コラム

テニミュ歴代キャスト300人超!瀬戸康史・志尊淳…ドラマや映画で飛躍する俳優まとめ

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2003年以降、脈々と続いているミュージカル「テニスの王子様」。

2019年現在、ストーリーは3周目に入り、歴代キャストの総数は300人を超えている。

今回は歴代キャストのうち、現在はテレビやアニメで活躍しているテニミュ経験キャストを紹介したい。

城田優

ドラマやバラエティ、ミュージカルなどで活躍する城田優。

彼はテニミュ1stシーズンの青学2代目キャストとして、部長の手塚国光役を演じた。

トーク番組などでみる彼は、陽気でおしゃべりな人物だが、手塚は滅多に笑わないクールなキャラクターだ。

メガネをクイッと上げて、ボールを打ち込むストイックな姿を舞台上では楽しめる。

一方で、陽気な性格はDVDのバックステージ映像で観ることができる。

自作の即興ソングを披露したり、交通事故の後遺症で苦労していた当時の越前リョーマ役の柳浩太郎を可愛がったりしている姿が印象的だ。

もしこれからDVDを観るなら、筆者のおすすめは「The Imperial Match 氷帝学園」公演である。(もしくは「The Imperial Match 氷帝学園 in winter 2005-2006」公演)

城田優演じる手塚国光と、加藤和樹演じる跡部景吾の圧巻の重唱ナンバー「一騎打ち」は、2人の高い歌唱力と鬼気迫る演技によって生まれたテニミュ屈指の名シーンの1つ。

まだ観たことがないとう人には、一度は観てもらいたいシーンだ。

城田は、テニミュに出演したことをとても大切に思っているというのも、作品ファンにとっては嬉しい点である。

テニミュの節目の折には、コメントを寄せたり、自身のSNSでテニミュについて触れたりしている。

2.5次元作品ではないが、ミュージカルなどに定期的に出演しているので、彼の生の歌声を浴びたい人はぜひ劇場に足を運んでみよう。

瀬戸康史

ドラマを中心に活躍している瀬戸康史も、テニミュ1stシーズンに出演していた。

演じていたのは、青学3代目の菊丸英二役。

菊丸は、アクロバティックプレーを得意とする、身軽で元気いっぱいなキャラクターである。

瀬戸自身は割と男らしい低めの声をしているが、菊丸を演じてるときは他の役では観られないような高めの声を聴くことができる。

クリっとした瞳と笑顔が印象的で、歴代菊丸のなかでもキュート寄りの菊丸といえるだろう。

テニミュでは、彼のアヒル口の笑顔と、ジャージの先からちょこんと指がのぞく萌え袖が堪能できる。

テニミュ出演以降は、「仮面ライダーキバ」やドラマ「恋空」の主演を務め、順調に人気俳優としての道を進んでいる。

NHKの大河ドラマや連続テレビ小説にも多数出演しているので、テニミュに疎い人でも瀬戸のことは知っているだろう。

彼がぴょんぴょん元気に跳ね回って、歌って踊ってテニスをしている作品がある、とプレゼンしたら興味を持ってくれるのではないだろうか。

ちなみに上記のTwitterは、テニミュ同窓会が開催された際、城田優が撮影した瀬戸や歴代キャスト陣の姿。

斎藤工

ドラマや映画で活躍中の斎藤工。

彼の本格的な舞台デビュー作となったのがテニミュである。

テニミュ1stシーズン氷帝学園の忍足侑士役を演じている。

青学2代目や3代目とも共演しており、先に紹介した城田優や瀬戸康史ともテニミュで同じステージに立っていた。

もともと映像作品に強いこだわりがある人物なので、2014年以降舞台には出演していない。

2.5次元舞台への出演もこのテニミュのみである。

そういう意味でも、テニミュのDVDではレアな姿が観られるだろう。

斎藤が演じた忍足は関西弁を話す丸メガネのキャラクター。

関西弁で対戦相手を煽るシーンは必見である。

また、本人が苦手と認めるダンスもテニミュでは披露している。

バックステージ映像では、わずかにテンポが遅れる斎藤のダンスがネタになっていたり、遠征先のホテルではしゃいでいる姿を観ることができる。

筆者のおすすめは、初代氷帝キャストが多数カムバックを果たした2008年の「The Imperial Presence 氷帝 feat. 比嘉 Ver. 東京凱旋公演」なのだが、残念ながらこのDVDは廃盤となっている。

周りの2.5次元作品ファンに持っている人がいたら、ぜひ借りて観てほしい作品である。

写真はおなじく初代氷帝キャストとして共演していた鎌苅健太の披露宴の際の写真。

テニミュキャストたちが集合した写真で、大きなハットを被っているのが斎藤である。

志尊淳

最後に紹介するのは、トランスジェンダーとしての役作りで高い評価を得て、ますます活躍が期待されている志尊淳だ。

志尊は、テニミュ2ndシーズンの氷帝学園向日岳人役で俳優デビューをしている。

「烈車戦隊トッキュウジャー」の主演以降、おもに映像を中心に活動しているため、2014年に開催されたテニミュのライブ公演「Dream Live 2014」以降、2.5次元作品には出演していない。

テニミュはデビュー作とあって、とにかく志尊の初々しい姿が観られる。

彼が演じた向日は、菊丸と同じくアクロバティックプレーを得意とする選手で、相手を挑発する小生意気なキャラクター。

赤髪におかっぱという、普通の人にはなかなか難易度が高い髪型をしているが、見事に着こなしている姿を楽しんで欲しい。

テニミュ沼の住人を増やすきっかけに……

今回は映像で活躍している俳優を中心に紹介したが、声優として活躍するテニミュ経験者も実は多い。

豊永利行や宮野真守、KENN、増田俊樹は1stシーズン、小野賢章は2ndシーズンに出演しているので、ぜひこちらもチェックしてみてほしい。

周りに「テニミュって名前は知ってるけどよく分からなくって……」とテニミュの世界へ入るのをためらっている友人はいないだろうか?

もしその友人がドラマやアニメが好きなら、今回紹介したキャストの名前を出してみるといいかもしれない。

「その人が出ているなら観てみたいかも」と、沼への第一歩を踏み出してくれる可能性が少しだけ上がるだろう。

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WRITER

双海 しお
 
								双海 しお
							

アイスと舞台とアニメが好きなライター。2.5次元はいいぞ!ミュージカルはいいぞ!舞台はいいぞ!若手俳優はいいぞ!を届けていきたいと思っています。役者や作品が表現した世界を、文字で伝えていきたいと試行錯誤の日々。

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