美しい顔立ちをいかしたキャラクターから、自身のお茶目な部分を出したキャラクターまで。「かわいい」と「美しい」が共存する俳優のひとりである、仲田博喜を今回は紹介したい。
仲田は2019年10月17日に32歳の誕生日を迎える。
「2.5ジゲン!!」が事前に実施したファンアンケートの結果を紹介しながら、彼の魅力に迫っていきたいと思う。
※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。
もくじ
色気あふれる役からコミカルな役まで。コメント多数の3キャラクター
まずはコメントが複数寄せられたキャラクターを紹介していこう。
この3キャラクターを比べてみるだけで、彼の演じる役どころの幅広さがうかがえるだろう。
明石国行 役/ミュージカル『刀剣乱舞』
ミュージカル『刀剣乱舞』~葵咲本紀~
福岡公演二日目にご来場いただき、誠にありがとうございました。審神者の皆さん、
いつも沢山のペンライト振ってくれて、団扇も一生懸命作ってくれてホンマおおきに。元気もろうてます。
ほな、明日もよろしゅう。#刀ミュ#葵咲本紀 #明石国行 pic.twitter.com/FsSDujkuWc
— 仲田博喜 (@nakadahiroki) October 5, 2019
仲田は2019年上演のミュージカル『刀剣乱舞』~葵咲本紀~から、明石国行役で出演している。
色気がすごい、ビジュアルがキャラクターそのまま。
色っぽい明石国行が素敵すぎるから!
刀ミュの客席降りの時、とても美しかった
実際は岡山生まれとのことだが、公式プロフィール等では大阪府出身となっている仲田。
京言葉のような方言を口にする明石国行役がハマるのも納得である。しかもメガネキャラ。
刀ミュのライブパートでのダンスや歌、早着替えといった要素も加わって、この役をきっかけに彼の魅力に落ちた人も多いのかもしれない。
寄せられたコメントも「美」という言葉が並んでおり、彼の整った顔立ちが大きな武器であることを感じさせてくれる。
妹尾 匡 役 /『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』
妹尾匡です。
大阪で待ってはるアンドロメダの皆さん。
もうすぐそっちに行きますんで、よろしゅう。西星の圧倒的な力の差を見せたります。 pic.twitter.com/Bpxh3w2GrJ
— 仲田博喜 (@nakadahiroki) December 18, 2016
2016年から2017年にかけて上演されたプリステこと『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』シリーズ。仲田は妹尾 匡役で4作に出演した。
仲田さんを初めて知り、応援するきっかけとなった作品のため。クールだけど熱くてカッコいい匡がピッタリでした……また見たい……
特にep4、ひたすら怜治さんを勝たせると必死に走る姿と、アイドルとして歌を披露する合間の今までの想いを溢れさせる瞬間が本当に熱くて大好きです。
台詞は少ないんだけど、熱い思いを持っていることが少ない台詞から垣間見えるから
プリステほど怪我と隣り合わせな作品もないのではないだろうか。
ステージ上に現われるセットを兼ねた障害物だけでなく、客席通路もコースに見立てた演出。
キャストは長い期間をかけてパルクールの指導を受けてはいるが、舞台は生もの。いつどこでどんな怪我や事故が起きてしまうかも分からない。
しかし、それがあったからこそプリステ独特のあの熱狂的な空間が生まれたのだろう。
運動量という意味では、数多くある2.5次元作品のなかでも上位の過酷さを誇るであろうプリステを、妹尾 匡役としてやりきったことは彼にとっても大きな財産となっているのではないだろうか。
少なくとも、ファンには大きな感動を与えていることがコメントからうかがえた。
黄月明紀 役/舞台「バグバスターズ」
「バグバスターズ」の稽古も始まりました。
ダンス稽古が終わって、帰って爆睡してたよ(°_°)黄月明紀を演じる仲田もよろしくお願いします。
さて、どうして僕はチュッパチャップスをなめてるでしょうか?(笑)
皆、バグバスターズも楽しみにしていてね♪ pic.twitter.com/kk97Qkoi8h— 仲田博喜 (@nakadahiroki) May 1, 2017
2017年から上演されているオリジナル舞台「バグバスターズ」シリーズ。仲田はこれまで3作に出演しており、2019年上演の「バグバスターズ-Stage Yellow-」では彼が演じる黄月が主人公を務めた。
博喜さんに落ちた作品なので!
オリジナルかつ強烈なメンバーで、アドリブ満載の何度見ても笑える素敵な舞台です!
博喜さん演じる黄月くんは、大型犬のような可愛さと実はアクションシーンで強いギャップが最高です!!
ツナギ姿も可愛いし、黄月くんのイケメンなのに可愛い!という設定がすごくお似合いでした!
飴を手放せないキャラなので、めちゃくちゃ可愛いです…
ネタ要素やアクションが満載の舞台なので、カッコいい真剣な博喜さんも、面白くて可愛い博喜さんもどちらも観ることができて、一石二鳥な舞台でした!
また観ることができるなら1番観たい役柄です!
