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加藤和樹が演じたベストキャラは? あふれる愛とカリスマ性で観客を魅了してやまない俳優【誕生日アンケート】

2.5次元作品だけでなく、東宝製作のミュージカル作品や帝国劇場で上演される作品群にも主役級キャストとして名を連ねる俳優のひとり加藤和樹。

いまやミュージシャン兼ミュージカル俳優として彼を認識している人がほとんどではないだろうか。

「2.5ジゲン!!」では、2019年10月7日に35歳の誕生日を迎える彼へのお祝いの言葉にかえて、「加藤和樹が演じたキャラクターで1番好きなキャラクターは?」というファンアンケートを実施した。

2.5次元作品をきっかけに彼を知ったファンから、その後別のミュージカル作品で彼の芝居に心を撃ち抜かれたファンまで、多数の声が寄せられる結果となった。

ミュージカル界の第一線で活躍する彼に寄せられた熱いアンケート結果を、ぜひ結果を予想しながら楽しんでほしい。

※いただいたコメントについては文意を損なわない範囲で一部省略、誤字等の編集をしております。

ロナン・マズリエ 役/『1789 -バスティーユの恋人たち-』

パリやフランスを中心に上演されてきたフレンチ・ロック・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』。

加藤和樹は、東宝製作の主人公ロナン・マズリエ役を小池徹平とのWキャストで演じた。

和樹君にぴったりの役だと思った。こんなにロスったミュージカルはない

加藤和樹さんに出会えたから

かっこよくて、曲も内容もよく、和樹さんらしさが出てたミュージカルだから

帝劇初主演作品。作品もよく、和樹さんの強みである「人を想う熱い気持ちの表現力」が遺憾なく発揮されており素晴らしかった。

生き生きしてキラキラしていて、色んな魅力にあふれるキャラクターで、和樹さんにピッタリだったから

加藤は2016年の東宝版初演、そして2018年の再演でも同役を演じている。

彼にとって帝国劇場初主演作となった作品である。それだけでもファンにとっては十分に感慨深い作品といえるだろう。

今回のアンケートでコメントが集中した2つの作品のうちのひとつがこの作品であった。

ここにすべてを掲載しきれていないのだが、彼自身にとても合っている役だったという内容のコメントがとても多く寄せられていたのが印象的である。

仕事や自身に対してストイックなことが、彼のインタビューなどでの発言からうかがい知ることができる。

その根底にあるのは歌うことや演じること、表現することへの愛なのではないかと筆者は感じている。

彼の内に渦巻く愛情が静かに、そしてときに激しく情熱となって燃え盛り、芝居として表れていたのがロナン役ではないだろうか。

この作品をきっかけに、彼の演技に魅了されたというコメントも複数みられた。

帝国劇場のセンターに立ち、以前からのファンを骨抜きにするのはもちろん、その芝居と歌声で新たなファンまでも獲得してしまう加藤和樹には、底なしの魅力と実力を感じざるを得ない。

跡部景吾 役/ミュージカル『テニスの王子様』

2005年から2008年にかけて出演したテニミュ1stシーズン、氷帝学園部長の跡部景吾役。

今回、多数コメントが寄せられたもうひとつの役が、このキャラクターである。

私の中の原点だから。

ビジュアルはもちろん「俺が!俺こそが跡部を演じられる!」という自信と気迫に満ちていて、それこそが跡部役に求められる最たるものであったから

彼のスタートかな、と思った。初の跡部景吾を背負い切るだけのスペックがあったと思ったから

歌・ダンス・演技すべてに引き込まれました。初めて見たときに想像以上の跡部でびっくりしました。
人を惹きつけるカリスマ性も跡部そのもの。10年以上たった今ですが、あのときの衝撃は忘れられません…。

外見、立ち振舞い、桁違いの歌唱力どれを取っても極上の跡部景吾を演じて下さった和樹さんには感謝しかありません。
原作を隅々まで読んで跡部をじっくり研究し、ハーフパンツにセンター分けかつ外ハネで「1番 跡部景吾です」と自己紹介して挑んだオーディション話は令和でも語り継いで行きたいです。

知ったきっかけでもありますし、また、ご本人のオーディションのエピソードやキャラクターへの思い入れもさることながら、舞台上でのアクシデントへの対処がまさに「跡部様」でした。
その3年後、全国大会の公演で戻ってきた時には、誰よりも「キャラクター本人」として舞台上に君臨していて、「跡部様本人がいる」と思わされました。
オーラが桁違いで「台本を無視して跡部様が勝つのではないか」とさえ思いました。
この人は本当にとんでもない人だ…と圧倒されたのを覚えています。

