していくストーリー。それとシンクロするように、初舞台となった本作で底しれぬ実力を見せた深澤。

この「ダイステ」をきっかけに、もっと彼の芝居を観てみたいと思ったファンが多いことが、寄せられたコメントからもうかがえた。

初舞台で先輩に囲まれながら成長していく姿が姿が新入生の春市くんの境遇ともあっていたし、センスの塊なところもピッタリでした。

元々大好きなキャラクターだったのですが、二次元から飛び出してきたはるっちそのものでした。

初演ではほぼ初舞台で初々しさのあった深澤さんと、新入部員として入ってきたばかりの春市くんが回を重ねるごとに頼もしく成長していく姿がリンクしており、とてもはまり役だったと感じているから。

2.5次元舞台のデビュー作であり、自分自身がその作品を好きになるきっかけにもなった作品だから。目元が見えなくても伝わる表情の変化や、野球未経験なのにそれを感じさせない動き、シリーズを通しての成長を感じられる特別なキャラクターです。

小湊春市は一見控え目でニコニコしている聖人君子のようにみえて、意外と頑固で虎視眈々と先を見据えているようなところがある。それは野球のプレーによく表れているが、それ以外の部分でも、ときどきクールな一面が顔を出すことも。

そういったキャラクターの細やかな機微を、前髪で目が見えない状態で繊細に表現していた。初めて挑む2.5次元キャラクターとしては、性格的にも視界が悪いという物理的な意味でもかなり難易度が高いキャラクターといえる。

彼は公演・タイトルを重ねるごとにしっかりと役を自分のなかに落とし込み、めきめきと「ダイステ」の小湊春市像を作り出していった。そんな深澤の演技を観て、これから先の活躍が楽しみになった観客も多いのではないだろうか。

才賀 勝 役/舞台劇「からくりサーカス」

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「からくりサーカス」が舞台になると聞いて、主人公の小学生・才賀 勝はどうするのか? そんな疑問があったのだが、キャスティングが解禁されて「なるほど」と妙に納得したのを覚えている。

200年に渡る壮大なストーリーを紡ぐ舞台劇「からくりサーカス」で、深澤は主人公を演じている。気弱などこにでもいそうな小学生が、次第に壮絶な運命に巻き込まれていく本作では、彼の深みのある演技力と小柄な体格が大きな武器となった。

2.5次元作品で活躍する俳優で小学生役が似合う成人男性はそう多くない。彼にとってこれは大きな武器のひとつといえるだろう。その強みをいかんなく発揮したのがこの作品だ。

深澤はほかにも、『家庭教師ヒットマンREBORN! the STAGE』シリーズではアルコバレーノの赤ん坊のひとり・コロネロ役や、さらに『さらざんまい』~愛と欲望のステージ~の矢逆春河役なども演じている。

見た目の若さだけではなく、高い演技力があるから違和感なく実年齢と離れた役柄もこなせるのだろう。今後も、彼は様々な年齢層のキャラクターを演じてくれるのではないだろうか。

※数百年に及ぶ、壮大なからくりの物語のはじまり。舞台劇「からくりサーカス」ゲネプロレポート(写真全20枚)
https://25jigen.jp/report/2378

芯ある演技で七変化、年齢も自在に操る深澤大河

「ダイステ」や「あんステ」といった大ヒット2.5次元作品に名を連ね、2019年にはついに舞台劇「からくりサーカス」で主演を務めた深澤大河。誕生日を迎えてすぐに2020年がやってくるが、2020年にはどんな活躍が待っているのだろうか。

他の俳優には演じられない、彼だからこそ演じられる役は、まだまだたくさんあるのだろう。新しい年齢を迎えたこの1年も、また違った演技の引き出しをみせてくれるのではないだろうか。次にどんな深澤大河に出会えるのか。今後の活躍にもぜひ注目していきたい。

WRITER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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