初めて生で観た舞台で、とてもかわいいキャラクターで好きだったため。
2.5次元のアニメや漫画の舞台化が苦手でストレートは普通に見ることが出来、とても楽しかった思い出のあるキャラクターです。
オリジナル作品ながら多数のコメントが寄せられためずらしい作品である。
このバグバスシリーズは、ゲームの中に入ってバグを殴って除去するバグ除去チームの活躍を描く痛快コメディ作品。
黄月もそんなバグ除去チームの一員だが、熱血気味のリーダーに比べて、飴が大好きなぽわんっとした柔らかい雰囲気のキャラクターである。
一方で、コメントにもあるように意外と強いというギャップのあるキャラクター。
美形キャラクターという設定でもなく、2.5次元作品ではなかなか観られない彼自身のオリジナリティあふれる演技が楽しめる役どころといえるだろう。
ちなみに、2018年上演の「バグバスターズ-Stage BLUE-」では、黄月になんだかそっくりな高校教師・木崎裕也役として出演している。
アドリブあり、DVDに収録できないようなネタあり……の作風のなか、生き生きとふざけているお茶目な姿も観られる作品なので、ちょっと肩の力を抜きたいときにおすすめの作品だ。
圧倒的な支持率! もっともコメントが寄せられたのはあの役
次に紹介するのは、今回のアンケートで半数以上を占めたキャラクター。それだけ、このキャラクターで彼を知ったというファンが多いのだろう。
早速、そのキャラクターをみてみよう。
弥生 春 役/2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ
弥生春として生きられた事を本当に幸せに思います!
ウグイスコードは鳴りやまない…
ツキステ。は終わってしまうけど
皆が求め続けてくれる限り俺は皆の春さんだよ(^_^)
by弥生春#ツキステ。 pic.twitter.com/o6yvpEHHPc
— 仲田博喜 (@nakadahiroki) May 5, 2016
みなさんの予想は当たっただろうか?
2016年の初演から2018年の「TSUKISTA. Memorial Tour 2018」まで。本公演では第5幕まで弥生 春役を演じてきた。
人生初ライブがツキステのメモリアルツアー。一曲目で出てきた瞬間に2次元からそのままやってきたみたいで、泣いてしまったから。
2.5次元舞台にハマるきっかけになったから。初めて観た時3次元キャラが実在したのかと思いました。
物腰の柔らかさ、微笑み、おちゃめなお兄さん、そのまんま春さんでした!
元々ツキウタ。で春さんが好きで、初めて2.5次元作品でツキステ。を見た時に、キャラクターを忠実に再現してくれていたことに感動したから。
仲田さんを知ったきっかけでもある作品なので、思い入れがあるため。
流し目とふと感じさせる儚い表現が本当に素敵でした
ツキステ。シリーズが大人気シリーズへ成長したこともあり、この作品をきっかけに彼を知ったという人がとても多いということがうかがえるアンケート結果となった。
もともと原作ファンだったという方からのコメントも多く、原作ファンも納得の役作りを丁寧にしてきたことが、この結果になったのかもしれない。
すでに仲田は弥生 春役を卒業しているが、これからも多くのファンの記憶のなかで鮮明にウグイス・コードを奏で続けていくのだろう。
2.5次元デビュー作のあの作品にも! 熱いコメントを紹介
高杉晋作より神子達に捧ぐ。
一日とて考えない日はない。花のように笑い蝶のごとく舞い鳥よりも自由であるはずの娘をこの手で捕らえた業の深さを…。
終わりなき道中、いつでも何度でもお前にささやきかけよう。
死して不朽…偽りなき愛を。 pic.twitter.com/bf6qLXn6n4
— 仲田博喜 (@nakadahiroki) August 26, 2016
最後にファンの思い入れが強く感じられたコメントを2つ紹介しよう。
宗方京助 役/ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018〜The End of 希望ヶ峰学園〜仲田博喜さんを知り、応援しようと思うようになったきっかけの作品、キャラクターです。
キャラクター達の想いを背負って、舞台上で生きてくれたことに大変感銘を受けました。
高杉晋作 役/舞台「遙かなる時空の中で5」仲田さんの2.5デビュー作品。
(最近は高めの役が多いですが)低音ボイスを活かし、信念が強く、けれども優しい一面をもつ長州男児を好演されたからです。
口数が少ないキャラクターですが、佇まい(存在感)はまさに魔王でした。今でも一番大好きです。
これ以外にも、舞台『かくりよの宿飯』の大旦那役や舞台『桃源郷ラビリンス』のマーティン・ベアード役、舞台「ニル・アドミラリの天秤」の鴻上 滉役へのコメントも寄せられていた。
美しくも人間味のある演技で我が道を切り拓く仲田博喜
『flying Birthday event』〜誕生日はやっぱり皆と過ごしたい〜
にご来場いただき、誠にありがとうございました。
皆にお祝いしてもらえて、僕は本当に幸せものです(๑˃̵ᴗ˂̵)
伝えたいことは沢山ですが
僕はこれまでも、これからも皆の事が大好きです!!本日は本当にありがとうございました! pic.twitter.com/RLxh40V70e
— 仲田博喜 (@nakadahiroki) September 29, 2019
今回は仲田博喜の誕生日を記念して、ファンアンケートの結果を紹介してきた。
2.5次元作品では、原作というビジュアルがすでに存在しているため、やはりそこに寄せやすい整った顔立ちの俳優は重宝されやすい。
しかし仲田の魅力は、そこでとどまらないところだ。
丁寧にキャラクターや原作に向き合い、繊細に自身が演じる役をつくりあげていることが感じられるたしかな演技。そして、その苦労した時間を思わせない軽やかさ。
これからも観ていて気持ちのいい演技で、ファンに新たな世界をみせてくれるのではないだろうか。
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