コラム

鈴木拡樹、鈴木勝吾…特撮にも出演した2.5次元俳優 おすすめ作品も一挙紹介

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「2.5ジゲン!!」読者のみなさんは特撮ものは好きだろうか?

筆者が思うに、2.5次元作品と特撮作品は親和性が高い。とくに、舞台で観るアクションや男同士の絆に弱い、という人にはおすすめだ。

そこで今回は、「興味はあるがきっかけがない」「どの作品を観たらいいか分からない」という人向けに、2.5次元作品をキーワードに特撮作品を紹介していきたい。

今回紹介する特撮作品だが、特撮といっても幅広い作品がある。この記事ではいわゆる“ニチアサ”と呼ばれる仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズに絞って紹介したいと思う。

あの鈴木拡樹も登場! 『仮面ライダーディケイド』

最初に紹介する作品は、『仮面ライダーディケイド』。平成仮面ライダー10周年を記念して制作された、お祭り騒ぎのような作品である。

過去のシリーズ作品を知っているとより楽しめるのだが、よく分からなくても「いろんな時代の仮面ライダーがたくさん出てきてすごい!」とワクワクできるだろう。

この作品の主演は、テニミュ1stシーズンで3代目の跡部景吾役を演じた井上正大。

さらに、その相棒となる小野寺ユウスケ役を同じくテニミュ氷帝キャストの村井良大が演じた。

ライバルとなる役どころで戸谷公人、キーパーソンとしてかつて『仮面ライダーキバ』で主演を務めた瀬戸康史が登場する。

レギュラーキャスト陣だけでも、なかなか刺さる布陣ではないだろうか。

さらにこの作品は、主人公が各仮面ライダーの世界を旅するというストーリーで、旅先の世界で多数のゲストキャストが登場したのだ。

例えば、8話・9話・30話には鈴木拡樹がメインゲストキャストとして出演。仮面ライダーブレイドに変身した。

このブレイドの世界では、ほかにも刀ステで日本号を演じた成松慶彦、テニミュ1stの葵健太郎役やハイステの縁下力役で知られる川原一馬も出演している。

10話・11話の仮面ライダー555の世界では、その後『仮面ライダーオーズ』にも出演することになる三浦涼介が登場。

しかも主人公の門矢士がテニス勝負をするという展開まであり、特撮はわからなくてもテニミュが好きという人はなぜか楽しくなってしまうこと間違いなし! な内容となっている。

ディケイドは仮面ライダーの枠を飛び越え、スーパー戦隊シリーズの『侍戦隊シンケンジャー』の世界ともクロスオーバーした。

その関係で、シンケンジャーメインキャストの相葉裕樹や鈴木勝吾、相馬圭祐らもディケイドに登場する。

もし彼らの姿にぐっときたら、本編の『侍戦隊シンケンジャー』もぜひ観てほしい。

いまもそれぞれの形で舞台と関わり続ける彼らの、どこか若々しい姿が楽しめるだろう。

いろいろとキャストの名前を出したが、とにかくどこかで見聞きしたことのある俳優を多数発見できるのがこの『仮面ライダーディケイド』。

平成仮面ライダーにはこんな仮面ライダーがいるんだ、と予備知識を増やすうえでも役立ってくれる作品だろう。

スーパー戦隊シリーズも熱い! こんな俳優が出演していた!

仮面ライダーシリーズから1作品紹介したので、続いてスーパー戦隊シリーズからおすすめを紹介したい。

上記の『侍戦隊シンケンジャー』以外にも、2.5次元作品を知っているとニヤニヤと楽しめる作品として『海賊戦隊ゴーカイジャー』と『烈車戦隊トッキュウジャー』を紹介しよう。

『海賊戦隊ゴーカイジャー』には、メインキャストとして池田純矢や細貝圭、進藤学らが出演していた。

ゴーカイジャーはスーパー戦隊シリーズ35作目の記念作品として、ディケイド同様、過去作品とのクロスオーバーが盛んにおこなわれた。

その結果、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の鈴木裕樹や『爆竜戦隊アバレンジャー』の富田翔らも出演。

また、34話には君沢ユウキ、39話には男子生徒役として太田基裕も登場している。

タイトルにもあるとおり豪快に、そして軽やかに海賊として戦うゴーカイジャー。

正義の味方と聞いて思い浮かべる姿とは一味違う彼らの信念は、大人だからこそより深く楽しめるのではないかと思う。

続いて『烈車戦隊トッキュウジャー』を紹介しよう。

メインキャストには、いまや各メディアで引っ張りだこの横浜流星や志尊淳が名を連ねている。

さらに、平牧仁や大口兼悟もメインキャストとして出演しており、志尊淳とともにテニミュ度が高い作品なのだ。

しかもトッキュウジャーの主題歌を歌っているのが、これまたテニミュ経験者の伊勢大貴。

ちなみに伊勢大貴は、中村嘉惟人や多和田任益が出演した『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のエンディングテーマ曲も担当している。

こちらもぜひチェックをしてみてほしい。

2.5次元作品と親和性が高い特撮作品も観てみよう

こうしてみていくと、意外と2.5次元作品と縁がある名前はあちこちで見かけることができる。

最近だと、山崎大輝や元木聖也などもそうだ。

さらに、『仮面ライダーゴースト』でデビューした西銘駿が、舞台『おおきく振りかぶって』 に出演するなど、特撮を経験してから2.5次元作品に出演するようになる俳優も多い。

どちらも「フレッシュでアクションスキルがあって、顔が整っている」キャストが多く、意外と共通項があるのだ。

今回の記事で気になった作品はあっただろうか?

これをきっかけにひとつでも特撮作品に触れてもらえたら、いち特撮ファンとしてとても嬉しく思う。

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WRITER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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