関東氷帝戦から数えれば、もうすぐ15年が経とうとしている。

あれからテニミュは2ndシーズンを経て、3rdシーズンも間もなくフィナーレを迎える。

テニミュ以降、加藤が多数の映像作品やミュージカル作品に出演してきたことを考えれば、舞台デビュー作であるこの作品がファンの記憶の中で次第に廃れてしまってもおかしくはない。

しかし、寄せられたファンのメッセージからは、いまだファンのなかで色鮮やかに加藤和樹の演じた跡部景吾が息づいていることが伝わってくる。

演じた期間が長いことももちろんあるだろうが、それを差し引いて考えても、ひとつの役だけでこれだけのインパクトを残せるというのはすごいことだ。

彼自身が原作『テニスの王子様』のファンであり、跡部景吾のファンだというのは有名な話である。

この作品においてもやはり、原作やキャラクターへの愛の深さがキャラクターの再現度へとつながり、多くのファンに愛されることとなったのだろう。

ラドゥ大佐 役/ミュージカル『マタ・ハリ』

ミュージカル『マタ・ハリ』では、正反対ともいえる立ち位置の役ラドゥとアルマンを日替わりで演じた。

加藤和樹さんを好きになり始めの時に観劇したのですが、そのビジュアルの良さと細かな表情の演技に感動し、この俳優さんが好きだと強く認識した役だからです。
作品自体も大好きなので、1年半ほどたった今でもずっと再演を待ちわびている作品です。また加藤和樹さんのラドゥー大佐に会いたいです。

2幕冒頭のお部屋ラドゥーに惚れたのと、和樹さんにしか出来ない悪の美がこの役で実現されていたから。
和樹さんが過去に演じた役の中で一番好きなキャラクターです。

アルマンとの対比が素晴らしい

今回のアンケートでは、ヒロインのマタ・ハリを利用する立場でありながら彼女に心奪われていくというラドゥ大佐へのコメントが複数寄せられていた。

ジョン・レノン 役/舞台『BACKBEAT』

結成当時のビートルズを描く舞台『BACKBEAT』。加藤はジョン・レノン役を演じた。

本物のジョンに会えた気がしたから

ジョンそのものだったから

長年ファンをやっていますが初めて聞く歌声でビートルズの曲を歌ってらっしゃったので思わず「ジョンがいる!」と唸ってしまいました。
役によって歌声までも変えてしまう加藤和樹すごい。

20曲近い楽曲が劇中に生演奏され、バンドの音色と芝居が絡み合っていく心地よさを感じられる作品だ。

ロックなビートを奏でる姿はアーティスト・加藤和樹としても目にすることができる姿ではあるが、ジョン・レノン役としてステージに立ちアーティストを演じる姿はまた別の存在感があった。

コメントからも、加藤の芝居を通じて「ジョン・レノンに会えた」というファンの感覚が伝わってくる。

アンリ・デュプレ/怪物 役/ミュージカル『フランケンシュタイン』

全キャストが1人2役を演じることで話題となったミュージカル『フランケンシュタイン』。

加藤は、科学者フランケンシュタインによって命を救われるアンリ・デュプレと、その後アンリの記憶が失われてしまった怪物役を演じた。

1人2役という難しい作品でとても輝いていらっしゃったのと楽曲が素晴らしかったです。

アンリの儚い雰囲気の青年がとてもかっこよかったのと、怪物の狂気的な感じと子供っぽいところとか最高によかったからです。
アンリが処刑されるシーンに歌があるんですけどそこがとにかく良くて、音楽がやんで加藤和樹の歌だけが劇場に響いた時に涙が止まらなかった記憶があります。

数時間の上演時間のなかで、違った役を演じている姿を観られる機会はそう多くない。

彼の紡ぎ出す愛と復讐の演技に心奪われたことが伝わってくるコメントが印象的だ。

ミュージカル界にその名を刻む加藤和樹、あふれる“愛”が観客を魅了する

ミュージシャン、俳優さらには声優としても活躍中の加藤和樹。

ここまでファンの熱い思いのこもったアンケート結果を紹介してきたが、お気に入りの役は入っていただろうか?

どの仕事、作品に対しても愛情深く掘り下げていく姿が印象的な加藤は、今後ますます幅広いフィールドで活躍していくのだろう。

35歳を迎えた加藤和樹のより一層の活躍に期待をしたい。

WRITTER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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